*Y.A.S.*

20調律の代価

04喰魔の謎を探れ

村を出ようとすると宿屋の娘から、正殿に行ったまま帰ってこない巫女マヒナとその娘モアナの捜索を依頼されました。母子家庭で育ったエレノアも肩入れする気になったようですけど、すごく死亡フラグが立ってる気がするなぁ。エレノア覚醒の礎にされそうな予感。

参道なのに「人間が行けるところじゃない」と言われる「マーナン海礁」ですが、確かに業魔の強さが上がっているような気がします。特に途中に待ち構えている甲種業魔クラーケンがヤバイ強さ。

それはさておき、マギルゥファンとしては道中でのチャットが見逃せないですね。まずマギルゥの腰に巻いてある5冊の本は、「家計簿」「魔法大全集（主にあぶらとりがみとして使用）」「ビエンフーのポエム集（押し花用）」「飛び出し過ぎる絵本（元に戻しにくい）」「バウムクーヘン」だそうです。あと本の下は見せパンでした。何だろう、ただ本を持ち上げただけなのにこの公序良俗違反な雰囲気は。

ようやくたどり着いた聖殿ですが、中では業魔が大暴れして対魔士たちが一方的にボコられているようです。聖殿を進むと、巫女が業魔マヒナに変じた状態で暴れていました。ちょ、またセーブポイントがない！

そして聖殿最深部。予想通りそこには樹人の喰魔が待ち構えていました。

ようやく倒しましたが、先の喰魔のように小型化はしません。やむなくベルベットが喰らおうとしましたが、そこに先ほどの業魔マヒナが割って入ります。重傷を負ったマヒナは樹人の喰魔に食べられてしまいました。「喰魔」が喰らう穢れとは、「業魔」のことだと気づいた一同。そしてその樹人こそ、聖寮によって喰魔にさせられた少女モアナだったのでした。えー…いくら何でもこれはひどいわ…

そこに現れたオスカーに、エレノアはくってかかります。オスカーは「すべては世界の痛みをとめるために必要な犠牲なんだ」となにやら言い訳を始めますが、キレたベルベットにいつもどおり叩き伏せられてしまいました。そしてベルベットはモアナを閉じ込めていた結界を喰らい、彼女を連れて聖殿をあとにしたのでした。

どうにかハリアまで戻ってきましたが、今度は村人たちから穢れがあふれ出し、次々に業魔化を始めるというショッキングな事態発生。こうなってはどうしようもなく、そのままイズルトまで駆け抜けます。イズルト港で、アイゼンは聖隷の禁忌を破り、業魔病について教えてくれます。

• 人間が抱えている穢れ―負の感情があふれると業魔に変身する
• 業魔は霊応力のない人間には見えないが、開門の日以降人間の霊応力が高まり、業魔が見えるようになった
• それによる混乱を恐れた聖寮が、「業魔病」という仮病を広めた
• 聖隷は穢れを生まないが、大量の穢れにさらされると業魔化する

そして、穢れを喰う喰魔であるモアナを解放したことで、穢れがあふれ、ハリアの村人は一斉に業魔化してしまったらしいです。このままベルベットが喰魔を地脈から剥がし続ければ、同じような悲劇が起こるかも―それでもベルベットは目的のために前進することを決めます。もっとも、業魔化を放置するつもりはないみたいですけど、これはかなり非情な決断。エレノアが深く傷ついて闇落ち寸前なのが気になりますが…

今回はダンジョン２つだけなのにずいぶんな長丁場でした。敵がシンボルエンカウントなのはいいんですけど、ホーリィボトルが弱い敵にしか効果がないため、適正レベルのダンジョンでは常に敵から逃げ回っているような気がします。アドバンテージエンカウントすれば、ほぼ敵になにもさせることなく殲滅できるんですが、そうでないと結構危ない場面もあったりして、そろそろ状態異常対策が必要かなーと思い始めています。

しかし前回エレノアも仲間に溶け込んできて和気藹々という感じだったのに、急にめっちゃシリアス話になりましたね。