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これまでのあらすじ
今から100年ほど前の昔、新しい生活の場所となった無人島でもナディアのワガママはとどまるところを知りません。
人の迷惑も省みず、ナディアは朝早くからジャンたちを引っ張り出し勝手に動物や島のあちこちに名前をつけて回り、どういうわけか自分は生まれ変わったと言い張る始末です。
あげくの果てに科学や文明とは一切縁を切ると言い出して、ナディアはたった一人でジャングルの中に入っていってしまうのでした。しかし、一人で自然の中を生きていくことの難しさを身をもって知ったナディアは、結局ジャンたちの元に戻ることになったのです。
二人は仲直りをしたものの、はたして本当にナディアのわがままは治ったのでしょうか。そしてナディアは一体何を考えて生きているのでしょうか。
ストーリー
朝からナディアとジャンは大ゲンカ。理由はジャンが朝食のオムレツに肉を混ぜたこと。菜食主義者のナディアは独自の理論を大展開してジャンを責めたてる。あげくの果てに食べ物も水もいらない!と宣言してしまった。
ところが次の日から大干ばつ。雨はまったく降らないし、ジャンの魚釣りも一向に成果が上がらない。ジャンとマリーは肉の干物をかじりながらなんとかしのいでいたが、ナディアは食べるものがない。最初は強がりを言っていたナディアだったが、空腹に耐えかねて腐って捨てられたほうれん草の缶詰を食べてしまい、お腹を壊してしまった。
その頃。ネオ・アトランティスではネモの葬儀が盛大に行われていた。ネモを弔い、ガーゴイルは次なる目標として神聖大要塞レッドノアの復活を宣言する。宇宙まで飛ぶことができるというその復活の暁には、人類支配が達成される、というガーゴイルの声は次第に力を帯びるのだった。
一方、ナディアは幼い頃の夢を見ていた。友達だった動物が安楽死させられたこと。サーカスの団長が自分のことを思って厳しく接していたこと。夢にうなされるナディア。
ジャンとマリーはナディアのために薬草を採りにいっていた。ところが、このところの干ばつで森にはロクな薬草がない。それでも探しつづけるうちに、2人は洞窟に迷い込んでしまう。ジャンが奥を見に行くと、そこにはどう見てもあやしい色をしたキノコが…図鑑でそれを調べていたジャンは、いつしかキノコの胞子の幻覚におかされ、キノコをむさぼるように食べてしまう。結局マリーのおかげでキノコからは解放されたが、幻覚を見続けるジャン。マリーに引っ張られて帰ってきたジャンに対し、ナディアはいつも自分のそばにいて助けてくれたことに感謝し、そっとキスをしたのだった。
みどころ
こんなサブタイトルをつけておきながらイキナリ2人のケンカシーンから始まり、前編はギャグ調で進み、ロマンティックなのは最後の1分だけというある意味ぶっとんだ構成の話でした。いや、誉めてるんですよ、マジで。
しかし、今回のみどころは主人公たちよりその他の面々…ネオ・アトランティスやグランディスたちの動向がおもしろかったですね。
ネオ・アトランティスの方はあいかわらずガーゴイルさまの自意識過剰な演出が笑えました。「諸君、この地球はだれのもの?」「「「ネオ・アトラン!!」」」って本番前に何度も練習してるんですよ、きっと。そして葬儀とは名ばかりの大演説大会。これだけの大舞台をおっぴろげておきながら、直後にナディアが想像したネオ・アトランティスは、缶詰ひとつずつに怪しげなガスを注入する地味な姿、という落差も笑いを…こんなわけのわからない組織に世界征服されてもいいんでしょうか。
一方、グランディスたちも1カットでしたけどいい味出してました。サンソンも4話ぶりにいつもの姿を取り戻してサンソンファンも安心?そういえばハンソンが言っていた「とほほ〜なんてフカ解な状況なんだ!?」というのもダジャレになっていたことに気付きましたか?(ボクも絵コンテ集を読むまで知らなかった)
えーと、ジャンとナディアの話でしたっけ?ナディアの夢に出てきた団長の笑顔はなにか腹黒いものを感じずにはいられなかったんですが、そのあとのナディアの台詞からすると、あの笑顔も「わしはナディアのことが大事だから…」というセリフもマジだった、という解釈でいいんですか?
あ、そっか。ナディア名言集も忘れてはいけないですね。「好き嫌いじゃないわ、ポリシーよ!」「卵は卵よ、生き物じゃないわ!」げに度し難きは他人の好き嫌い。
次回予告
ナディア「今度って今度は許せないわ!わたし本当に怒ってるのよ!わたしのあげたはじめてのキスを全然覚えてないらしいの!ジャンったらどうしていつもこうなのかしら…」
マリー「ナディア〜!大変よ、キングがいなくなっちゃったんだぁ!」
マリー&ナディア「不思議の海のナディア第26回『ひとりぼっちのキング』見てね〜」
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