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#10 グラタンの活躍

▼ストーリー
 あれから二日。ノーチラス号、グラタン共に修理がすみ、一行は再び大海原に乗り出すこととなった。それからすぐ、ノーチラス号はガーゴイルの飛行船を発見する。罠を疑いながらも、ネモは追跡を指示。
 スピードを上げていく飛行船。ノーチラス号はルメール海峡にある地下水道を使って近道しようとするが、その前方には機雷が。あわてて後退しようとするが、既に出口にも機雷が配置されており、ノーチラス号は地下水道に閉じ込められてしまうのだった。
 絶体絶命のノーチラス号。海流の逆流が始まる3時間後には機雷が爆発し、ノーチラス号はやられてしまう。この状況を打破するために、グランディスはグラタンを使って手動で機雷を除去することを提案する。かくして、グラタンを水中仕様に改造して、グランディスたち3人が出撃することになった。
 その改造作業も終わりにさしかかったとき、サンソンはグランディスに当身を食らわせて部屋に運んでしまう。危険な目に会うのは自分たちだけで十分だと語るサンソンとハンソン。結局、サンソン、ハンソン、それにこっそりグラタンに忍び込んだジャンの3人で作業は行われることとなった。
 ノーチラス号が脱出するために排除しなければいけない機雷は4つ。与えられた時間は20分。2つは簡単に片付いたが、3つ目を回収中に水中カメラが水圧で壊れてしまう。しかし、気が付いたグランディスがノーチラスのブリッジから直接指示を伝えることでなんとか成功。ところが、最後の一つをマジックハンドが握ったところで海流の逆流が始まってしまう。ところが、なかなか機雷を放すことが出来ない。もうダメかと思われたそのとき、3人が力を合わせて引いたレバーに満身創痍のグラタンが応える。機雷を無事排除したグラタンは、ジャンの機転でなんとかノーチラス号にしがみつき生還を果たす。3人を出迎えたのは涙を流すナディアとグランディスのビンタだった。
▼みどころ
 話的にはインターミッションと次回への複線というところでしたが、こうやってマジメに見て気付きました。かなり内容的に濃い。主要人物みんなのいいところがはっきり前面に押し出されているというか。ジャンの楽天的なところや、ナディアの素直になれない心、おませなマリーの発言、グランディスのリーダーシップ、サンソンとハンソンの男気、ノーチラスクルーのマジメさなど、非常に面白い。
 そして話の展開も熱い!ネモのためにグランディスが命を張り、グランディスのためにサンソンとハンソンが命を張り、ナディアのためにジャンが命を張る。熱い。熱くさせてくれる話です。やっぱりアニメはこうでないと!
 さて、他にもみどころが結構ありましたね。まずノーチラスクルー(測的長、操舵長、機関長)に固定声優が付きました。前回までは使い回しっぽかったけど。それからガーゴイルの女性秘書。なかなか有能そうなところも見せてたんですが、これ以降登場がありませんよ?もしかしてお怒りに触れて消されちゃいましたか?ネオ・アトランティスで女性であることがはっきりしていたのは彼女一人では?結局仮面だから顔はわかんないけど。
 ということでナディア初心者にも安心してオススメできる回でした。