む…ジャンくん…
ナディアとネオを…
撃て!

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#38 宇宙(そら)へ…

これまでのあらすじ

今回もありません。

ストーリー

 ついに最終決戦が幕を上げた。N−ノーチラスの攻撃に対し、その数十倍の火力で応戦するレッドノア。何とか隙を見てレッドノアに乗りこもうとするネモだが、レッドノアのバリアーに阻まれてしまう。そこでN−ノーチラスは自らもバリアーを張り、レッドノアに突撃する。激しいバリアーの衝突の末、ノーチラスはレッドノアのバリアーに穴をあけ、そこからグラタンを送り込むことに成功した。
 しぶといノーチラス号に号を煮やしたガーゴイルはバベルの塔を使うため、上昇をはじめた。それを追うN−ノーチラス。戦いの舞台は宇宙へと移っていく。グラタンの内部工作を待つノーチラスの前で、バベルの塔の光が放たれる。あわててバリアーを張るが、先ほどの損傷が治りきっていないノーチラスはまともに光を受けてしまう。
 何とか爆沈は避けられたものの、満身創痍のノーチラスには第二撃を受ける力はない。勝利を確信したガーゴイルがバベルの塔の光の発射命令を下す。その時、バベルの塔の中枢部に入りこんでいたグラタンが突入ボルトをグラタンごと爆砕し、バベルの塔とバリアーは力を失ってしまった。その隙を逃さずレッドノアに突入するN−ノーチラス。
 ネモ、エレクトラ、ジャンの三人はナディアを探してレッドノアの中枢部へ進んでいく。行きついた先は巨大な広間―玉座の間であった。そこへガーゴイルがナディアとネオを引きつれて登場する。ガーゴイルによって心を消されたナディアは、ジャンの呼びかけに答えない。
 もはや自分の絶対優位を確信したガーゴイルは、自らを神とする神前裁判を開廷する。彼はネモがアトランティス人でありながら人間と共存しようとすることが許せなかったのだ。『そのような軟弱なアトランティス人は、我々には必要ない』そう言い放つガーゴイルの背後で、ナディアが銃を撃つ。もんどりうって倒れるネモ。エレクトラはすぐさまガーゴイルに発砲するが、ガーゴイルの仮面の半分を打ち砕いただけだった。ネモは、ジャンに向かって叫ぶ。『ナディアとネオを撃て』、と。その言葉に銃を構えるジャンだったが…

みどころ

【サブタイトル】
 「宇宙」と書いて「そら」と読んだら、年がばれた。
【もだえるエレクトラさん】
 もだえっぷりの作画に気合が入ってます。色っぽ〜い
【ホーミングレーザー】
 何だか科学的にヘンなところにツッコミをいれるのはマナー違反な気もしますが…レーザーがホーミングするわけないだろっ!
【ああっ…エッフェル塔が…】
 ジャンもエレクトラも機関長もネモも、レッドノアが全ての元凶みたいにいってますが、実際にエッフェル塔を破壊したのはノーチラス号ですから。
【バリアーに勝てるのはバリアーだけだ!】
 いーつーもーのー。
【ネモめ…万策尽きて自殺を図ったか by ガーゴイル】
 そんな性格ならあんたは21話の時点で死んでますよ。
【レッドノアのバリアー vs N−ノーチラスのバリアー】
 固い!光る!割れる!特撮物のバリアーはこうでないとね〜…で、なんで出来てるんですかコレ。
【怪力光線砲が壁をグラタンの形に!】
 コレって演出的にはいいと思うが、実戦としてはどうよ。そんな余裕かましてると…
【バベルの光、再び】
 だーかーらっ!避けたりかわしたりバリアー張る暇があったりする光線兵器ってどういうのなんだよーっ!ぜーはーぜーはー
【けっ、電池が切れやがった】
 言わんこっちゃない。
【グラタン自爆】
 実はあのグラタン起爆装置は前に一度出てきたことがあります…覚えてますか?
 答えは→(ドラッグ)ジャンの人工太陽起動装置(#26)
【ガーゴイルとネモ、対峙】
 お立ち台、専用BGM、そして逆光。ガーゴイルさまの登場シーンはいつもステキすぎです。

次回予告

ナディア「みんなとの別れの時が近づきました」
ジャン「ナディア、いっしょに地球へ帰ろう」
ナディア「あなたの故郷へ?」
ジャン「違うよ、地球は僕らの故郷じゃないか」
ナディア「父も兄も、自分の信念に命をかけたわ。私はブルーウォーターの継承者として、この船を沈めます」
ジャン&ナディア「次回、最終回『星を継ぐ者…』」