テイルズ オブ フェスティバル 2008 元ネタ集
サブタイトルや時間などは全てDVD版に準拠。敬称略。
本編
01.オープニングステージ
03:04 小野坂『ディスティニーのディレクターズカット版』
この年の1月に発売された、TODのリメイク版「テイルズ オブ デスティニー ディレクターズカット」のこと。
あと間違えられがちなのだが、「ディスティニー」ではなく「デスティニー」。
03:16 小野坂『PSP版のリバース』
この年の3月に発売された、PSP移植版「テイルズ オブ リバース」のこと。
03:31 小野坂『ラタトスクね』
この年の6月に発売された、Wii専用ソフト「テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士」のこと。
04:00 小野坂『ヴェスペリア、すごい売れたらしいね』
この年の8月に発売された、Xbox専用ソフト「テイルズ オブ ヴェスペリア」のこと。
初週で10万本、累計で19万本を売り上げる大ヒットとなった。
Xbox本体との同梱パック「テイルズ オブ ヴェスペリア プレミアムパック」も同時発売された。
(これの詳しい説明は、スペシャルスキットの23:24あたりでエミルがしてくれてます)
02.スペシャルスキット「消えたフィルム!犯人は誰だ!?」
00:15 ルーク『おいガイ』
『ガイ』とは、ルークの幼なじみであり世話役でもあるガイ・セシルのこと。
00:36 ルーク『そしてオレは、その親善大使!…じゃなくて広報大使に選ばれたんだよな』
ルークが本編中で、キムラスカ王国の親善大使に就任したことから。なおルークはその権威を笠に威張り散らし、仲間達から総スカンを食ったので、やや自嘲気味に言っている。
02:42 アーチェ『テイルズシリーズの名コンビ、アーチェ&チェスターによる夫婦漫才を、小一時間ほどご提供させて頂きますので』
アーチェとチェスターは、2001年発売のドラマCD「TALES OF PHANTASIA ~PANIC・WORLD~(仮)」でも夫婦漫才をやっているので、それ以来の復活。
04:05 ???『犯人は超振動を所持している』
「超振動」とは、音素(TOA本編中に登場する、元素のようなもの)の干渉により、あらゆるものを分解、再構築する現象。ルーク(とアッシュ)は、単独で超振動を起こすことができる特殊体質。
04:23 ルーク『俺は、悪くねぇーっ!』
TOA本編で、ルークが敵に騙された結果街一つを滅ぼす大災害を引き起こし、その事で仲間に責められた時に言った台詞「こんなことになるなんて知らなかった!誰も教えてくんなかっただろっ!俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!」から。実際のところルークも被害者である側面が強い事故だったのだが、主人公とは思えないその発言である意味名台詞となった。
04:38 ハロルド『ディバインセイバー!』
「ディバインセイバー」は、神聖なる裁きの雷を撃ち放つハロルドの上級晶術。
07:12 ルーク『今こそな、「ガイ様、華麗に参上」ってタイミングだぞおい!』
「ガイ様、華麗に参上」というのは、TOA本編中でルークが敵の襲撃を受けてピンチに陥ったときに、突如現れて窮地を救ったガイが自分で言った台詞。そのスマートさで彼を代表する名台詞になった。
07:31 マオ『「せっかく日本に来たんだから、大宮の鉄道博物館だけは絶対にスルーできない」って」』 ルーク『あぁ…音機関マニアだった…』
「鉄道博物館」とは、埼玉県さいたま市大宮区にある鉄道に関する博物館(→公式サイト)。
ガイは音機関(TOAの世界における機械のこと)マニアで、音機関に目がない。
09:36 マオ『たとえば、初対面のおばあさんにいきなり「ミソくれよ」って言ったこととか、たとえばお店のリンゴをお金も払わず勝手に食べたこととか、たとえば食べ物を盗まれて悲しんでるお百姓さんに向かって「盗まれたんなら金で買えばいい」ってデリカシーゼロなことを言ったとか、そんなことあったりしない?』
