いい男っていうのは
過去を悔やんだり
しないものよ
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これまでのあらすじ
今から約１００年ほど前の昔。毒キノコを食べて気を失ったジャンと初めてのくちづけを交わしたナディアは、その日からまるで別人の素直な女の子になってしまいました。しかし、ジャンがくちづけのことをなにも覚えていないと知ったナディアは激怒し、ジャンは千載一遇のチャンスを失ってしまったのです。
こうしてまた、無人島の平穏無事な一日が過ぎていくのですが、ナディアたちは一体、いつまでこの島にいるつもりなのでしょうか。
ストーリー
すっかり島での生活になじんでしまったジャンたち。そんなある日、ジャンは凧を飛ばして島を偵察することを思いつく。栄えある搭乗者に選ばれたのはキング。ジャンたちはいやがるキングを凧に縛りつけ、大空へとあげる…が、強風のため綱が切れてしまう。なんとか着陸したキングの話によると、台風が近づいてきているらしい。
その夜、台風が島を直撃。ジャンたちはなんとか家を補強して乗りきろうとしたが、結局家は壊れ、キングはまたもや飛ばされてしまった。
次の日、ジャンたちが見たものはなんと近くに浮かぶ島。キングはその島に飛ばされていたのだ。ジャンたちは船でその島に向かう。どうやらその島は昨日の台風で流されてきたらしい。熱帯と寒帯の木が混在する不思議な島に不審がるジャンだったが、その時マリーが砂漠で砂に埋められた人を発見する。なんとそれは、かつてアメリカ艦隊にジャンたちが拾われた時に世話してくれたエアトンだった（詳しくは＃３）。急いで掘り出すジャンたち。
水を飲んでようやく落ちついたエアトンは、これまでの出来事を語り出した。ノーチラス号に攻撃をかけたとき（詳しくは＃１５）に船から落ちてしまい、流れ着いたのがこの島だという。そしてこの島で起きる怪奇現象の数々。とどめに数日前から島に現われた恐怖の大王。その恐怖の大王に捕まったエアトンは毎日拷問を受け、なんとか逃げ出してきたが、捕まって砂に埋められていたのだ。その話を聞いたジャンたちは島に急いで戻ろうとする…が、そこへ咆哮と共に恐怖の大王が出現した！
みどころ
【作画】
全編で一二を争う出来でしたね。昨今ここまでヒドイ作画はなかなか見られないですよ。もう超レア！…すまん。フォローしきれんです。
【海上で釣りをするジャン・マリー・キング】
このシーンは、あまりに作画が悪かった部分を切った尺埋めに差し込まれたそうな。
ジャンがいっている『ル・アーブルのレイちゃん』とは綾波レイ…ではなく、日高のり子さん（ジャンの声優）と仲が良く、当事結婚したばかりだった佐久間レイさんのこと。
マリーの『26までに結婚したい』というのは水谷優子さん（マリーの声優）の当時の年齢から。
【＞「一生懸命やってくれたんだもん。そんなに自分を責めないで…きっといいことあるわよ」byナディア】
こんなのナディアじゃない！！（涙）
【＞『キング、今二本足で歩いてた…』byジャン】
実は前回の家出シーンからやってます。ていうか今までさんざん雨乞いや釣りや滝修行を見せられて今さら驚くかっつーの。『キングが動物だってすっかり忘れてたよ…』って自分で言ってるし。
【エアトン登場】
また唐突な登場だな。つか、誰だよコレ（と最初見た時は思った）。こんな２回しか出てないキャラを思い出すにはあの回想シーンじゃ足らないですよ。
【恐怖の大王】
赤毛で声のデカイ魔女…痩せて力持ちの悪魔…丸々と太った魔物…四本足の恐怖の大王…う〜ん、一体何者なんだろ？ぜんぜん予想つかないよ…って次回予告でばらしてどうする。
次回予告
グランディス「ひっとの迷惑かえりみず、やってきました、グランディス軍団！」
ナディア「グランディスさん。サンソン、ハンソンも」
グランディス「なんだってぇ！？あたしが魔女だって言うのかい、このトンチキが！」
ナディア「なつかしいグランディスさんたちと出会えたこの島は」
グランディス「世にも不思議な、へんてこな島だったんだよ」
グランディス＆ナディア「不思議の海のナディア第28回『流され島』見てね」
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