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■ 2009-09-14 |
そんなわけで今日から夏休み&毎年恒例の海外旅行です。
今回も関空から出発なので、今日は大阪に泊まります。
なぜ前日から行くかって?もちろん飛行機に遅れないようにということもあるんですが、今回の目的は「スタジオジブリ・レイアウト展」ですよ。ジブリっ子としてはこれは外せませんよね。本当は東京で開催しているときに行くつもりだったんですが、予定が合わず。だめかと思ったんですが、大阪開催もあったとは。これも日ごろの行いがいいせいですかね。
そんなわけで天王寺のホテルを予約し、準備万端。…待てよ。まさか当日券を売っていないというオチがあっては大変だ。事前にチェック。…前売り券もあるけど、当日券もありますね。よしよし。これで大丈夫。
休館日…9/14
ちっくしょーっ!
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■ 2009-09-15 |
08:00 気を取り直して起床。飛行機は11:50発なのでちょっと時間があります。今回は時差の関係で、飛行機の中ではあまり眠らないほうがよいので、徹夜はしませんでした。そしてコンタクトの替えを忘れたことに気づいた。まず。
09:00 昨日の晩に買ったパンを食べて出発。昨日買ったのはパリパリピロシキという、ピロシキを春巻きの皮で巻いて揚げたものだったんですけど、今朝にはしなしなになってました。失敗した。
09:45 関西国際空港に到着。チェックインして荷物を預け、34番ゲートへ。今回はトラブルなし。
11:50 予定通り飛行機が出発。11時間30分の長旅です。今回はJALとエールフランスの共同運航便なんですけど、なんとなく席の間隔が狭いような気がする…。
13:00 最初の食事。ご飯とパンの2種類があったんですけど、パンにしてしまいました。最後の和食のチャンスだったのに…失敗したかも。
14:00 食事も終わったんですけど眠るわけにもいかず、マンガ読んだりPSPで遊んだりしてました。まあ結局遊び疲れて寝たんだけどな。
22:00 2回目の食事。今回はメニューはひとつだけでした。機内食2回だけか…前のときは4回くらいあったような気がするが気のせいか。
24:00 到着。予定より15分ほど早く着いたとのこと。現地時間は17:00なので以下現地時間で。早く着いたのはいいんですけど、預けた荷物が出てこない。別に僕の荷物だけ行方不明になったとかではなく、乗客全員のが出てきてないのでひとまずは安心ですけど。
18:00 1時間待たされてようやく預け荷物をゲット。何かトラブルでもあったのか…。まあそれは気にせずホテルへ。今回のホテル「Grand Hotel Haussmann」はオペラ座の近くにあるので、オペラ座直行のバス「ロワッシーバス」のバス停へ向かいます。Roissy busっていう案内が出てるので迷いません。
18:50 15分に1本出てるはずなのになぜ30分以上待たされるのか。やってきたバスは2両連結された巨大バスでした。パリ市街までは1時間とのこと。確か6.9ユーロだったはず。
20:00 ようやくオペラ座前に到着。荷物をガラガラ押しながらホテルに向かいます。
20:15 ホテルに到着。思った以上に小さいホテルです。エレベーターの定員が3人とかどんだけ。それはそうとこのホテルに泊まる人への注意ですが、
・部屋に冷蔵庫ありません
・どこにも案内ないんですが、部屋では無線LANが使えます(有線はない模様)
・廊下は真っ暗ですけど、センサー式のライトがあります
・部屋のテレビには18chで日本のNHK放送が入ります
・エレベーターは目立たないところにひっそりとある上に、日本人が見てもエレベーターとは気づかない可能性が高いので、避難経路図をよく見てください。上り下りボタンはなく、APPEL(呼ぶ)と書かれたボタンのみ。
20:45 とりあえず晩御飯を食べに町へ。もう遠出する元気はないので、そのあたりをうろうろして近場のお店に入りました(あとで知ったのですがチェーン店のようです)。そのついでに日本語メニューのあるベトナム料理屋見つけた。
21:00 メインとデザート、ドリンクのセットで19.5ユーロのコースがあったのでそれを注文。高いような気もするけど周囲の店もこんなものだった。タルタルステーキが食べたくて注文したら、もう売り切れたからシェフのお勧めにしとけと店員に勧められたのでそれを注文。味は普通だったけど、デザートのパンナコッタはおいしかった。
22:00 辺りをうろうろしていると、23:50までやっているスーパーと、小さな本屋を発見。ホテルの立地はかなり恵まれている感じがします。
22:20 ホテルへ。荷物の整理をして、ひと段落。さすがに眠いのでもう寝ます。
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■ 2009-09-16 |
07:50 仕事の日と同じように起床。やっぱり規則正しい生活が時差ぼけ解消のポイントですよね。
08:30 ホテルで朝食。前日に見た食堂のスペースが妙に狭いことからいやな予感はしてたんですが、残念メニューでした。いや、味はまあそこそこだったんですけど、おかずがスクランブルエッグ、サラミ、ハムしかないんです。メチャのどが渇く。
09:00 部屋の荷物も整理して、いよいよ出発。ところがまだこっちにきて現金を使ってないせいで小銭がなく、ベッドメイク用のチップがありません。明日倍額置くから許してください。
09:05 今日の行き先はみんな大好きルーブル美術館。やっぱりパリに来てここをスルーしちゃだめでしょう。行き先は最寄り駅であるOpera駅からメトロで2駅なんですけど、初めてのパリでテンションあがっているので歩きました。オペラ座前からまっすぐ南下したら迷わず着けます。15分くらいかな?そういえば歩いている途中に両替屋を見つけたんですけど、1ユーロ146円でした。日本で両替しておいてよかった(関空のレートは1ユーロ135円)。
09:30 日本でパリ・ミュージアム・パス(パリ市内のミュージアムのフリーパス。僕のは4日間用)を買っていたのでそれを使います。パス所有者専用の入り口もあるんですけど、朝早くてまったく混んでいなかったので正規のルートで入りました。入り口は有名なガラスのピラミッドの地下にあります。入るときに荷物のチェックがあったんですが、ボディーチェックはなし。意味あるのかこれ。