全てTOA本編でルークがやらかした悪行の数々。ルークは家から一歩も出たことのない世間知らずのお坊ちゃんだったので、若干同情すべき点もあるのだが、同行していたティアは閉口していた。
12:17 ゼロス『俺様はただ、ティアちゃんを紹介してくれってお願いしようと思ってただけだよ』
「ティアちゃん」とは、TOAのヒロイン、ティア・グランツのこと。
15:17 マオ『エターナルソード【使用済み難あり・ノークレームでお願いします♪】』
「エターナルソード」とは、TOP本編で登場する、時空転移を可能にする時間の剣で、ラスボス・ダオスを倒すためのキーアイテム。もちろん非売品。
15:34 ゼロス『レッドセージに…ピヨハンまで売ってんじゃねーか』
「レッドセージ」は、シリーズ作品に登場する消費アイテム。HPを恒久的に上昇させる。非売品。
「ピヨハン」もシリーズではおなじみの装備アイテム。気絶時間を半減させる効果を持つことが多い。こちらは店売りもある。
ちなみにスクリーンショットの最下部にある「テイルズの神!」と書かれた男性は、バンナムでテイルズオブシリーズのプロデューサーを務める吉積信。
15:43 マオ『「シャボン娘」って書いてあるよ』
「シャボン娘」とは、このあと登場するTOLのノーマ・ビアッティに本編中で付けられたあだ名。ノーマはストローが武器で、シャボン玉を飛ばして攻撃することから。
16:31 ルーク『お前真のヒロインだっけ?』
TOLのファンの間では、ヒロインの座を巡り、シャーリィ派(設定上のヒロイン)とクロエ派(ポジション的にヒロイン)との対立がある。ちなみにノーマ派は…
16:50 ノーマ『エバーライト探しの資金をネットオークションで稼いだりはしてるけど…』
「エバーライト」は、ノーマが探している、何でも願いを叶えてくれるという宝物。ちなみに本編中で発見に成功している。
20:13 ルーク『どうせ、ラタトスクの騎士が、マザーシップタイトルに認定してもらえなかったことを逆恨みしたんだろ!』
ラタトスクの騎士は、マザーシップタイトル(いわゆるナンバリングタイトル)であるTOSの正式続編でありながら、エスコートタイトル(いわゆる外伝作品)に位置づけられている。TOFではそこをいじられるのがお約束。
20:36 ルーク『どいつもこいつも俺をバカにして、ないがしろにして!俺は親善大使なんだぞ!』
前述の通り、ルークが本編で横柄な態度を取り、話の蚊帳の外に置かれたときの逆ギレ台詞「どいつもこいつも俺をバカにして、ないがしろにして!俺は親善大使なんだぞ!」から。
20:49 ノーマ『お前なんかさっさと断髪しちゃえばいいのに』
ルークは本編中盤で、それまでの横柄な態度を改めることを誓い、その証として髪を切る。その後は世界のために奔走することになるが、ノーマはそれを揶揄している。
21:04 ルーク『会場の皆さんもご一緒に。せーの、「俺は、悪くねぇーっ!」』
これ以降毎年恒例となる、観客を巻き込んでの「俺は、悪くねぇーっ!」の記念すべき第1回。
21:52 エミル『調子に乗るなよ…この腐れレプリカ野郎!』
ルークは(以下ネタバレなので反転)人間ではなく、アッシュのレプリカ(TOAの世界でのコピー人間)なので、エミルはそれを罵っている。
21:54 一同『ラタトスクモード、キター!』
エミルには、通常の性格のほかに、通称「ラタトスクモード」と言われる別人格がある。ラタトスクモードになると、眼が赤くなり、言動が乱暴になるのが特徴。ちなみに実際はこちらが素の性格で、普段の穏やかな性格の方が作られたもの。
22:37 ユーリ『レプリカなんて死んでもいい?ふざけてんのか。』 エミル『え…あの…ごめんなさい…』 ユーリ『二度と言うなよ』
TOV本編で、エステルが世界を救うためには自分は死んだ方がいい、と言った時の、ユーリとエステルのやりとり
ユーリ :死んだっていい?ふざけてんのか?
