僕は科学だけじゃなく
それを創り出した人間を
信じたいんだ
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これまでのあらすじ
今から約100年ほどの昔、沈みゆくノーチラス号から脱出したジャンとナディア、そしてマリーとキングはとある無人島に漂着しました。万能潜水艦の何不自由ない生活から一転して、ジャンたちは自分たちの力で生きていかなくてはならなくなったのです。
ところがナディアは大自然の恐ろしさも知らずに無人島での生活に希望を燃やし、この島で一生を過ごしてもいいとさえ言い切るのでした。
一体ナディアはなにを考えて生きているのでしょうか。
ストーリー
いよいよ今日から無人島での生活の開始。ナディアは朝早くからジャンたちをたたき起こし、島のあちこちにかってに名前をつけて回る。そのあまりの浮かれ様に驚く一同。ナディアは「今までの殻を破って一回り大きくなったのよ。南の島のナディアに生まれ変わったの」と言い、科学文明と縁を切ることを宣言、森の奥へと消えてしまった。
一方、そんなナディアはほっといて、ジャンたちは救助に備えて生活するための準備をはじめる。テントの設営、ボートの作製、島の測量。ひとまずしばらく生活できるだけの準備はできた。あとは船が通りかかるのを待つだけ。と、そのときマリーが船を発見。ジャンはのろしを上げるが、船はそのまま去っていったのだった。ガッカリしてキャンプに帰る2人と1匹。が、そこで見たものはキャンプの缶詰をこっそり奪って森へ消えていくナディアの姿だった。その強情さにあきれるジャン。
次の日、ノーチラス号から持ってきた缶詰は底をつき、ジャンたちは魚釣りに出かけることになった。(ちなみに森の中のナディアは缶詰が空けられずに巨大な岩で缶詰をつぶそうとしていた)沖で魚を釣っていると、またもや船が通りかかる。大声で呼びかけるマリーとキング。しかし、ジャンはそのふたりを止める。「ナディアは行かないよ…」その言葉にうつむくふたり。
とりあえず魚はとれたので、ジャンたちは島へ戻ろうとする。ところが、そこで見たものは潮に流されるノーチラス号の船長室と、それにしがみついたナディアだった。ナディアは動物や魚たちに助けを求めるが、当然返事はない。結局、ナディアを助けたのはジャンだった。魚たちが助けてくれなかったのは、ジャンたちが全部とったからだ、と怒りをぶつけるナディア。そんなナディアの態度に、ついにマリーが怒った。生きていくためにはしょうがない、魚たちだってわかってくれる、と。ナディアはその言葉に言い返すことができなかった。
その晩、ジャンとナディアは浜辺で話していた。ナディアが船長室に行ったのは、あのホログラムを取りに行くためだったのだ。自分の意地っ張りを詫びるナディアに、ジャンはやさしい言葉をかける。人間が人間として生きていくには、科学がどうしても必要なんだ、と。ジャンのその言葉に、ようやく笑顔を見せたナディアだった。
みどころ
とりあえず今回は作画が結構マトモでした。あーよかった。
今回はナディアのはっちゃけぶりが見所でしたよね!?『野うさぎのサギノさん!』『あ〜ああ〜(ターザン?)』『一体どうやって開けるのよ!』『助けて!森の動物さん!』…自分の体よりデッカイ岩を持ち上げるヒロインってどうよ?でも、そんなハチャメチャさがあったから、最後の和解シーンが美しく光るんですよね。これでナディアもしばらくわがままを言わなくなるでしょう。…ってあれ?25話の展開は…
ゴホン。ジャンが、船長室からモノを運び出すのにまず船を作った、というところがさすが〜って感じですね。ボクだったら絶対夜、潮が引いた内に手で運び出すな。これからの漂流生活が長引くことを見越して船を作ったその先見性!感服です(バカにしてます?)。
微妙に疑問。もしあのガーフィッシュがノーチラス号にやられたとすれば、沈んでから2年もたってないはず。それなのにあんなに缶詰が腐ってたというのは…やっぱり『我が組織に無能は不用!負けたやつはそのままくたばれ』というガーゴイルさまの作戦ですか!?
次回予告
マリー「ナディアが病気になっちゃったの…変なモノを食べちゃったからだってサ。ふふっ、食いしん坊なのねナディアって!ジャンはお薬になる草を探しに行ったんだけど…」
マリー&ナディア「不思議の海のナディア第25回『はじめてのキス』」
ナディア「ちょっと恥ずかしいけど…でも、やっぱり見てね」
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