09:35 ルーブル美術館は非常に広く、地上3階地下1階建ての3つの建物がつながったような形状をしています。ひとまず1階→2階→3階→地下の順で回ることに。6ユーロで日本語のオーディオガイドも借りられます。身分証を預けないといけないんですが、日本の運転免許証でOKでした。
09:40 鑑賞中。ミロのヴィーナス、ハンムラビ法典など有名どころ見てます。
12:00 ようやく1階を見て終わり、2階に入ったところにあるカフェで休憩。キッシュとアイスココアを注文しました。キッシュはおいしかったけど、結構中に入っているベーコンがしつこいです。
12:30 気を取り直して鑑賞再開。そろそろ足が痛くなってきました。サモトラケのニケ、民衆を導く自由の女神、そしてモナ・リザ。まさかこの目で本物を見られるとは…感無量。さすがにモナリザだけはケースに入れられてました(あとの作品はむき出し。もちろん触るのは厳禁です)。
17:00 ひとまずすべて回りきりました。そんなにゆっくり巡ったつもりはなかったんですけど、軽く1日かかりましたね。オーディオガイドも盛りだくさんで、じっくり回るなら借りるのをお勧めします。目立つポイントだけをめぐるモデルコースも登録されているので、2時間くらいでポイントだけ鑑賞したいという人にもお勧め。とはいえ、展示物はすべて見たという自信は大事だと思うのよ。
17:10 もう足が棒のようなのでこのまま帰ってもいいんですけど、とりあえず帰り道にあるジュンク堂書店に寄ってみました。池袋店並みの大きさを期待してたんですが、ショボーンの2階建て。ただし1階をそのままマンガコーナーに当てていて、しかもマンガのみならず設定資料集やイラスト集などかなりマニアックな品揃えなので許します。さすが日本の次にオタクが多い国(当社調べ)、フランス。とりあえずケロロ軍曹フランス語版を購入(※よく考えたら2年前にギリシャ旅行で買ってましたっけ…)。
17:40 ホテル近くのsushifolie’sという店で休憩。店名どおりすしも売ってますけど、さすがに旅行中はそういうのは。串焼きを注文しました。これかなり日本的な味付けでおいしかったですよ。もしかすると寿司もおいしいのかも。よく見ると日本食や日本人向けの店も結構見かけます。パリでは日本食がブームらしいですね。
17:50 だいぶ体力が回復したので、パリ最大のチェーン書店fnacへ。オペラ駅からメトロ3号線で2駅のSt-Lazare駅に向かいます。駅前に目立つビルがあるのですぐわかるかと。1階はPC・ゲーム関係、2階はCD・DVD関係、3階は書籍。そして新しいのから古いのまですごい量のアニメDVDです。さすが日本の次に以下略。早速いつも買うナウシカのフランス語バージョン(※実はこれも既に持っていた…バカ)と、日本とは違う限定版を売っていたグレンラガン第1巻(DVD2枚組みで1〜9話まで収録)を購入しました。さすがにナディアはなかったけどね…フランスだから少し期待したんですけど。舞台的な意味で。2本で110ユーロ。
19:00 ホテルに帰ってきました。足が折れそうなので少し休憩。
20:00 夕食を食べるために外出。今日の晩御飯はもう決めてあって、Leon de Bruxellesというムール貝のお店にします。日本ではパエリアに1個入っているのがせいぜいのムール貝ですけど、この店では鍋いっぱいのムール貝が約16ユーロで食べられます。チェーン店で、今回行ったのはホテルと同じブロックにあるオペラ座店。ここでフランスで食事をするときの注意を。
・お店に入ったら店員さんが席を案内してくれるまで待つ。店によってはこの時点で結構待たされるがじっと待つ。店員が来たら人数を告げる。ボン・ジュール(夜はボン・ソワール)を忘れずに。
・食べ終わってもすぐお店の人を呼ばない。そのうち片付けにウェイターが来てくれるので、そのときにL'addition(お会計),s'il vous plaitと言う。
・お店の人がお皿とレシートを持ってきてくれるので、その上にお金(かクレジットカード)をおいて待つ(現金の場合はチップも含めた金額を置いて、そのまま帰ってもいいらしい)。
・おつりが返ってきたら、その皿の上にチップを乗せて帰る。
なんというのんびり屋さん。要するに待つ心が大事って事だね…
21:00 食事も終わってホテルへ。帰りにマックで飲み物だけ買って帰りました。この時間はテイクアウトできるほとんどの店が閉まってるんだよね…
21:30 今日は足が痛いですし、明日も歩け歩けコースなのでバスタブにお湯を張り、足のマッサージをしておきました。明日もがんばれ。
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■ 2009-09-17 |
07:50 起床。明らかに昨日の疲れが足に残ってますけど、そうも行っていられません。
08:40 出発。今日はホテルの朝食はパスしました。だってちらと食堂をのぞいたら、昨日と同じメニューだったんだもん。
08:50 オペラ駅に到着。今日はパリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿に向かいます。地下鉄8号線でInvalides駅に向かい、そこでRERのC5号線に乗り換えてVersailles R.G.駅に向かいます。
09:00 乗り換え駅に到着。駅の売店でタルトとミネラルウォーターを買いました。タルトは「こんなでかいタルトがあるわけがない。これはきっとキッシュ的な何かだろう」と思って買ったら甘ったるいタルトで吹いた。
09:15 RERに乗り換え。2階建て車両です。ちなみに1階2階どちらに座っても値段は同じ。
09:50 Versailles R.G.駅に到着。ここから5分ほど歩けばヴェルサイユ宮殿です。駅から出てすぐ案内板があるので迷わないはず。
10:00 歩いている途中でおみやげ物屋を発見。宮殿に行く前なのでスルーすべきところですが、店頭で記念メダルを売っていたので(yukkun20は記念メダル集めが趣味です)即購入。1枚2ユーロ。
10:10 ヴェルサイユ宮殿に到着。これが世界史の教科書に必ず出てくる宮殿か…。絶対君主ってすげーな。とりあえず入ってすぐのところにあるチケット売り場へ。朝早いのに結構並んでます。
