2019-09-13

イタリア旅行2日目 塔には階段はなく現在エレベーター一機でも塔上に登る事ができない!

時刻 旅の日記 写真
5:20 起床。まだ日の出前ですが、今日はどうしても行かねばならぬところがあるのです。  
6:00

メストレ中央駅

ホテルから徒歩10分程度、メストレ地区の中心にある駅です。ここから電車に乗ってヴェネツィア本島に向かいます。ジョルノとミスタの足跡をたどるならバスに乗るべき(ジョルノたちは車なので)ですが、この辺のバス停にはチケット券売機がなく(ヨーロッパは大体、乗車前に切符を買ってないとダメ。切符は鉄道駅や町中のキオスク(イタリアでは「タバッキ」と言います)で買う)、あいにく手持ちもないので、鉄道で乗り込みます。

鉄道の切符は駅の券売機で購入。この時間帯は全部自由席です。イタリアでは鉄道もバスも、初乗り時に切符を忘れずに刻印機にかざしておきましょう。これをしないと無賃乗車になります。

  先へ進むと本島が見えてきました。道路の左側を線路が並走してるのに、ジョルノはどうやって車を運河に入れたのか…と思っていましたが、島に近づくと線路と道路は分岐しました。しかし周囲が明るくなってきましたね…
6:20

サンタ・ルチア駅
(※青文字なのはジョジョの聖地という意味です)

ペリーコロさんによれば、ここにあるライオン像の中にDISCが…ないっ!ライオン像がないぞ!(※撤去されたわけではなく、あれは荒木先生の創作です)

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第18話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


 

ミスタが上陸した地点。ギアッチョがひっくり返していたゴミ箱もあります。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第19話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


 

ギアッチョとミスタが壮絶な撃ち合いをした場所。街灯の数も白線もアニメ通りです。残念ながらギアッチョが刺さった鉄柱はありませんけど。あとは朝日が昇ればあのシーンが…このためにわざわざ早朝に来たんですよ。
ちなみに足元にこのプレートがある場所で撮影すると、アニメ版のアングルにかなり近くなりますよ。

※3枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第19話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



7:08

「ミスタ…あなたの「覚悟」は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで「道」を照らしている」
…と言いたいところですが、ジョルノが旅した時とは季節が違うので朝日が昇る位置も違います。
ちなみにほぼ同時にアニメ版のアングルで撮影したのが2枚目の写真。建物のせいで朝日は見えません。そしてすでに日が昇っているせいで周囲はかなり明るく、また人通りも激しいです。原作でもアニメでも、暗い中で朝日が昇る印象的なシーンでしたが、あれも演出というわけですね。

 

※3枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第19話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)

 



 

ちなみにマンガ版では朝日が昇ったのはこちらの方角です。…が、これは南なので、現実にここから朝日が見えることはなさそうです。

※2枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」9巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)


  これでこの場所の巡礼は終わりですが、観光を始めるには時間が早すぎるので、駅の回りを散策。駅の中にマリア像があるあたり、イタリアのパワーを感じます。
7:30

AI SCALZI

駅のすぐ東にあるカフェで朝食。コーヒーにハムとチーズのオムレツです。これだけで13.5ユーロも取られるという観光地価格に物申したい。トマトも固いし。

8:10

8時を回りました。
次はもちろん、ボスから指示された「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」を目指します。ここはボートを適当にかっぱらって教会を目指したいところですが、現実にそれをすると行き先がポルポと同じ場所になってしまいます。いくら聖地巡礼とはいえそこまでガチでやるつもりはないので、ヴァポレットという乗合船を使いましょう。
ちなみに目的地に乗り換えなしに行く場合は、島の西外周周を行く船に乗ればいいです。が、ジョルノたちと同じ航路をたどるなら、大運河を通る2番線に迷わず乗りましょう。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第20話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


