や行
銀の枝と蝸牛
移動壇
室内移動用の機械。機械の運搬などにも用いられる。人間用のものは、利用者が目的地を入力するだけで使用でき、速度も調節できる。屋外用のものでも平坦な通路を動くことを前提に設計されており、不整地を走破する能力は無い。
ヤクティア戦役
645年頃に帝国が関与した戦役。
偵察分艦隊
敵意に満ちた領域を力任せにのぞきこむのを使命とする分艦隊。鈍重な戦列艦や非力な突撃艦は伴わず、巡察艦と小型補給艦のみで構成される。機動性、破壊力ともに優れ、その戦力は一般的な突撃分艦隊の5倍に当たるとされる。天空を疾駆する重装騎兵部隊。
補給分艦隊
補給部隊を中心とする分艦隊。
空挺分艦隊
おそらくを空挺部隊を中心とする分艦隊。
気閘室
気圧を変化させることが出来る部屋。
遺伝子検査
- アーヴが受精卵に対して、医療施設で行う検査。遺伝子の塩基配列を検査、修正、調節する。
- 髪の毛等から種族などを判別するための検査。警察の捜査等に用いられる。
平面宇宙図
平面宇宙を模式的に表した地図。時空泡、門などの配置を示す。
時空泡は輝点で表され、友軍は青、民間機は緑、正体不明は黄、敵軍は赤、交戦中は紫になる。
時空粒子の濃度が高いほど位置的に高く表示される。
艦橋の床面や戦闘指揮卓に映し出されることが多い。
光源弾倉
凝集光銃の弾倉。爆発待機状態に合わせて投擲することで、威力は低いが手榴弾としても使える。
公女
→公子
ユアノン
オールト雲調査船が太陽から0.3光年の空域で発見した素粒子。質量は陽子の1000倍ほどで、500メガワットのエネルギーを放射する。源泉粒子とも。
ホワイトホールや異次元とをつなぐ穴という説が提唱されたが、現在では平面宇宙と通常宇宙をつなぐ穴で、火山から流れ込んだエネルギーが平面宇宙を通って他のユアノンから放射されていることが解明されている。通常は全方向へ安定したエネルギーを放出しているが時として異常な偏りを見せることもある。
そのエネルギーを放射する性質を使い、かつては宇宙船のエネルギー源として広く利用されていたが、現在では門として利用されるのがほとんどである。
粒子状のものを第一形態ユアノン、別名「閉じた門」と呼び、門になった第二形態ユアノンを「開いた門」と呼ぶこともある。
ユアノン推進
ユアノンを利用したエンジン。高温超伝導素材で裏張りされた筒の中心部に磁気トラップでユアノンを保持、ユアノンの放射する荷電粒子を反射し、そのエネルギーを放熱板で真空に輻射することで推進力を得る。筒の両端の開口具合を調節することで加速を加減する。
現在ではほとんど使われていない。
ユーナ・ファジルス
955年当時のアプティック星系最高判事会議長。
ユーリー・ドクフー
957年当時のロブナスII中央矯正区代表。男性。詐欺や殺人の罪でここに送られている。叛乱中に射殺された。
【容姿】
どことなく小ずるそう。
輸送艦
→輸送艦
揺籃から墓場まで同じ地面の上を歩いていく
ハニア連邦で用いられることわざ。生涯を同じ惑星上ですごすことが幸福の必要条件であるという考え方から、幸福な人生のたとえ。
与圧手袋
真空中で着用する手袋。
酔い醒まし
血液から酒精を抜くために用いる錠剤。
反物質燃料製造工場
反物質燃料を製造する工場。円盤型が標準的で、恒星側の面に太陽電池、裏側に16本の直線加速器が放射状に並べられている。製造された反物質燃料は接続された容器に詰め込まれ、事故のときに工場を巻き添えにしないよう、燃料槽小惑星として工場より外側の軌道に置かれる。
人類宇宙最大のものはアブリアル伯国にある帝国の乳房。
機動反物質燃料製造工場
移動が可能な反物質燃料製造工場。
ヨードカウ
近衛艦隊所属の巡察艦。おそらく近衛分艦隊ヴォー・セトゥーシュないしミュス・セトゥーシュ所属。クリューヴ門沖会戦で大破し、放棄された。
第一級臨戦態勢
接敵45分前くらいに出される最上級臨戦態勢。総員が与圧兜をかぶり、戦闘配置につく。
第二級臨戦態勢
接敵4時間前くらいに出される臨戦態勢。
予備役
→予備役翔士
予備雷撃
平面宇宙から門を通過する前に、門の向こう側へ向けて行う雷撃。門の向こうに何かあれば、機雷が自動的に衝突進路を取る。星界軍では、敵制圧下にある星系に侵入するときはなるべくするよう推奨している。軌道要塞には効果が低い。
炭素結晶繊維紡錘
棒状の道具。中央部に炭素結晶繊維が収まり、それを繰り出して使用する。安物だと最初から合成樹脂皮膜に覆われていたり、逆に剥き出しになっていたりするが、高価なものは棒の両端が速乾性合成樹脂の容器になっており、皮膜の有り無しを選択できる。
星界軍の備品は選択式で、先端に付いている多目的鉤も遠隔操作可能、自動巻き戻し機能もあり、の最高級品。
四ヵ国連合
→四ヵ国連合
炎の猪