10:25 ようやく僕の番が来たんですけど、パリ・ミュージアム・パスがある人はいらないんだとよ。というか案内板のところに、「オーディオガイドつき入場券」って書いてあったから、オーディオガイドを借りるために並ばないといけないと思ったんだよ!まさかガイドは宮殿内で借りることになってるとはねぇ。案内出しておいてよ。
10:30 ようやく入場。とりあえず日本語のオーディオガイドを借りようとまた行列に並ぶ。順番が来てパスを見せたら、「パスの人は入場は無料だけどオーディオガイドは追加料金6ユーロ。隣のチケット売り場で買ってから来て」といわれて切れそうに。幸い「チケット買ったらもう並ばず直接ここに来てくれ」といわれたので助かりました。
11:45 大体宮殿内は見て回れました。オーディオガイドも充実していたので大満足。順路がきちんとしているので効率よく見てまわれたと思います。途中で薄いガイドブックを売っていたのでこれも購入し、併用して見学しました。
12:00 これから庭園を見て回るんですけど、これがメチャ広。歩いて回る元気はないので、petit trainという園内を走るバスのようなもののチケットを買いました。便利は便利なんですが、6ユーロと高い(ただし乗り降り自由)上に乗り心地は最悪の一言。なんでトレインのくせに走るのは軌道上じゃなくて石畳の上なんだよ!(まあ歴史に配慮した結果というのは分かってますが)
12:45 庭園奥にある大トリアノン、小トリアノンを見学し、一休みも兼ねて昼食。近くの喫茶店でサンドイッチを購入。味は微妙でかつ高かったです。まあ観光地だしね。店員のお姉さんは愛想がよかったですが。
13:00 食事を終えて再びトレインに。次の停留所で降ります。ここはよくヴェルサイユ宮殿の写真で見る庭園部分の端です。端って言ってもほんとは真ん中辺で、宮殿まで1キロくらいあるんだけどね。せっかくなのでここから歩きます。
13:30 なんとか宮殿に帰れました。これでヴェルサイユ見学は終了。Versailles R.G.駅から次の目的地へ。
14:20 そんなわけでRERの帰路にある途中駅Champ-de-Mars-Tour Eiffelへ。その名のとおりエッフェル塔前の駅。そう、次の目玉はエッフェル塔です。ナディアファンならここをはずすわけにはいかないでしょう。
14:30 駅を出て左に進むとすぐ見えてきました。デケェー。ジャンがセーヌ川から見た当時のままです(当時のことは知らんけど)。あ、ジャンが見たエッフェル塔は壊れちゃったんだっけ。
14:35 とりあえず入場券を買って中に入ります。エッフェル塔には展望台が3つ(頂上、中層、下層)あるんですけど、どうせなら最上階まで上がるべきでしょ。ちなみに第2展望台までは階段でも上がれますけど、そんな苦行は勘弁です。第1展望台までは4本ある足のどこからでもいけるんですけど、南(Sud)の足から登ると強制的に階段コースの模様。ご注意を。
14:40 「ここがナディアが第1話でセーヌ川を見てたところかなぁ」「ここがナディアが飛び降りたエレベーターかなぁ」とニヨニヨしながら見学中。キモい。しかし遠くから見ると優美なラインのエッフェル塔ですが、近くから見ると鉄骨と鋲の男の世界。パリの人たちが誇るのもわかる気がするなぁ。
15:30 たっぷり堪能させてもらいました。ちなみに展望台内の売店でまたもや記念メダルを購入。
15:40 これで今日の予定はほぼ消化したんですが、思ったより時間が余ってます。ひとまずホテルに帰ろうとRERに。
15:50 Invalides駅でRERから地下鉄に乗り換えないといけないのにうっかり降り損ねてしまい(車内放送がなかったので←言い訳)、そのままLes Halles駅まで行き、駅付近にあると思われるFNACを探すことに。アバウトな地図しか手元にないので見つかるかなぁ。
16:30 結局見つからず。仕方なく帰ろうと駅地下にもぐったら、あったよFNAC。いかなる本屋だろうと僕の目から逃れられると思うなよ。早速マンガとDVDをチェーック!
17:30 結局ケロロ軍曹2巻・8巻(この2巻だけなぜか限定版だったので)、風の谷のナウシカ1巻(全巻そろってたら全部買ったのに)、それにナディアのDVD(ただし黒歴史でおなじみの劇場版)をゲーット!がんばって探してよかったよ。
18:30 いったんホテルに戻りました。今日は20:00からちょっといいお店でディナーなんです。その前にちょっと休憩。
19:00 ホテルを出発。近くにあるデパート「Galeries Lafayette」をチラ見。日本語で免税手続きができるこのデパートが近いこともこのホテルを選んだ理由のひとつなんですけど、まだ来れてません。まあ最終日くらいにお土産まとめ買いすればいいか。
19:15 デパート前の駅から地下鉄9番線でMiromesnil駅へ。ここから5分ほど歩いたところに目指すレストラン、「Dominique Bouchet」があります。もちろん予約済み。日本語のメニューがあるのでここに決めました。このためだけにちょっとしたおしゃれ服も持ってきています。
19:45 レストランに到着。早速席に案内してもらい、シェフのお任せコース的なものを注文。食前酒も頼みました。パリに来てアルコールに口をつけるの初めてだよ。コースは前菜、メインを4つの中から選択、デザートというオーソドックスな作りのようです。
21:00 うぅ…まさかメインは選択じゃなくて4つとも出てくるコースだったとは…割と小食な僕には結構つらい量でした。しかも久々に飲んだシャンパンと白ワインがよくなかったのか、めちゃくちゃ眠い。料理の味はいいんだけど、睡魔との闘いが忙しすぎて味わえません。なんてこった。僕あんまりワイン好きじゃないんですけど、これすごく飲みやすいんだもん…さすがお勧めのワイン…ムニャムニャ。
22:00 ようやく食べ終わり店を出ました。一刻も早くホテルに帰って寝たい…。と思ったら完全に道に迷いました。駅はどっち?こんな時間で辺りに人通りもないし、すごく心細い。多分こっちのほうに違いないと自分の勘を信じて、どんどん暗い方へ…
22:15 地下鉄の看板が見えたよ!さすが自分。方向感覚が良くてよかったよ…と思ったのもつかの間、来るときに使ったのとは違う駅でした。完全に反対方向に歩いていたらしい。まあ終わりよければなんとやら。
22:40 ホテルにたどり着きました…今日はもう勘弁してZzz
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■ 2009-09-18 |
07:50 いつものように起床。今日は遠出しますよ。
