*Y.A.S.*

第５話蝕（続き）

ニイナ逆襲のキュー

白銀ランク故に潤沢なコロニーの物資を積極的に他のコロニーに分けているニイナ。彼女は「味方を増やすための先行投資」と言っていますが、さらに発展して、今度はコロニー30（ルディの率いるレウニス製造を担当しているコロニー）と技術交流することになったみたいです。でもニイナさん、以前コロニー30にボロ負けしたって聞いてますけどわだかまりとかないんですかね…

微妙に不安な回答どうも。ニイナはこれも敵情視察を名目にしていますけど、どうにも何か経験から来る処世訓的なものがありそうですね。

それは気にせずコロニー30へやってきました。ニイナの嫌味…というか劣等感あふれた当てこすりも、天真爛漫なルディには全然効いてないみたいです。

ルディは最近、ケヴェスのレウニスを捕獲して、敵味方の識別機能をなくす研究を進めているみたいですね。しかしそうやってルディが友達になろうとしたレウニス”コパン”は、何者かの指示でコロニー30から毒薬の材料を盗み出そうとしていました。一体どこの誰がそんな卑怯な真似を…

お前か。お前かって言ってはみたけどどこであったんだっけ…（プレイ日記を読み返す）ああ、以前ルディを利用していた執政官か。メビウスに変身する間もなくレウニスの爆発に巻き込まれて死んだと思ってたんですけど生きてたんですね。どうやら水源に毒を撒いて、水の奪い合いという戦いを起こそうと考えていたようです。手段も最低なら目的も最低だよ。

ニーナによれば、前任者はあまりに無能で多数の犠牲を出しており、それに耐えられなくなってクーデターを起こしたということのようです。戦場における士官の死因の2割が部下によって殺されたものだってハガレンでも言ってた。ていうかその軍務長を任命したのも、それを知ってニイナを軍務長にしたのもメビウスだから結局メビウスが悪いんですよ。

そんなわけで、人を信じることも、信じてもらうことも出来なくなっていたニイナですが、今はそんな揺さぶりにも動揺しない、心から信じてくれる仲間がいます。ここで一番人間関係に慎重なタイオンが彼女をフォローするのがいいんだよな。

ニイナ因果応報

崖から転がり落ちそうになったニイナを危ういところでノアが救ったりと、多少ピンチもありましたが、結局最後はラッキーセブンがメビウスを切り裂いたのでした。…ラッキーセブンそんなに強かったっけ？執政官でも壊せない命の火時計を壊せるんだから、執政官なんて余裕で斬れるってことかな。

伝説の剣とかじゃなく、普通にノポンが鍛えた剣にやられてしまって、キューの気持ちも多少分かる。

タイオン…最初はあんなだったのに、いつの間にか仲間のことをそんなに思ってくれていたのか…。発売前にはきれいなヨシツネとか言ってホントごめん。

ニイナも過去の呪縛から解き放たれて、少し素直になってくれましたね。

激しく同意。

トライデン闊歩する鉄巨人

さて再び海に出て、イスン島というところを彷徨っていると、見知らぬ鉄巨神が近くを通り過ぎていきました。ちょっと気になるので軽率に追いかけてみましょう。

トライデントライデン登場

言うても鉄巨神あるところにメビウスあり。いきなり会敵しないようここは慎重に…

いきなり後ろ取られるなよ。というかどっからどう見ても海賊だー！？いや、メビウスだー！

 

海賊といっても某ジャンプの海賊漫画に出てくる類いの海賊みたいです？くっ、こっちも海賊っぽさなら負けてないですよ。（眼帯的な意味で）
どうやらこの男―トライデンは、メビウス・ティーでありながら自由気ままに海をさすらっているコロニー15の執政官兼軍務長だそうです。情報過多かな。

そういう流れになると思った。これ勝ってもこのむさいおっさんが仲間になるとかならないとかでしょ。遠慮しておきま…

安い挑発だなぁ。さすがにそんな挑発に軽率に乗るような奴はうちのパーティにはいない…

いやお前が乗っかるんかい！まあトライデンのあおりが上手すぎましたね。ホントは怖いくせにそれがばれないように仲間を諭して知恵者ぶってダサいとか言いすぎだろw

トライデン殴り合いの四番勝負！　Ａ

トライデン殴り合いの四番勝負！　Ｂ

すっかり乗せられて海の男の三本勝負に付き合わされましたが、2勝1分けでこっちの勝利でした。あー楽な勝負だった。おっさん仲間にならなくてもいいぞ。男らしく負けを認めてくれればな！

往生際悪ぃぃぃぃ！しかも最後の勝負に勝った方に7兆ポイント入るそうです。昭和のバラエティ番組かよ！

トライデンこれにて決着ッ！

まあメビウス化せずに拳で戦いを挑んできたことは評価しよう。メビウスらしからぬその人間くささ、逆に仲間にしたくなってきたわ。

トライデンの頼みに応じて、コロニー15の火時計も破壊しました。彼は気のいい仲間たちを命の火時計から解放したくて、ノアたちにわざと絡んできたみたいですね。その割りにはノリノリだった気がするけど。