エステル:……ごめんなさい
ユーリ :二度と言うなよ
から。
23:46 ノーマ『あたしねえ、今ねえ、即決10万で出品中だからアクセスしてみてよ』
定価は3万7800円なので、まさに外道の所業。
24:48 マオ『新しいレシピを覚えて帰ろうと思ってついつい手が…』
TOLでは、マオは料理をつまみ食いすることで、新しい料理のレシピを覚えることができる。シリーズ通してもつまみ食いでレシピを覚えるのはマオだけなので、「つまみ食いと言えば…」とあっさり特定された。
25:53 ロイド『今日…ゲストに来る予定なかったんじゃなかったっけ?』
ロイドが登場することは事前には公開されておらず、シークレットゲストだった。
27:07 ロイド『OVA版テイルズオブシンフォニアは全4巻。シルヴァラント編だけで終わってる』
TOSは2007年にOVA化されたが、この時点ではまだ全体の3分の1に当たるシルヴァラント編しか映像化されておらず、当初は以降の映像化は未定の状態だった(その後残りの部分も「テセアラ編」「世界統合編」で映像化された)。シルヴァラント編の最後で、ヒロイン・コレットは世界を救うために自らの心を失い、ロイドたちが心を取り戻すためテセアラへ向かうところでOVAは終わっている。
03.スペシャルトークショー
07:33 小西『うちの事務所の先輩なんで、大切に扱って下さい』
2人とも賢プロダクション所属。平松は1986年デビュー、小西は1996年デビュー。
08:39 渡辺『スーパーファミコンで出たときからやってたんです』
シリーズの初代作品、1995年に発売されたSFC専用ソフト「テイルズ オブ ファンタジア」のこと。
09:07 渡辺『12歳…ですか』
渡辺は1982年11月生まれなので、当時13歳。
09:30 小野坂『ガンガン仕事してますよね』『24年目だよ俺』
小野坂は1985年デビューで、1995年当時既に一線で活躍していた。
10:44 鳥海『ビバ☆テイルズオブ』!って時に言ってたんですけど』
DVDに収録されている、「ビバ☆テイルズオブ Vol.5-6」参照。
10:56 鳥海『会社が違うんでね…』
ソフトはナムコ(当時)が発売元だが、プレミアムパックはXbox360本体の販売元であるマイクロソフトが販売していたため。
04.「テイルズ オブ ファンタジア」ミニスキット①
01:34 チェスター『IQの高さからしても、人気の高さからしても、戦闘の使い勝手にしても、人間性のすばらしさからしても、俺の方が上、お前の方が下』
この直前に行われた第3回人気投票では、アーチェは21位、チェスターは選外(31位以下)でアーチェの勝ち。ちなみに第1回ではアーチェ6位、チェスター17位、第2回ではアーチェ15位、チェスター23位なので、どっちが人気があるかは明白なような。
03:53 伊藤『僕はちょうどこのチェスターやったのデビューした年なんですよ』『(かないみかが)僕の初めての人です』
伊藤は1995年デビュー…なのだが、実はSFC版TOPでは、チェスターの声はクレス役の草尾毅が兼役で当てており、伊藤は関与していない。
伊藤がチェスター役になったのは、1998年のPS版TOPからなので、「かないみかが初めての人」というわけではないと思われる。
06:39 チェスター『俺たちのファンタジアも、2004年にアニメ化されてるんだよなぁ』
TOPは2004年~2006年にOVA化された。本編全体のアニメ化だが、全4巻と短いため、尺の都合上かなりの部分が端折られている。
07:31 アーチェ『あたしの名前はアーチェ・クライン!ようやく見つけたわ!裏切り者ヴァンデスデルカ、覚悟!』
TOAの序盤で、ヴァンデスデルカ(ヴァン・グランツ)を暗殺するため、ヒロインのティアがファブレ公爵家に侵入してきたときのセリフ「ようやく見つけたわ。……裏切り者ヴァンデスデルカ。覚悟!」から。
07:38 チェスター『ロスト・フォン・ドライブ!』
「ロスト・フォン・ドライブ」は、TOA本編でルークが使う隠し秘奥義。超振動を自分の前方に発生させて攻撃する技。もちろんティアに問答無用で繰り出すような技ではない。
08:50 チェスター『ガイ…お前の敵は必ずとってやるからな…!』
もちろんTOA本編ではガイは死にません。
09:19 チェスター『最初の方でクレスに色目使っておきながら相手にもされなかったくせに』
アーチェは途中まではクレスに惹かれているような描写がある(夢でクレスに迫られた時にまんざらではない反応をしたり、アルテミスにアーチェが誰かとキスしたら通してやると言われたときに、クレスにキスしようとしたり)。
05.TVアニメーション「テイルズ オブ ジ アビス」トークショー
06.OVA「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION」トークショー
07.「テイルズ オブ ファンタジア」ミニスキット②
02:21 アーチェ『さすが品川のド真ん中に巨大ビル建てただけあるよねー』
2007年6月に移転した、品川区にあるバンダイナムコ未来研究所のこと。