08:40 ホテルでの朝食をパスしてオペラ駅へ。隣のMadeleine駅で地下鉄12番線に乗り換え、Montparnasse Bienvenus駅へ。ここからすぐ目の前にあるMontpartnasse(モンパルナス)駅へ。
09:30 モンパルナス駅に到着。ここからはTGV(フランスの誇る新幹線)に乗ってナントに向かいます。チケットの自販機があったので、往復のチケットを購入。片道60ユーロ。まあ新幹線で2時間のところならこんなものか。
10:00 案内板で乗るべき電車はすぐに分かったんですが、念のため駅員さんに車両を聞いて乗車。フランスの鉄道は割りと時間通りに動いています。乗り心地は悪くないんですが、気圧の調整がきちんとされてなかったり、ドアやイスの立てる音がうるさかったりと設計思想はどうなっているのか問い詰めたくなる感じでした。乗る前に駅で買ったリンゴタルトをかじる。
12:00 Nantes駅に到着。さすがにここまで来ると東洋人はあまり見かけません。リンゴタルトで結構おなかが膨れているのでひとまず徒歩でブルターニュ大公城へ。かの有名な「ナントの勅令」が出された城です。中庭と建物の一部が公開されていますが、基本的には解説はフランス語のみです。
13:00 続いてすぐ近くにあるサン・ピエール大聖堂へ。ゴシック様式の大聖堂で、かなりの大きさです。こんなんが中世にあったら、そりゃ一般人はキリスト教に帰依しようと思うだろうなぁという出来。
13:30 見学も終わり、小腹がすいてきたので歩きながら昼食用の店探し。あ、もちろん通り道にあったFNACは抑えておきました。今回は何も買わず。
14:00 結局パスタ店に入りました。しかし食費がかさむなぁ。普通に昼食とってもすぐ10ユーロとかになるし、ディナーだとファミレスみたいなところでも20ユーロはとられるし。
14:15 ナント観光の目玉、ジュール・ヴェルヌ博物館へ。ヴェルヌなくして海底二万里なし、海底二万里なくしてナディアなしですから。トラム(路面電車)1号線でGare Maritime駅へ、そこから川沿いに南下すると博物館があります。坂の上なので上るの大変ですが。
14:30 博物館に到着。ノーチラス号の模型やネモ船長の部屋などめっちゃ面白かったです。30分で見て回れるこじんまりとした博物館ですが、来てよかった。
15:00 歩いて駅まで帰ります。これで今日の予定は全部消化したんですが、帰りの電車は17:30なので、大聖堂の近くにあるナント美術館へ。
15:30 美術館に到着。ちょっと道に迷いました。日本だと美術館の建物は目立つんですけど、ヨーロッパだと町並みに溶け込んでるから困る。ルノワール、ドラクロワ、ピカソなどの絵画が飾られています。2階は古典、1階は現代美術なんですけど、やっぱり現代美術はよくわからぬ。
16:30 ちょっと早いですが駅へ。さすがに歩き回って疲れました。
17:30 TGVでパリに戻ります。走り出したとたんに睡魔が…
20:00 パリに到着。途中ル・マンのあたりで何かあったらしくしばらく停車したせいでこんな時間になっちゃいました。車内放送はあったけどフランス語じゃよくわからん。
20:20 モンパルナスから地下鉄12号線でConcorde駅へ。駅から出るとコンコルド広場の向こうにライトアップされたエッフェル塔が。いい景色だ。
20:30 夕食を食べるために駅のすぐ近くにあるLescureという店に。ここも日本語のメニューがあるのがすばらしい。ただし店員はフランス語しか話せませんけど。前菜+メイン+デザート+ドリンクをそれぞれ選べて23ユーロのコースがあったのでそれを注文。これが結構なお味です。フランスの家庭料理を存分に堪能できました。これならもう1回行ってもいいかも。ただし土日は閉まっているので要注意を。
21:15 コンコルド駅から地下鉄8号線でオペラ駅へ。ホテルに戻りました。
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■ 2009-09-19 |
08:15 起床。いつもより遅いのは昨日うっかり目覚ましをかけ忘れたから。それでもこんな時間に目が覚める自分の性分がうれしいような悲しいような。
09:00 出発。いつもどおり朝食はパス。今日はオルセー美術館に向かうので、地下鉄8号線でInvalides駅へ、そこでRERのC号線に乗り換えてMusee d'Orsay駅へ。
09:30 駅のすぐ前が美術館です。9:30オープンなのでばっちり。…と思ったら「技術上の問題」により開館が15分遅れました。しかもそのせいで並んでいる人が多く、入るまでにもう15分。
10:00 ようやく入れました。もちろんオーディオガイドも借りました。この美術館は印象派の絵画がメインです。ミレーの落穂拾い、ゴッホの自画像、ロダンの地獄の門。そしてモネの「ルーアン大聖堂」。僕この絵を中学生の美術の教科書で見て以来、本物を見たいと思っていたんです。その夢がかないました。モネの絵にあふれる空気感はホントすごいですよね。絵画には写真や映像が超えられないものがやはりあるように思います。
11:30 たっぷり堪能しました。僕はルーブルよりこっちのほうが好きだなぁ。やっぱり印象派の絵が好きなので。
12:00 続いて隣のSt-Michel Notre-Dame駅に行き、ノートルダム大聖堂へ。ディズニー映画でみただけの大聖堂が今目の前に!いやがおうにも盛り上がりますが空腹には勝てないので大聖堂前のお店で昼食。フランス伝統料理ってふれこみのビーフシチューを頼んだんですが、これがメチャうま。ヨーロッパの伝統料理といえば煮込み料理ですけど、ほんとはずれないですよね。
12:45 腹もこなれたところで大聖堂へ。これまたキリスト教のすごさというか末恐ろしさを感じる建物ですねぇ。今回のたびのお供に持ってきた本が「狼と香辛料」なんですけど、まさにこの感じですよね。この本を持ってきたのは大正解でした。
13:15 見学自体はすぐ終了。塔にも登れるらしいのでそっちへ行ってみます。有料ですけど例のパスがあるので…とおもったらすげー行列。さすが土曜日。
14:00 がんばって並んだんですけど、どう考えても列が半分くらいしか消化できてません。あと45分は待てないなぁ…ということで次の目的地に向かいます。
14:15 同じシテ島にあるサント・シャペルへ。13世紀にキリストの聖遺物を治めるために建設された教会です。ここのステンドグラスは圧巻ですよ。すごい大きさ、すごい荘厳さです…がしかし一部修復作業中につき見学不可。しかもどういう理由か知らないんですが、入場料が無料なのですごい人です。