そこまで言われちゃ男としてこの誘い断るわけにはいきませんね。冷静に考えるとこのおっさん、曲がりなりにもメビウスですから、瞬間移動も出来るしメビウス化も出来るし、しかも強敵のアーツやスキルをコピーできるとか、戦力的には申し分ないですよ。…え？長生きしすぎて全部やり方忘れたぁ！？お前もう船下りろ！

グレイロザーナの機転

さて、仲間に入ってからも全然自分のことを話さなかったグレイですが、実はロストナンバーズの一員ということが判明しました。シティーには自宅もあるそうですし（物見遊山で）行ってみますか。

 

既婚者だったんかい！？主人公パーティはウロボロスと軍務長ばかりだから、唯一の既婚者だな（モニカとトライデンは独身っぽいし）。CV:千葉繁ならモテないと信じていたのに…（失礼すぎる
しかし結婚してからそんな長い感じでもないし、グレイ一体何歳なんだよ…

60歳だったんかい！？いや確かに年長者風でしたけど、その年でフルメタルジャガー（※二丁拳銃使い）は落ち着きなさ過ぎだろw

そして覆面と眼帯取ったらめっちゃイケオジだったんかい！？いや、もう情報が溢れてて何が何やら。

さすがユーニさん、聞きにくいことをさらっとお聞きになるw

どうやら奥さんのロザーナは、モニカの密偵的なことをしているみたいですね。強硬派の暴発をなんとか押さえようとしているのか。そんな彼女に頼まれてエルティア海のへんぴな島まで来たんですが、そこでは強硬派が待ち伏せしていただけで、役に立ちそうなものは何もありませんでした。

シティーに戻ると、モニカもロザーナの頼みでシティーから遠ざけられていました。おまけにロザーナ自身もシティーから脈絡なく外に出ようとしており、しかも現在は行方不明だとか。町の人の話によると、彼女は中立派や穏健派ともつながりがあるそうです。あ　や　し　い　…

そんなロザーナが接近している強硬派のボス・フミヅキ。5年ほど前から地下組織で暗躍していましたが、ウロボロスが手に入り、オートマトンも管制した今がクーデターのチャンスだと思っているみたいです。シティーを掌握すればウロボロスも取り込めるだろうと考えているみたいですけど、それウロボロスが一番嫌いなやり方じゃないのかなぁ。

ということで先手を打ってこっちから強硬派の拠点を強襲することにしました。

自分たちもウロボロスを懐柔しようとしていたくせにダサい言い草ですね。その嫌味のせいでウロボロス達の好感度もだだ下がりと、後先考えてないところが二重にダサい。ていうか普段からレウニス相手に戦ってるウロボロスを相手に、オートマトン1体で勝てると思っているところで三重にダサい。

どうやらロザーナは最初からこっちの味方で、不穏分子を一網打尽にするために暗躍してくれてたみたいです。信じてたよー！この台詞一生に一度は言ってみたい。無事強硬派も一掃して事態も収まりました。ていうかグレイが以前言ってた「亡き友」っていうのは、ヴァンダムさんのことだったんですね。そして今はその娘であるモニカを夫婦で支えている、と。めっちゃいい人じゃないですか。

---

メインストーリーが海に出るだけで終わってしまったも。ちなみにまだヒーローの覚醒イベントが2つ残っているので、メインストーリーが進むのはその後になるも。

エルティア海、むやみやたらと広いのはいいんですけど、船の操作がすごく扱いにくいのが気になります。最近のゲームではありがちなんですけど、船とか飛行機とかは所詮移動手段なんですから、加減速とか慣性とかそういうのは全部無視して、十字スティックを倒した方向に即進むという操縦性だけに特化してもらっていいんじゃないかと思うんですよ。操縦性にこだわる人はシミュレータでもプレイしてろってんだ（暴言

トライデンはいいキャラですね。ヒーロー達の物語もメインストーリー同様シリアスなものが多いんですけど、自由に生きすぎているトライデンの話は終始ノリが軽く、見ていて面白かったです。コロニー15の面々も、そんなトライデンにあきれつつ、ノア達をからかうときは絶妙な連携を見せたのもなかなか。

あとはニイナちゃんでしょうか。彼女の過去は情感殺しという非常に重いものでしたが、それを聞いたノアたちはそのことを責めたりせず、ただやり方は間違っていたから、今度はそういうことをしないでほしい、もしそういうことがあったら相談してほしい、とはっきりニイナに伝えたのも良かったと思います。これでニイナのやったことを肯定しちゃったら、目的のためなら手段を選ばなくていいってことになりますからね。