02:45 アーチェ『さては、バンナムのプロデューサー馬場さんにこび売って、ハーツにゲスト出演させてもらおうって考えでしょ!?』
「馬場さん」とは、テイルズオブシリーズのプロデューサーを務める馬場英雄のこと。TOHのプロデューサーも務めている。
ちなみに、TOHにゲスト出演を果たしたのは、チェスターではなくアーチェだった。(一定の条件を満たすと、アーチェが戦闘に乱入し、GROOVYアーチェという技で援護してくれる)
04:22 チェスター『続編は作らずにそっとそのままにしておいて欲しいって言うファンもいるんじゃないか?』
TOPには、2000年にGBで発売された「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン」という正式な続編が存在する。ラジオドラマ化もされているので、一応中の人たちにも知られているはずなのだが…
05:17 アーチェ『あ、もちろんアタシがヒロインだよ』 チェスター『ということは、俺がヒーローか?』
2003年に発売されたGBA版TOPには、アーチェが主人公のミニシナリオ「LET’S GO ARCHE」があるが、チェスターはちょい役。
08.「テイルズ オブ ハーツ」トークショー
10:45 小野坂『あれこれどっかで見たことあるような…』
おそらく、小野坂がリーロン役で出演しているアニメ「グレンラガン」のこと。主人公(シモン)柿原とヒロイン(ヨーコ)井上の組み合わせが本作と同じ。伊藤(静)も出演している。
09.スペシャルミニトーク
00:31 小野坂『なんか、繋ぐために…』
DEENのライブのため、ステージ上に機材を準備する間のつなぎのコーナー。
00:59 鳥海『僕魔神剣も使わないっすから』
「魔神剣」は剣先から地を這う衝撃波を飛ばすシリーズおなじみの技。TOV発売当時、主人公で魔神剣が使えないのは、TOD2のカイルとユーリの2人だけだった。ちなみにゼロスは使える。
01:02 鳥海『うちの犬しか使えないんですよ』
「うちの犬」とは、TOV本編に登場するユーリの相棒の犬・ラピードのこと。「魔神犬」という技を使える。
03:28 小野坂『あの時まだ自分のゲームやってないっつってたけど』
「あの時」とは、「ビバ☆テイルズオブ」にゲスト出演したときのこと。DVD収録のVol.2参照。
05:13 鳥海『無限に高いですからね』『滝もあるんだよ』
鳥海は、TOVの特典DVDの企画で、バンナムの本社ビルを訪問したことがある。滝もその時に見ている。
06:38 鳥海『蒼破刃はあったと思います』
「蒼破刃」は、魔神剣同様剣先から衝撃波を飛ばすユーリの特技。
10.「テイルズ オブ デスティニー」スペシャルムービー
11.「テイルズ オブ ハーツ」スペシャルムービー
12.DEENトークショー
13.プレゼントクイズコーナー
10:05 小西『PSの時は、そういう肩書きはなかったらしいんです』
指摘の通り、2005年のPSP移植の際に、「永遠と絆のRPG」というジャンル名が付いた。
ちなみに初代TOPに「伝説のRPG」というジャンル名が付いたのも、2003年のGBA移植版から。
15:38 小野坂『正解でーす』
TOAの戦闘システム(フレックスレンジ リニアモーション バトルシステム。FR-LMBS)の正統進化なので、”エヴォルブド”(進化した、の意)がついている。
14.エンディングステージ
00:02 小野坂『もう一方ゲストが来てました。えー客席に』
小西とは異なり、出演の予定のなかった本当の意味でのシークレットゲスト。
07:42 渡辺『次回作のテイルズでですね、バルバトスさんみたいにして出てみたいなと思います』
「バルバトス」とは、TOD2に登場する中ボス「バルバトス・ゲーティア」のこと。若本ボイスの節回しと圧倒的な強さで、カルト的な人気がある。
07:48 渡辺『汚い手ぇ使ってレベル上げしたらダメなんだぞっていう…』
TODRではバルバトスの怨霊が隠しキャラとして登場。フィールドマップで長時間歩き回っていると突如エンカウントし、絶対に倒せない状態で猛烈な攻撃を仕掛けてくる(コントローラーのスティックを固定して、フィールド上でオートレベル上げするのを禁止するための措置と言われている)。逃走しないと全滅。
07:53 渡辺『それか漆黒の翼の一員で出たいなと思います』
「漆黒の翼」とは、シリーズ作品にたびたび登場する3人組。女1人、男2人の3人組という以外あまり共通点はなく、メンバー構成、シナリオでの立ち位置などは作品により異なる。
TOLではギンナル、ドルンブ、ユシアの3人組。それまでの作品での漆黒の翼はあくまでサブキャラだったが、TOLではメインシナリオにも関わっている。
音声特典
01.開演前 カゲアナ
02.終演後 カゲアナ
00:38 ロイド『俺もジーニアスにお土産買ってってやろうかなぁ。けん玉とか売ってなかったか?』
「ジーニアス」とは、TOSに登場するロイドの幼なじみ「ジーニアス・セイジ」のこと。けん玉はジーニアスが装備する武器。
濃いッッッ!!!www
2015.10.13 01:29 | by Ivan