14:30 隣のコンシェルジュリーへ。フランス革命時に牢獄として使われた建物ですね。かのマリー・アントワネットも投獄されていて、その部屋も見られます…が都合により閉鎖中。しかもどういう理由か(以下略
14:45 見学自体はあっさり終わり。今日行った所はどこも記念メダルを売っていたので一気にコレクションが増えましたよ。シテ島から北に渡ってChatelet駅に行き、そこから地下鉄1号線でCh. de Gaulle-Etoile駅へ。凱旋門前の駅です。
15:00 凱旋門に到着。昨日エッフェル塔の上から見たんですけど、やっぱりすごい大きさですねぇ。さっそく上に上ろうかと思ったんですけど、これまたすごい人なのであきらめました。どうせここは3日後にもう一回来る予定ですし、今日は下見ってことで。そのまま東へシャンゼリゼ通りを歩いてみます。
16:30 お土産を物色しつつFNACもあさってシャンゼリゼ通りの端へ。ここももう一度来るはずなので今日は軽く流すにとどめます。FNACにはニニンがシノブ伝のDVDがあったんだよな…若本御大の音速丸がどんな風に翻訳されているか興味があるんですけど、DVD買いすぎかと思って今日は自重しました。…今日はね。
17:00 シャンゼリゼ通り沿いにあるFranklin D. Roosevelt駅から地下鉄9号線でギャラリー・ラファイエット(2日前に来たデパート)へ。そろそろお土産をマジで探さないといけませんからね。ひとまずいくつか目星をつけたんですけど、まとめ買いしたほうが免税で有利なので、最終日に買うことにします。
19:00 ウィンドウ・ショッピングも終えて夕食へ。今日は初日に見つけたベトナム料理のレストランへ行きますよ。え?現地の料理しか食べないっていうルールはどうしたのかって?ベトナムは昔フランスの植民地でしたよね。だからベトナム料理もある意味フランス料理と言えなくはない。証明終わり。
19:10 オペラ座の東隣にあるレストランへ。35ユーロのシェフにお任せコースがおいしそうだったのでそれを注文。揚げ春巻き、えびの炒め物、蒸しご飯、ココナッツシャーベット。これまたうまいです。香辛料が効きすぎておらず、さりとて効かないわけでもなく。ご飯が進むよ。
20:15 食事に満足してそのままホテルへ。明日は朝早いので、今日は早めに寝ます。
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■ 2009-09-20 |
05:45 起床。昨日は11時前には寝たので計算上7時間寝ているはずなんですが、なんなのかこの眠さは。
06:30 5泊すごしたホテルをチェックアウトし、ルーブル美術館前のパレ・ロワイヤル広場へ。今日から1泊2日のモン・サン・ミッシェルツアーなのです。というかモン・サン・ミッシェルの夜景を見ることが旅の目的そのものといっても過言ではないくらいなので、テンションあがってます。
06:45 地下鉄で1駅なのですぐ到着。結構人がいます。去年のウィーンのときは一人ツアーもあったからな…あれはあれで楽しかったんですけど。
07:00 出発。結局参加者は41人とのこと。ガイドさんも(日本語が話せる外国人ではなく)日本人の方でよかったです。とりあえず最初の目的地はパリ南西にあるロワール地方。
08:30 バスは高速道路に乗って、サービスエリアに到着。朝食をとっていないのでクロワッサンとスープを買いました。なんかフランスの朝っぽいですよねこれ。
10:00 ロワール川沿いのシャンボール城に到着。ロワール最大規模の城なんですが、あいにくアクセスが難しいので、こういうツアーでないと行き辛いです。ちなみにここは外観を眺めるのみ。ロワール川沿いの城はいずれも比較的平和なルネッサンス期に建てられたものが多いので、窓も多く、どこか典雅な感じです。
10:30 ばっちり記念メダルも購入し、シャンボール城を後にします。今回は本当に記念メダルが豊作だなぁ。
11:00 ロワール川沿いで停車。ここは世界遺産に登録されている河畔だとか何とか。ただ今日は霧が濃くて対岸にあるという城はよく見えませんでした。川には伝統的な船がいくつか流れており、情緒はあります。
11:50 次のシュノンソー城に到着。川の上に建てられた優美な城ですけど、女同士のどろどろした戦いが繰り広げられた因縁の城でもあります。庭園が美しく、一見の価値あり。ここは場内見学ができました。
13:30 記念メダルを売っていたのに小銭がなくて買えないとは…一生の不覚。というか外国の自販機はコインオンリーのものが多すぎて困る。
13:45 アンボワーズ城下町に到着。この辺の名物ガレット(そば粉のクレープ)を食べたいのだが、どこのお店も混んでます。仕方なく先にアンボワーズ城の見学へ。
14:00 さほど見るところは多くない城なんですけど、町の眺望は最高です。あとダ・ヴィンチの墓があります。フランスで死んでいたとは知りませんでした。
14:30 帰ろうとしたら城の入場口に長蛇の列が。どうやら昨日、今日と国民開放の日とかなんとかで、全国の歴史施設が無料ないし割引料金で開放されているんだそうな。それで昨日のノートルダムも人が多かったのか…。ともあれ先に城を見ておいてよかった。
14:40 駅前の店でガレットを注文。味は…普通のクレープでしたね。ハムとチーズと卵が入ったやつを頼んだんですが、発音が悪く卵が入ってませんでした。ただハムとチーズで十分ボリュームがあったので、それはそれでよかったのかも。
15:20 出発。城の入場料のつり銭で小銭ができたので、ここの記念メダルは買えました。
17:10 再びバスで高速道路へ。サービスエリアで休憩。
18:15 モン・サン・ミッシェルに程近いフジェール城に到着。ここガイドブックにも載ってないのでどういう城かはっきりとは理解していないのですが、中世に建てられた城のようです。ロワール川沿いの城とは違って明らかに戦闘用の城塞です。本来は外から見るだけなんですが、無料で開放されていたので中庭も見られました。ラッキー。
19:10 ここには記念メダルはなかったなぁ。いよいよホテルに向かいます。
19:50 モン・サン・ミッシェルから2キロほど離れたボー・ボワールという町にあるホテルArianeに到着。こじんまりとしたホテルですけど1泊するには申し分ないです。ちなみに無線LANもあります。