  船はだいぶゆっくりとしたスピードで進んでいきます。これじゃ15分以内に上陸するのはむりそうです。
 

リアルト橋

アニメでも登場した、ヴェネツィアを代表する橋です。ジョルノたちと同じように下をくぐっていきます。ヴァポレットが混んでいたのでいい席を確保できず、写真には半分しか写ってませんが…

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第20話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


 

S.Zaccaria停留所

ここでヴァポレットを乗り換えます。対岸には目的地のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見えますね。


8:50

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

ようやく到着した…のに正面からの写真を撮り忘れるという大ミス!仕方ないので裏からのアングルをご覧ください。ちなみに周辺施設は10時開館ですが、教会は9時開館です。
下の写真が、ジョルノたちが上陸したあたりだと思われます。

「何かわからないが…!!変な雰囲気だッ!」

※3枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」10巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)



 

なんかカラフルなオブジェが置かれていますが、それ以外はアニメ版と全く同じですね。それではボスが待つ鐘楼へ向かいましょう。

※2、4枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第20話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)





 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

※よく見るとマンガ版は通路の配置が左右反転されてます

※3枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」9巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)

 


  ドドドドドドド…ん?
 

「エレベーターメンテナンス中のため、鐘楼は閉鎖中です。ご不便をおかけします。(階段で上がることもできません)」

「吐き気を催す「邪悪」とはッ なにも知らぬ無知なる者にエレベーターを利用させない事だ……!ゆるさねぇッ!あんたは今再びッ!オレの心を「裏切った」ッ!」

 

9:20

まさか組織の手がここまで及んでいようとは…。やむなく鐘楼と地下納骨堂(こっちはないみたいですが)はあきらめて、ブチャラティがボスから逃れ、ジョルノと合流した場所へワープ。

そして島から脱出します。ヴァポレットでS.Zaccariaへ戻りましょう。
「行くぞッ!ボートが離れたのならおまえたちは「裏切り者」となるッ!」

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第21話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


9:30

溜息の橋

本当へ戻りました。地下牢獄へ続く橋で、ここを通れば生きては帰れないことからその名が付きました。アニメでもちらっと登場。

9:35

サン・マルコ広場

今日の聖地巡礼はおおむね終わりなので、あとは観光です。ヴェネツィアの中心にある広場に来ました。

ヴァポレット乗り場で「サン・マルコパス」を買っておくと、ここにある4つの施設と、そのほか島内の3つの教会の入場料が無料になります。ミーハーにはもってこいですね。


9:40

鐘楼

↑の写真にも載っている鐘楼にエレベーターで上がれます。8ユーロ。街を一望できますし、中では記念メダルを売っているのでyukkun20おすすめスポット。

なにより階段でないところがいいね。大体こういう歴史的建造物の高台って、階段しかないからなぁ…



10:00

ドゥカーレ宮殿

共和国時代の政庁。非常に大きな天井画があり、圧倒されます。そのほか刀剣コレクションなどもあり見ごたえ十分。

先ほどの溜息の橋はこの地下牢獄につながっているので、実際に中を通ることも出来ます。。






10:30

サン・マルコ寺院

9世紀に聖マルコの遺体を安置するために建てられた教会。中は撮影禁止です。教会なので肩を露出した服装では入れませんが、入り口で使い捨てのショールを2ユーロで売ってました。

11:00

コッレール博物館/国立考古学博物館/国立マルチャーナ図書館

中世のヴェネツィアの生活に関連した絵画の展示が多い博物館。考古学博物館も図書館も同じ入り口から入れます。



  5部のOPの最後に出てきそうなレリーフ。
11:30 サン・マルコ広場を後にして、西の方へ向かいましょう。しかし朝早かったので「G」が足りませんね。ガッツがね!
 

