な行
ナディア・フーディニ
アディーブ星系の有人惑星アッサウーマンにあるスメネリ理学院の学生。女性。博士論文「複合時空のエネルギー平衡についてのタリスマン図」で博士号を受けた。もっとも理論の実験にはユアノンといくつかの技術的ブレイク・スルー、それに莫大なコストが必要であったため、結局アディーブ星系で実験が行われることはなかった。
その論文はアーヴに譲渡され、後に平面宇宙航法の基礎となった。
地上世界
帝国が支配する有人惑星。
領民政府はアーヴが犯罪に巻きこまれた場合の帝国の報復を恐れているし、領主も交易権を独占するために交易者が地上に降りることを望まないため、一般にアーヴが降りてくることには消極的。
サルス大公国
有人星系。総質量の大きい小惑星帯がある。領民の空間進出は厳しく制限されている。
スカーボール大公国
有人星系。有人惑星ケルソスを有する。
ドターシュ大公国
有人星系。有人惑星ベール・バドラを有する。
ファリヘー大公国
有人星系。帝国最大の医療研究教育機関がある。
ベルザ大公国
有人星系。有人惑星ザムスィアを有する。
ムルカーシュ大公国
有人星系。重工業が発展している。
レトパーニュ大公国
ウェスコー王国に属する有人星系。恒星レトパーニュを中心に3つの有人惑星セグノー、スィリルス、ソネージュ(第四惑星)を有する、帝国随一の豊かな邦国。ラクファカールまで普通の貨客船で3日ばかり、快速の連絡艦ならその日のうちに着くことも可能。
アイサース大公爵家
エミュール氏の宗家。
アビアヘール大公爵家
イーデフ氏の宗家。
イルドレフ大公爵家
ビュセーク氏の宗家。
キザセーフ大公爵家
カリュー氏の宗家。
グーハル大公爵家
トリーシュ氏の宗家。
ケズドー大公爵家
スネーシュ氏の宗家。
ケヒュール大公爵家
ソスィエ氏の宗家。
ゲンダウ大公爵家
ローフ氏の宗家。
サルス大公爵家
トレーフ氏の宗家。
サンダテューシュ大公爵家
リニューク氏の宗家。
ジェスキー大公爵家
キリューシュ氏の宗家。
シュテュール大公爵家
ラムケーム氏の宗家。
スムボール大公爵家
エーフ氏の宗家。
ダショール大公爵家
コトポニー氏の宗家。
ドターシュ大公爵家
サリューシュ氏の宗家。
ハテューシュ大公爵家
ルー氏の宗家。
ビデール大公爵家
ロセーシュ氏の宗家。
ファリヘー大公爵家
レペス氏の宗家。
ベイル大公爵家
ドゥニューク氏の宗家。
ベルザ大公爵家
ダベーム氏の宗家。
マンブース大公爵家
ロビート氏の宗家。
ムルカーシュ大公爵家
ラリューシュ氏の宗家。
レトパーニュ大公爵家
スポール氏の宗家。貴族の中でもっとも伝統があり富裕な名門。後継者は16歳になるとかりそめの統治をするのが習わし。28の邦国の芸術家を集めて、現当主の柩を設計させ、完成したら盛大に披露の饗宴を行うのが伝統。現当主はスポール・アロン=セクパト・レトパーニュ大公爵・ペネージュ。
【紋章】
金色烏
猊下
上皇に対する尊称。
ニューシュ Nych
根源29氏族の一つ。語源は「女
【都市船時代】
生活全般をつかさどった氏族。初期には食事の用意や幼児の保育、後期には風紀の粛清に当たった。また、戦場においては優秀な戦士だった。
【特徴】
謹厳実直で融通が利かない。時としてまったく人の話を聞かなくなるが、そうでない時には付き合いやすい人柄の持ち主が多い。命令には絶対忠実で、軍人に向いているが、指揮官としては柔軟性に欠ける。また、参謀としても適性に欠ける傾向にある。「ニューシュにだけは交易をさせるな。できればビボースにも」と言われるくらい交易者としては不適格。
【宗家】
ラスナ大公爵家。
【家紋】
虹のように七色に塗り分けられた蝶。
【家徴】
ニューシュの牙
庭師
植え込みなどの世話をする人。王宮には専属の者がいる。
猫のひげの先
量が少ないことのたとえ。
ノヴァシチリア条約
940年に人類統合体・ハニア連邦・拡大アルコント共和国・人民主権星系連合体の4ヵ国で締結された軍事同盟条約。対象は明記されていないが、帝国であることは明らかである。中心組織は軍事評議会。
目的は帝国に脅威を与え、融和策に転換させることだったが、帝国は宇宙の政治状況を単純化したものとして好意的に捉えている。
同盟国の一つが他国と交戦状態に陥った場合、他の同盟国も相手国に宣戦布告する義務を負う。
帝国とは穏やかな対立関係にあったが、951年ごろから対立が深刻化、952年に開戦した。
ノヴァシチリア条約機構諸国
ノヴァシチリア条約の加盟国。
ノヴ・キンシャス
ノヴ・キンシャス星系の中心にある恒星。
ノヴ・キンシャス攻略戦
ノヴ・ラテン語
セクティア連邦の公用語。
完全移動状態
時空泡が最高速度で移動している状態。