20:15 ホテルで夕食。久々の魚料理を堪能しました。同じく一人旅をしていた2人の人と席が同じになり、親睦を深めることもできましたし。しかし食事の最後で、ウェイトレスさんが手を滑らせて、隣の人に紅茶のポットをぶちまけるという大惨事が。
21:45 とんだハプニングはあったものの、いよいよモン・サン・ミッシェルの夜景を見に現地へ向かいます。
22:00 到着。もう一目見ただけで言葉を奪われました。写真でみたよりもずっとずっとすばらしい光景が今目の前に。これを見られただけで来たかいがあったというものです。期待を寸分も裏切らない、感動の光景でした。写真もいっぱい撮りました(夜景なので三脚があると便利かもね。景色を撮るだけならなくても近くの手すりとかで固定すればいいんですが)。日帰りじゃなくて一泊ツアーにしてよかった…。さすがに修道院や町の店は閉まってるんですけど、町を散策することはできるのでぜひ行ってみて下さい。
23:00 名残惜しいんですがお別れです。明日も来られるんですけど、この夜景を見ることは今後僕の人生でもう一度あるかどうか…。何度も振り返ってしっかりと目に焼き付けました。
23:15 ホテルに戻りました。まだ余韻が残ってるよ…今日は気持ちよく眠れそうです。
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■ 2009-09-21 |
07:00 起床。昨日は夜遅かったので少し眠いです。
07:30 ホテルで朝食。クロワッサンにパン数種、ハム、チーズ、ヨーグルトなどのオーソドックスなホテル朝食です。…が、このクロワッサンがかなりのボリュームで、重さ、密度もさることながらなんか油が滴ってるんですよね…でも決してしつこくなく、おいしくいただけました。フランスパンはもういっぱいいっぱいだからね。
09:00 ホテルをチェックアウトして、バスでモン・サン・ミッシェルへ。今日はおいしいもの食べてお土産買いますよ。
09:30 モン・サン・ミッシェルに到着。到着時はちょうど潮が満ちていこうとしている時間で、ヨーロッパ一といわれるスピードで水の中に沈んでいくモン・サン・ミッシェルを運良く見ることができました。写真も撮りまくりです。
09:45 ガイドさんの案内でモン・サン・ミッシェル修道院を見学。このガイドさん、歴史や地理はもちろん、言語、宗教、美術などかなり幅広い知識を持っている上に、語り口も軽妙ですばらしいガイドです。このガイドさんの案内を受けられるというだけで4万円弱というツアー代の元が取れるような気がします。修道院はロマネスク様式とゴシック様式が面白く組み合わされていて、刺激的でした。テラスからの眺めもすばらしい。
11:00 見学も終わり自由行動に。昨日の夜友達宛に書いたエアメールを島内の郵便局から送りました。消印がきれいらしいですよ。僕は見られないですけどね。ちなみにこの郵便局、昼時には閉まってますので注意を。
11:30 モン・サン・ミッシェルと言えば、ということでオムレツを昼食に注文。昨日夕食を一緒に食べたツアー客の人とご一緒しました。出てきたのは人の顔よりもでかい巨大オムレツ。こりゃ食べきれないだろ…と思ったんですけど、意外とメレンゲに近い食感で、あっという間に胃袋に収まりました。というか何か物足りないくらい。
12:00 島内の土産物屋でお土産を物色。名物のガレット、塩、卵細工(卵の殻にいろいろな飾り付けをしたもの。ガチョウ、鶏、ダチョウなど鳥の種類によって大きさと値段が違う)などを購入しました。これで事務所、事務所の女性陣、母のお土産はそろい、お土産リストの3分の2は消化。あとは明日のデパートでまとめ買いします。
13:10 モン・サン・ミッシェルを出発。名残惜しいです。もう半日くらいならいてもいいかも。午後からは日本人観光客がどんどん増えてきました。さすがシルバーウィーク。
15:00 サービスエリアで休憩。パリに戻る前に、セーヌ河口の港町オンフルールに向かってます(ル・アーブルの対岸にある町です)。
16:20 オンフルールに到着。絵画に出てくるような典型的な港町です。お土産物屋やノルマンディー産のワイン専門店、珍しい木造のサン・カトリーヌ教会など見所は多いです。ここでもお土産のお酒を購入。あとこっちに来て初めてアイスクリームを食べました。
17:40 50分ほどの自由行動をはさんでいよいよパリへ向かいます。ついにこの1泊2日の旅もおしまいか…。そしてパリでの自由行動もあと1日。なんとなくセンチメンタルになりそうです。
19:00 サービスエリアで休憩。ずっとここまで寝てました。
20:30 パリ、ピラミッド駅前に到着。解散。スーツケースごと移動していた僕はホテルまでこれをもって帰らないといけないんですが、最寄り駅は隣のオペラ駅。地下鉄まで階段を下りることを考えたら…と歩いて帰ることにします。
21:00 帰り道に見つけたレストラン「Royal Opera」で夕食。テラス席が広く、スーツケースも邪魔にならなさそうだったので。あと食べたかったタルタルステーキがメニューに載ってましたんで。ところが売り切れ(かシーズンオフ)で売ってないとのこと。それでエスカルゴと、子羊のソテーを注文。羊肉なんて初めてですよ。
21:15 エスカルゴ最初に食べた人って何考えてたんでしょ。罰ゲーム?それはさておき貝のような味わいでおいしいですよ。何でこんなに歯ごたえがあるんだろ。そして子羊。ちょっと羊肉特有の臭みがありますけど、僕は気にならないタイプなのでこれもおいしい…ってよく考えたら札幌で食べたジンギスカンも羊肉でしたね。同じ臭みがあるよ。
22:00 全部で30ユーロほどでした。メルシー。
22:15 ホテルに戻りました。モン・サン・ミッシェルに行く前にいたホテルの、同じ部屋を用意してもらえました。この部屋電気スタンドが壊れているから違う部屋でもよかったけどね。行く前にはなかったポットとティーカップが置いてありましたよ。
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■ 2009-09-22 |
08:20 起床。今日はお土産を買う日で観光は少ないので、ゆっくり起きました。ついに(実質)最終日かぁ。
