2019-09-19

イタリア旅行8日目 子供のころの夢がまた一つかないました

時刻 旅の日記 写真
7:00 起床。やはり悔いを残したくないので、早起きしてサン・ピエトロ大聖堂へ行こうと思います。
よく考えたら、歩いて国境を越えるのってこのたびが初めてのような気がします。飛行機、船、バスなどはありますけど。
 
7:40

サン・ピエトロ広場

昨日とは打って変わって人がいません。ただし入場ゲートでは手荷物検査があるので、100人近い人が並んでます。まあこのくらいなら余裕でしょう。昨日は数百人レベルでしたからね。

7:55

サン・ピエトロ大聖堂

無事敷地内に入れました。ここは聖堂なので入場料はありません。


 

さて、さっそく内部を見学してもいいんですが、日本語のオーディオガイドは8時30分にならないと借りられないので、先にクーポラ(大聖堂のてっぺんにあるドーム状の部分のこと)に登りましょう。

とはいえ最高部の高さは約120メートル。ビルで言えば40階建てに相当します。歩いて登れるわけがないですよね。エレベーターは…

 
 

(日本語訳)

エレベーターで登る:階段320段 10ユーロ
歩いて登る:階段551段 8ユーロ

エレベーターなのに階段320段とかふざくんな!人間が歩いて上れる距離じゃねーぞ!エレベーターでショートカットできるのせいぜい17階分じゃん!あと23階徒歩で上るとか死ぬわ!

  まあ登るけど。とりあえずドームの下まではエレベータであっという間でした。ここからでも天蓋部分の天井に描かれたフレスコ画を存分に楽しむことができます。そして真下の大聖堂を見るとなかなか壮観(3枚目の写真は視界が悪いですが、転落防止用の金網があるからです)。
それはさておきここからが本当の地獄だ…


 

本当に死にそうになりながら、最後は這うようにして登り切りました!自分で自分をほめてあげたいです(普通に60代くらいの夫婦が登ってきてましたけど)。これだー!この景色が見たかったんだー!調子に乗ってパノラマ写真まで撮っちゃうぞー!

良かった。本当にここまで頑張ったかいがある、それだけの価値がある景色でした。高校生の時に世界史の授業でサン・ピエトロ広場の写真を見た時、その構造に感動してノートによく模写をしてました。ヴェネツィアといい、ローマといい、子供のころテレビや本で見ただけの場所に、自分が実際に立っているというのは旅の醍醐味ですね。





 
8:45 帰りのことを考えるとものすごく暗い気分になりましたが、意外と下りはあっという間でした。いい時間になったので聖堂内に入りましょう。ちなみにオーディオガイドは15ユーロ。ほかの美術館の入場料並じゃん!
8:50

柵があって遠くからしか見えないんですが、かの有名なミケランジェロの「ピエタ」です。これ作ったのミケランジェロが20歳のときらしいですよ。天才か。(天才です。)

昨日と今日(この後)で2度この像のレプリカを見たのですが、それは見ても何も感じませんでした。でも本物には明らかに異なる「凄み」があるッ!と思いました。本当に。もっと近くで見たかったです。


  聖堂の中はもう豪華絢爛で何が何やら。さすがカトリックの総本山。中世にこれを見せられた人たちはたまらなかったでしょうね。















10:00 見学終了。近くのお土産物屋を物色し、昨日も通ったサンタンジェロ城の近くまで行きます。一本西の橋から眺めると、きれいにサンタンジェロ橋が見えますね。このアングルだとディアボロが浮浪者に刺された下水道(橋の手前向かって右岸にあるはず)は、実際には存在しないことが分かります。
12:00

bottega PORTICI

その後バスに乗りテルミニ駅へ。ここは1階と地階がショッピングモールになっており、2階はフードコートになっています。買い物を一通りして腹ごしらえ。トマトとルッコラのニョッキです。パスタってなんで形が違うだけで味も違ってくるんだろう。

12:45

サンタ・マリア・マッジョーレ教会

4世紀に建てられた、テルミニ駅近くの大教会。ここも手荷物検査があります。

サン・ピエトロ大聖堂と共にローマの四大聖堂に数えられるだけのことはあります。こちらも荘厳でなんかもう言葉もないわ。入り口のすぐ上にあるステンドグラス(3枚目の写真)が有名です。






14:30

ボルゲーゼ美術館

ボルゲーゼ公園(6日目に紹介した、ジョルノたちがチョコラータと戦った場所)の中にある美術館です。ここも美術史的には非常に重要な場所なのですが、なんと完全予約制です。yukkun20は日本で予約しました。

予約方法についてはネット上でご検索を。当日ですが、まずチケットセンター(中央下に見える穴のような入り口の中)で予約した際のコードを伝えます(yukkun20はコードが記載されたメールをプリントアウトしていきましたが、実際はスマホの画面などでメールを示せば問題ないはずです)。するとその場で入場券に引き換えてくれます。あとは指定された時間になったら、入り口(写真中央下の階段の上)から入りましょう。チケットセンターのすぐそばには喫茶とショップもあります。





 

中のメインはやはりカラバッジョの絵でしょう。


 

またベルニー二の彫刻もたくさんあります。

ベルニーニはダ・ビンチ、ラファエロ、ミケランジェロといった巨匠たちの存在がでかすぎて日本ではあまり知られていませんよね(yukkun20が無知なだけかも知れませんけど
でもローマのいろんな博物館をめぐると、山ほど大理石像があるのに、時折異常なクオリティを放つ作品があるんですよ。それほとんどベルニーニの作です。

写真1枚目の「真実」、3枚目の「ダビデ」もなかなかですが、2枚目の「アポロンとダフネ」がすごすぎます。大理石じゃなくて粘土で作ったって言われた方がよほど信じられる。アポロンに迫られたダフネが月桂樹に姿を変えるシーンなんですが、ダフネの髪先や指先どうやってつくったんだ…



16:30 今度はスペイン広場に戻って買い物。おおむねお土産を買い終わりました。  
18:30

Sofia場所

スペイン広場の南にある、ちょっといい雰囲気のリストランテ。ここだけは日本で予約していきました。店員のお嬢さんがすごく気の利く方で、料理もさることながらサービスの点でもおすすめです。

 
 

1皿目はタコの何とか(ポルポ(タコ)は読めたけど調理法は読めなかったよ…)。タコがめちゃくちゃ柔らかく、日本でも食べたことのない舌ざわりでした。多分箸でも普通に切れる。

2皿目はアマトリチャーナ。この店の名物だそうです。実際にはカルボナーラを勧められたんですが、元々アマトリチャーナが食べたくてこの店を予約したので、固い意思でこっちを注文しました。ベーコンがカリカリでおいしい。

3皿目はホワイトチョコのムース(パッションフルーツソース)です。ムースの甘みとソースの酸味がマッチしていいですね。



20:00 これでイタリア旅行も終了です。明日は機中泊なので、更新はお休みします。では無事に飛行機が日本に着いたらまたお会いしましょう。  

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毎年のことなんですが9月から仕事が忙しくなって 全く遊ぶ時間がありません
まずかえってくるのは9時半くらいで 食事 お風呂して10時
11時で就寝して朝6時起床出勤へ
つまり自分の自由時間は一日1時間しかなくほとんど何もできない状況です

確かに去年もそのようなことおっしゃってましたね…繁忙期のあるお仕事は本当大変だと思います。お体に十分お気をつけください。

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