RISTRANTE da ‘Raffaele’

ボスを裏切ったブチャラティたちが昼食をとったレストランでガッツを補充。ところでアニメではスクアーロとティッツァーノのせいで大変なことになりましたが、ジョルノたちはレストランに代金を支払ったのでしょうか。

ここはイカ墨のスパゲティをいただきます。イカの濃厚な香りがたまりませんが、口が真っ黒になるので飲み物必須です。しかしうまい。そりゃミスタもお勧めするわ。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第22話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



 

その後も西へ向けて散策。

  • サンタ・マリア・デル・ジッリョ教会
  • サン・マウリツィオ広場
  • サン・マウリツィオ教会
  • ステファノ広場
  • アカデミア橋




13:00

アカデミア博物館

14~18世紀の絵画が展示された美術館。こういう絵(先ほどのサン・マルコ寺院が描かれている)を見ると、中世と現代って地続きなんだと改めて思い知ります。


 

今度は北上しつつ散策。

  • サン・バルナバ教会
  • GROM(イタリア各地にあるジェラート屋)めちゃうまい。

  サン・バルナバ教会の向かいでしていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」がおもしろい。
1枚目は勝手に荷が下がらないようギアにつっかえ棒を付けた滑車。
2枚目はよく見るスケッチを立体化したヘリコプター。

13:50

スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(大同信組合)

16世紀に建てられた建物で、中にはティントレットの巨大絵画がたくさんあります。旧約聖書や新約聖書をモチーフにしたわかりやすい絵が多く、見ていて楽しいですね。



  この向かいでも「ダ・ヴィンチ展」やってました。入場料が高く(8ユーロ)、内容もかぶっていたら嫌なのでスルーしましたが、ミュージアムショップで記念メダルを見つけたのでそれだけはゲット。
 

今度は東へ散策。

  • サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
  • 市裁判所
  • サン・ジャルモ・ディ・リアルト教会


  リアルト橋を西から眺めたところ。渡ってさらに東へ。
15:00

サン・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会

ゴシック様式の教会。露伴先生が取材のため訪れた場所です。

ご存知の通り内部は撮影禁止ですが、確かに露伴先生が座ったであろう告解室がありましたよ。


15:30

Bar Ai Miracoli

さすがに疲れたので休憩。スプリッツというさっぱりとした果実の風味のお酒です(スペインのサングリアに似てる)。オリーブの実とナッツが付け合わせになっていたので、延々30分ちびちびやりながら体力回復に努めました。

  これで見どころはほぼ抑えたのであとは島内をぶらぶら。Ca’d’Oro停留所付近はお店が多くてよかったです。  
19:00

Trattoria Marciana

サンタ・ルチア駅からすぐ南の橋を渡ったところにあるレストラン。最近パスタしか食べてないせいか指が荒れてきたので(yukkun20は食生活が悪いとこうなります)、野菜をとって栄養バランスを図りましょう。カプレーゼです。ゥンまああ〜いっ!と言いたいところですが、トマトは熟し方が足りないし、チーズも舌触りが安っぽいので正直味は普通。日本で食べたほうがうまいわ。

  2皿目はキノコとクリームのタリアテッレ(太麺状のパスタ)。こっちは文句なしにうまいです。でもタリアテッレはおなかにたまりすぎますね。日本人にはやはりスパゲッティが合うのかも。
20:15 帰りは駅の西にあるバスターミナルから。バスの7番線でメストレ地区まで帰ります。  
20:40

ホテルに帰りつきました。今日は一日歩け歩けだったので結経体力的には厳しかったですね。でもヴェネツィアは小さな街なので、ヴァポレットもいいですけど、実際に歩き回って隅々まで見て回るのもいい経験だと思います。

明日は移動日なので朝もゆっくりなので、体力回復に努めます。聖地巡礼も軽めにやりますね。

 

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アマデウス 実現プロジェクトだと・・・!?

yukkun20も応募しようかと思いましたが、自分の貧相な想像力では「紅莉栖らしい」回答を用意できずノイズになってしまいそうな気がしたので、温かく見守ります。ちゃんとミンゴスは参加させてもらえるんですよね?

 知ってます知ってます。”紅莉栖”を俺色に染め上げられるらしいですね。興味ないはずなかろうw。

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