09:30 出かけます。今日はホテルのすぐ北にあるデパート「ギャラリー・ラファイエット」へ。ここは日本語で免税手続きができるので、お土産をまとめ買いするのに最適です(175ユーロ以上1日で買わないといけないので注意。また免税手続きにはパスポートがいります)。事務所の男性陣、妹、祖母、友人数名にお土産を購入しました。あとは父のお土産だけです。これはシャンゼリゼ通りにすでに目星をつけた品がありますんで。
12:30 免税窓口が少々混んでいて時間がかかりましたが、何とか終了。とりあえずホテルに荷物を置いて、シャンゼリゼ通りに向かうことにします。おっとその前に…
12:45 昨日のガイドさんからパリにBOOKOFFがあるというマル秘情報をゲットしたので行ってみました。オペラ座のすぐ南東です。こんな近くにあったとは。まさに灯台下暗し。ただし日本のBOOKOFFに特徴的な派手な看板はないです。まあ大きさはたいしたことありませんでしたけど、日本のマンガやDVDの中古品がたくさん売られてました。これからも広がれBOOKOFFの輪。
13:15 それからすぐ近くにあるラーメン屋「北海道」へ。現地のラーメンを食べるのも(前回突然決まった)旅の醍醐味です。ここの店主は日本で修行したベトナムの方らしいので、(斜め方向に)期待が持てますよ。チャーシュー麺を注文。…失敗しました。普通にうまいんですけどこれ。隣の人はすき焼き食ってるし…完全に日本料理店です。外国に来てまで和食を食べてしまうとは不覚です。
13:45 お土産の購入が意外と早く済んでしまったんですよね。今日の予定は凱旋門(しかも夜)のみ。時間があるのでオランジュリー美術館とかグラン・パレ(パリ万博のメイン会場)とかに行こうと思ったんですけど、どっちも火曜休みですよ。しかたない、コンコルド広場とか、マドレーヌ寺院とか、行ってないパリの名所を回ろう。しかも徒歩で。
13:50 そんなわけで、ルーブル美術館前に行き、そこからサントノレ通りを通ってヴァンドーム広場前を通り、マドレーヌ寺院へ。そこから南下してコンコルド広場を見学し、そこからシャンゼリゼ大通りに入り、グラン・パレ前を通ってFranklin D. Roosevelt駅へ。ここで南に折れてモンテーニュ大通り、ジョルジュ・サンク大通りを経て凱旋門前へ。それから再びシャンゼリゼ大通りを凱旋門から遠ざかるように歩いてFranklin D. Roosevelt駅に戻ります。名だたるブランドの専門店がずらりと並ぶ通りばかりで、買い物に興味がない僕でも十分楽しかったです。ここまでで2時間弱。
15:30 再度シャンゼリゼ通りを凱旋門のほうへ向かいます。もちろん道の右側と左側は変えて通ってます。土曜日に通ったところですね。そこで父のお土産を買おう…と思ったんですけど、この間目星をつけたものは改めて見るといまいち。なんだか出来が安っぽいような…。お店の人もあれこれ出してくれたんですけど、勇気を持って断りました。ゴメンお店のお姉さん。
15:50 ほかのお土産を探してぶらついているうちに、Virgin MEGASTORE(本・CD・DVDショップ)を見つけたので入っちゃいました。ここの翻訳コミックの充実ぶりは異常。これまで見たどの店よりも充実してます。ただナウシカは1巻しかなかったんですよね…ショボン。
16:30 Virginを出てうろうろしていると、プジョーのお店が。もちろんスルー…なんですけど、なぜか惹かれるものがあって入ってしまいました。そしたらなぜかおしゃれな時計やネクタイ、文房具なども販売中。これ幸いと父のお土産を購入しました。でもあまりにいい買い物ができすぎて、なぜ自分のも買わなかったのかと少し後悔。
17:00 凱旋門の足元に。凱旋門が4本足だということをはじめて知りました。2本足だと思ってた。登るのは夜にするつもりだけど、混んだらいやなのでチケットのみ購入。チケット売り場には「頂上までは階段登るしかないので注意!」という注意書きが。
17:45 凱旋門前のマックで休憩。結局マックが早くて安いんだよね。どういう理由か忘れましたが、フランスでは黄色のMが看板に使えないらしく、白いMが代わりに使われてます。マックでは夕飯について作戦会議。
18:30 日が沈むまでまだ時間もあるし(この季節は20時ころにようやく暗くなる)、10枚つづりの地下鉄チケットも半分残っているので、今までいったことがないところへ行くことに。地下鉄6号線と10号線を乗り継ぎ、Odeon駅へ。駅前にあるPolidorという店に向かいます。ヘミングウェイも常連だった由緒正しいビストロです。
19:15 意外と遠かった…。失敗したかな。ガイドブックによると日本語のメニューもあるという話しだが英語しかなし。残念。テリーヌとリヨン風ソーセージを注文。うーん…決してまずいわけじゃないんですけど、口には合わない感じだなぁ。テリーヌは滑らかさが足りないし、ソーセージは酸味が強すぎます。せっかく遠くまで来たのに、ちょっと残念でした。
20:00 食事も終わって凱旋門に戻ります。予定では20時には凱旋門に戻るはずだったのに、ちょっと遠出しすぎました。
20:45 凱旋門に再度到着。夜になるとライトアップされて、よりいっそう神秘的な威圧感がありますね。団体でチケットカウンターは混み混みでした。先にチケットを買っておいた自分の賢明さをたたえつつ、門内へ。
20:55 ようやく頂上にたどり着きましたが、完全に息が切れてます。あんな狭い螺旋階段で一気に中層まで登らされるとは思わなんだ。しかし頂上のテラスからはパリの町が一望できます。もちろんすでにエッフェル塔から一望してるんですけど、やっぱり夜に見るパリの町は一味違いますよ。ライトアップされたエッフェル塔はこちらからしか見えないし。…ん?そういえば昨日のガイドさんが、最近はシャンパン・ライトアップ(という名称かどうかは忘れた)を21時から5分間だけやるって言ってたな…ってちょうどいい時間じゃないですか。これぞ災い転じてなんとやら。
21:00 エッフェル塔につけられた小さな無数の電球が点滅し始めました。おお、確かにシャンパンの泡のように見えます。これはすばらしい。
21:20 ショーも終わり、そろそろホテルに帰ることにします。凱旋門の中層は歴史展示物が飾られています。その中に「世界の凱旋門」というコーナーがあり、世界地図の日本のところにもひとつ印が。日本に凱旋門的な建物あったかな…と思ったら、宮島の鳥居のことでした。うーん…まあゲートということでは共通している、か?(ちなみにパリと宮島は姉妹都市らしいですよ)。
22:00 ホテルに帰りました。お土産もスーツケースにしまい、あとは帰るだけです。プジョーにもう一度寄る暇があるか…?
