テイルズ オブ アライズ プレイ日記14

第7部 レナ編

01 召喚

というわけで、いよいよレナに乗り込みましょう。思えば遠くに来たもんだ。

その言葉、信じていいんですよね。ということはいよいよ最終幕と言うことでいいかな。ファルナイツ号、発進!

と思ったら、いきなり大量の赤い女に取り囲まれて、そのままファルナイツ号ごとどこかへ転移させられてしまいました。何を言っているか(以下略

転移先は宇宙の最果てとかじゃなく意外と近くでした。航行不能に陥ったファルナイツ号の目の前で、レナ本国がレネギスを介して直接ダナの星霊力を吸い上げ始めます。その姿はまるで、水を吸って咲く花のよう。レネギスの状況も心配ですが、こっちもこのままでは宇宙の藻屑です。しかしさすがに宇宙船の修理は…

しかし星にしてはずいぶんいびつな形をしています。銀河鉄道999の「かじられ星」(大地が食べるとおいしいため、よその星に大地を奪われてリンゴの芯みたいになった星)を思い出しますね(古い)。多分アルフェンの暴走でこの形になったんでしょうが、この形状で300年間軌道上にとどまれるわけは無いと思うのですが…

ところが、今度はファルナイツ号が、宇宙に浮かぶ何かの施設に引き寄せられていきます。もう何が何やら分かりませんが、ただの偶然とは思えません。赤い女か、それともほかの誰かの意志か…アルフェン達はその施設を探索することにします。(まあサブタイトルも「召喚」だし、誰かに呼ばれたんだろ)

02 虚空拠点

中層には、禁領のような部屋があり、そこにはあの赤い女が変身したバトルスーツのようなものが置かれていました。口もないこのスーツは突然しゃべり始め、「ヘヴレクトの35」と名乗ります。

このスーツ型生物は、「ヘルガイムキル」と呼ばれる生命体で、「赤い女」は擬態モードだそうです(だったらもう少し自然な顔にしろよ)。この宇宙ステーション「ダエク=ファエゾル」は元々レナの近くにあったようですが、事故によりレナの宙域外に飛ばされ、ヘヴレクト35はそれを機に、宇宙からレナとダナの双方の観測をしてきたとか。

このヘヴレクト35以外のレナ人は、星の星霊力が集まって出来た意志―「星霊」により、それと知らず精神を操られていたそうです。ダナにも「星霊」はいますが、その意志は希薄であり、ダナ人を支配するほどの力は無いとのこと。

レナの星霊はレナの星霊力を吸い尽くし、今度はダナの星霊力を吸い上げようとヘルガイムキルを操り始めました。まずは300年前の招霊計画で、ダナの星霊力を全て吸い上げようとしましたが、これは失敗。失われたレナス=アルマの再生成のため、領戦王争を通じてダナの星霊力を集めることになったわけです。

ヘヴレクト35は、アルフェンたちに、レナの星霊の討伐を要請します。そして他の者にも話を聞き、受けるかどうかを決めろと言ってきました。しかしこのままだとダナは星霊力を吸われて滅亡ですし、アルフェンたちもここで干物になるしかないので、あまり選択の余地は…

下層に降りると、そこには数人の人間がいました。どうやらレナ人…のようです。ダナとレナの観測で忙しいそうですが、一応質問には答えてくれました。

  • レナ人は、レナに元々住んでいたヘルガイムキルが、ダナ人を改造して生み出した
  • ヘルガイムキルは既に絶滅寸前の種族であり、滅亡後に備えてレナ人を作り出した。ダナから星霊術の素養のある者を集めて素体にしたため、レナ人は全員星霊術が使える
  • ダエク=ファエゾルは、もともと外部からレナを修理するための施設として運用されていた
  • ヘルガイムキルにはレナ人に対する認識遮蔽技術があり、よほどのことをしない限りレナ人には存在を感知されない。多くのレナ人は、自分たちがヘルガイムキルのために働いているという意識もない
  • レナの星霊はヘルガイムキルにしか干渉出来ず、レナ人(やダナ人)には影響しない
  • 招霊計画は、レネギスと楔でダナの星霊力を吸い上げ、それを王と巫女、レナス=アルマの力でレナになじむよう作り替えるための儀式。300年前の第一次計画は失敗し、ヘルガイムキルもレナ人も大勢死亡した
  • 第一次計画が失敗したのは巫女のせいだったため、第二次計画では巫女の機能は機械化され、王も作り直された
  • レナに咲いた巨大な花は、実体化した星霊

…いろいろ分かりすぎてアレですけど、シンフォニアで喩えると、要するに大いなる実りがレナで、シルヴァラントとテセアラがダナ、クルシスがヘルガイムキルで、ディザイアンはレナ人っていう理解でおk?レナが星霊力を手に入れるため、ヘルガイムキルがレナ人をうまく利用して、ダナから星霊力を集めるため世界を作り替えた訳ですね。(余計わかりにくくなった言うな)

仲間たちは混乱しながらも、今後のことについて話し合います。しかし全員の思いは一つです。ダナを救うために全力を尽くすこと、そしてその後に生じるであろうレナ人とダナ人の軋轢において、両者のかけ橋になることです。

さて、レナの星霊を倒せば、ダナも救われます。またシオンの中にある荊はおそらくレナの星霊と同質のものだと思われるので、そっちの問題も解決するかも知れませんね。しかしレナの星霊は惑星級の存在です。これを倒す方法はあるのか…何かいいアイデアは…

教えて、ヘヴレクトえも~ん!

