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これまでのあらすじ
ときに西暦1889年。謎の組織ネオ・アトランティスに捉えられたナディアは、ガーゴイルと名乗る仮面の男にブルーウォーターを要求される。その男の非情さに折れてしまったナディアは、ジャンが持っていることを告げてしまう。
その一方でジャンは三人組と共に殺人兵器バベルの塔の基部に隠れていた。その目前でついにバベルの塔の実験が行われる。その力は洋上の島を軽く吹き飛ばしてしまった。今ここに世界を滅ぼす悪魔の光がよみがえったのである。
ストーリー
ジャンと3人組はバベルの塔の基部でナディアを救出する作戦を立てていた。グランディスたちもブルーウォーターのため(本当はジャンが持っているのだが)、ナディアの救出に協力してくれるという。その後ろで、基部に備え付けられていた人造オリハルコンにひびが入ったが、それに気付く者はいなかった。
4人は基地の湖から発電所が水を引いているのを発見し、その冷却水をせき止めて停電を起こすという作戦を立てる。4人は二手に分かれ、ハンソンは森にグラタンを取りに、残りは基地に潜入することにしたのだった。
一方、ガーゴイルはブルーウォーターを手に入れられないことにいらだち、直接的な手段に出ていた。ナディアたちを盾に基地内放送でジャンに投降するよう呼びかけたのだ。ジャンは仮面の兵士に変装したグランディス、ハンソンと共にガーゴイルの前に出ていくことになった。
ジャンは兵士たちに囲まれた広間でガーゴイルと対峙していた。ブルーウォーターを引き渡すようにいうガーゴイルに、ジャンは兵を下げるよう告げる。その言葉に応じて兵を下げるガーゴイル。すかさず、サンソンがガーゴイルに銃のねらいをつける。しかし、ガーゴイルはナディアの解放には応じない。怒ったサンソンが銃を撃つが、弾は全てガーゴイルの前に張られていた見えない壁にはじかれてしまうのだった。
絶体絶命かと思われたそのとき、基地が突然停電する。冷却水が止められたせいでボイラーがオーバーヒートを起こして爆発したのだ。その隙を逃さず、ハンソンのグラタンが乱入してくる。仮面の兵士たちが混乱に陥る中、ジャンたちはナディア、マリー、キングを奪還し脱出するのだった。
ハンドルを握ったサンソンは見事な操縦で敵の兵器を退け、見る見るうちに出口へ近づく。湖上に着水し、後は取水口から脱出するだけかと思われたそのとき、眼前にネオ・アトランティスの潜水艦が浮上する。応戦するが、火力が違いすぎて逃げることもままならない。今度こそダメかと思われたが、そこにネモ率いるノーチラス号が登場する。あっという間に潜水艦を沈黙させるその力に驚きを隠せない一同。
一方、ネモ侵入の報を受けたガーゴイルはバベルの塔発射の準備を進めていた。その目論見に気付き、急いで艦を潜航させるネモ。しかし、到底間に合いそうにない。しかし、まさにバベルの光が発射されようとしたそのとき、中枢部の人造オリハルコンが完全に砕け散ってしまう。行き場を失ったエネルギーは暴走し、今度は基地を消し飛ばしてしまうのだった。
なんとか飛行船で脱出したガーゴイルは基地の責任者を処刑する。人間の愚かさを嘆くガーゴイル。他方、こちらも無事に脱出したジャンたちは互いの無事を喜んでいた。しかし、ノーチラス号やネオ・アトランティスについて浮かんだ疑問はジャンの心の中で渦を巻くのだった。
みどころ
そういうわけでマリーの島編はおしまいですね。最後にふさわしい、緊張感と爽快感あふれる回でしたよ!ん?前回アレだけあおったくせにジャンの活躍が少なかったって?何いってるんですか!それを言うならハンソンなんてグラタン取りにいってたせいで中盤からまったく出番がなかったんですよ!…じゃなくて。あの状況でナディアを守るために敵の本拠地へ出ていくその姿がステキなのですよ!ガー様も言ってたでしょ?「愛のなせるわざか…」って。とフォローしてみる。
そしてサンソン大活躍!怪力、射撃、運転と彼の持ち味が一杯一杯に発揮されてましたよね。ちょっと危ない人だということも明らかになってしまいましたが。もっとも、これぐらいで引いているようじゃこの先ついて行けませんよ。
あ、そうそう、恐怖に泣き叫び、挙句の果てに許しを請うというナディアの世にも珍しい姿も拝めますよ。ちょっと異様ですけどね。
次回予告
ジャン「助けていただいてありがとうございます、ネモ艦長!」
ネモ「わたしを艦長と呼ぶな!この船は軍艦ではない」
ジャン「えっ?…あっ、わかりました。ネモ船長、ご案内します。友達のナディアとマリー、ライオンのキングです」
ネモ「ナディア?まさか!」
ジャン「第9回『ネモの秘密』みんな見てね。ジャーン!」
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