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■ 2009-09-23 |
08:20 起床。特に今日は帰りを急がないので遅く起きてます。しかし昨日のプジョー土産は返す返すも惜しかった。…とネットを調べていたら、@プジョーの店は10時30分開店。A店の近くにある凱旋門から空港への直行バスが出る、B11時の直行バスに乗れば飛行機に充分間に合う、という事が判明。これは行くしかねー!という事で荷造り開始。
09:30 ゆっくりと出発。忘れ物はないな。とりあえず地下鉄1号線と8号線を乗り継いで凱旋門前へ。
10:00 店舗前に到着。まだ空いてないのでそのすぐ近くにあるマック(昨日も入ったよね…)へ。マックラップやフィレオフィッシュなどお馴染みのメニューがありました。朝はモーニングセットのみらしいですけど。
10:30 開店と同時に土産を購入。そのままダッシュでバス停へ。
10:50 はぁ…はぁ…スーツ…ケースを…かかえた…ままで…ダッシュなんか…できるわけ…はぁ…ないよね…ぜぇぜぇ。ちょうどバスが来たところなので素早く乗り込みます。片道15ユーロ。行きに乗ったバスと違って空調が効いてます。行きは渋滞のせいで1時間半くらいかかったけど、スムーズに行けば1時間か。
11:30 どういうマジックを使ったのか知りませんけど(寝てたので)30分で到着。
11:40 チェックインしようとしたところで問題発生。手荷物の重量制限が20キロなのだが、スーツケースが24キロあることが判明。すぐに中身を減らせといわれてしまう。仕方なく4キロ分を手荷物にしたらオッケーが出た。それでいいのか。
12:00 空港にも自販機ないのか…UFOキャッチャーまである日本の空港を見習えよ。
13:50 定刻通り飛行機は出発。時差の関係で寝ていた方が楽そうなので、食事の時間以外はお休みします。片道11時間弱とのこと。機内食は和食を選んだんですが、久々の米の飯と照り焼きの味が胃にしみます。ちなみに朝ご飯は美味しくなかったけどね。
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■ 2009-09-24 |
08:30 無事に関西国際空港に到着。お疲れさまでした。
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■ 番外編:おみやげコーナー |
NADIA & le secret de l'eau bleue/Le Film/Edition Collector(ふしぎの海のナディア劇場版 コレクターズ・エディション)
そのまんまナディア劇場版のDVDですね。…日本ではDVD化されてましたっけ?
内容物は以下の通り(写真左から)
・特装ボックス
・DVD2枚組
1枚は当然劇場版の映像(なぜか3:4ですが)。日本語版、日本語+フランス語字幕版、フランス語吹き替え版の3種類収録。もう1枚は特典板で、@ジュール・ヴェルヌ映画祭2004(英語音声、フランス語字幕もしくはフランス語音声)、Aヴァレリー・シクレー(ナディアのフランス語声優)インタビュー(フランス語)B「アトランティスの謎」という題の関係者インタビュー(フランス語)Cコミケ(多分2003年頃)のガイナックスブースの様子(日本語音声、フランス語字幕)、Dジュール・ヴェルヌ博物館館長インタビュー(フランス語)を収録。
・イラストカード(2枚)
イラストは既出モノです。
・海底二万里ナディア・コレクター版
中身読めないんで何とも言えないんですが、おそらくジュール・ヴェルヌの書いた小説そのものではないかと。ナディア版となっていますが表紙にナディアの顔があるだけです。このボックスの厚みの原因。
まあそんなわけで、ナディアのコアなファンでなおかつ劇場版を持っていない人にはお勧めです。…そんな人いるわけないって?いますよここに。
GURREN LAGANN Vol.1(特に記載はないですが限定版)
こちらはテレビ版グレンラガン第1巻(1話〜9話)の吹き替え版。フランス語はもちろん、英語とドイツ語まで入ってお得です。また日本語音声、外国語字幕も選べるので、外国語の勉強にも使える優れもの。日本語版を持ってない人にもお勧めです。
販売元:beez entertainmentなんですけど、日本からは購入できないのかなぁ…
内容物は以下の通り(写真左から)。
・特装ボックス
多分全3巻のDVDを収納できるようになっていると思われ。さりげなくグレンの口のところが開閉するようになっていて気が利いてます。
・シモンのドリル
緑のLED内蔵で光ります。意外といい出来。
・ヨーコの髪留め
髪留めではなくてバッジ。
・グレン団ワッペン
アイロンプリントじゃないです。
・DVD2枚組
1枚目は1〜5話を収録。キャラクター名や地名はそのままです。もちろん第6話予告のテレビ放映版も収録。2枚目は6〜9話、映像特典として第6話放映版も。
吹き替え声優の感想ですが、
@英語版…シモンはちょっと子供っぽさがない。カミナはやや若く細い(外見のイメージに近いとも言える)。ヨーコは明らかに大人っぽく、ニアは原作の雰囲気出てます。この4人の声質はみんな原作に近い人が選ばれてます。リーロンは声が太いせいで不気味さが増してます。ヴィラルはハンサム声。
Aフランス語版…シモンはちょっとおっさん臭い。カミナはなぜかだみ声。ヨーコはちょっとおばさん臭い。ニアはお嬢様声。リーロンは原作とはまた違うオカマ声です。ヴィラルはおっさん声。
Bドイツ語…シモンはちょっとおっさん臭い。カミナはあまり特徴のない声。ヨーコは田舎少女声。ニアはちょっとかすれ気味ですけど原作に近い声。リーロンは声が細めのおっさん。ヴィランは小物悪役声。
ちなみにオープニング・エンディングは原作通りで、歌詞字幕(ただし回によってはローマ字)が出ます。
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