なるほど、核を破壊する、つまり急所攻撃か。んで具体的な方法は…

なるほど。ってちょっと待て。その方法はシオンの安全は保証されていないのでは!?そんな案通ると思ってるのか!

他の方法もあるにはあるようですが、シオンの中にある星霊の一部―荊が核となって再生する可能性があるため、成功率も著しく下がってしまうとのこと。確かに世界の存亡をかけた戦いですから、成功率を上げるべきなのは当然です。しかしこれは…

相変わらず頼れすぎる男よ、テュオハリム…。今作では過去の博士級キャラ(TOD2のハロルドとかTOVのリタとかTOGのパスカルとか)並の活躍ですよ。

巫女の肉体の代わりにレナス=アルマを使うという方法だと、星霊力の制御の難易度が上がります。前回の招霊の儀でも制御に失敗しているので、ヘヴレクトはその方法を拒否します。

…が、アルフェンの熱い叫びと、彼?自身の好奇心もあり、協力してくれることになりました。

なお星霊を倒すと、一体化しているレナも崩壊するので、作戦が成功しても死ぬ可能性があります。ただし崩壊は段階的に発生するらしいので、これはどうにかなるフラグ!レナス=アルマはおそらく星霊が持っているので事前に実験する暇はありません。レナに突入し、星霊を倒し、レナス=アルマを奪ってそこに封印して破壊、ということです。
ヘヴレクト35が星舟が修理してくれるるまで、今晩はここでおやすみです。トロフィー「双世界の真実」取得。

その晩、テュオハリムは、作戦が上手くいった先の世界に思いを馳せます。キサラは、自分もテュオハリムの改革のおかげで、レナ人もダナ人と同じ人であると知ることが出来、わかり合うことも出来た。いつか世界中がそうなれば理想郷になる、と語ります。二人は、この先も協力して理想を実現することを約束します。

ロウとリンウェルは、リンウェルが触れた「ダナの意志」について語り合います。リンウェルがそれに触れた時、彼女は自分の力はそのためにあったんだと、初めて自分の力を完全に肯定することが出来ました。だから、ダナの意志の温かさを信じたい…と。ロウにはダナの意志のことを完全に理解出来たわけではありませんが、自分が信じるものを守るために戦うと誓います。

なんだー格好いいこと行ってるけど、要するに惚れた女が他の男(ダナの星霊)とイチャイチャしてるのに嫉妬してるのかーかわいいところあるな( ´_ゝ`)σ)Д`)ツンツン

決戦を前に、シオンは自分の決意をアルフェンに告げます。もしレナス=アルマが見つからなかったら、自分を星霊ごと炎の剣で焼き払ってほしい、それが世界を背負った者のすべきことだと。アルフェンはその頼みを聞き入れますが、最後の最後になっても自分は決して諦めないと口にします。

翌朝。ヘヴレクトの力で星舟の真の力が解放され、レナの地表までワープ出来るようになりました。最後にヘヴレクトは、既に寿命を迎えているはずの王と、計画時には存在しなかった巫女が今でも存在している理由は何か、と尋ねます。それに対するアルフェンの答えは―

たどり着いたレナは、星霊力を星霊に絞りつくされ、虚水に覆われた死の世界でした。そしてこのまま行けばダナが向かう姿でもあります。ここは星霊の花の根元(ダナに向いている部分)。茎の部分を通って、花に向かいましょう!…その前に、大量にサブイベントが発生しているのでしばらく進行はおやすみです。


一気に話が展開しましたね。星が滅びそうというシチュエーションなのでやむを得ないんですが、ここまですごく能動的に話を転がしてきたのに、この辺りから第三者(ヘヴレクト35)の描いたあらすじに乗っかって動いていく感じがするので、ちょっと残念ではあります。あとアルフェンたちの作戦は確かに成功確率に難があり、シオンを救うためとは言え、星をまるごと賭けのテーブルに載せていいのかというのは少し感じますね。まあそういう風にプレイヤーに悩んでもらうのがこのゲームの本当の意図で、アルフェンたちは彼らの考えで結論を決めた、と言うことなのかとも思いますが。

さて、プレイ日記はおそらく次回(か長くても次々回)でエンディングを迎えられそうですね。本作もトロコンまでプレイするつもりで、エンディング後も少し続けるつもりですので、もう少しお付き合いください。

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コメント & トラックバック

確かにこの真実は賛否ありますよね この辺りから第三者(ヘヴレクト35)の描いたあらすじに乗っかって動いていく感じがするので
オチとしてはいいんですけど ヘイルガイルキムやレナの星霊は もう少し伏線があってもよかったのではないでしょうか
あとボリューム的にありえないとわかっていたのですが やっぱりレナも旅したかったよな・・本国なんて初めからなかった どんな世界がワクワクしてたのに
ちょっとがっかりです テイルズは片方の世界が滅びてるってオチが多すぎます

うむ。思い返せばTOEやTOSなど、片方の世界が元気なゲームは面白かった。
> ヘイルガイルキムやレナの星霊は もう少し伏線があってもよかったのではないでしょうか
ぽっとでの感は否めませんよね。ただ序盤から影をちらつかされると領将が完全に小物化するので難しいところだとは思いますが…

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