珍しく1ヶ月で一気にクリア。隠しダンジョンはまだですが、ひとまず感動が薄れないうちにレビューします。
※11/23にプラチナ獲得したので追記。
※12/23に前作をプレイしたのでさらに追記。
うたわれるもの 偽りの仮面
公式:うたわれるもの 偽りの仮面 PS4™/PS3®/PS Vita
価格:ダウンロード版:6,000円(税抜)、通常版:6,800円(税抜)
ジャンル:AVG+S・RPG
プラットフォーム:PS4、PS3、PSV
プレイ時間:62時間
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ストーリー
全ての記憶を失い、雪の吹きすさぶ荒野に立ち尽くす男―巨大な昆虫、そして謎のスライムに襲われていた彼を助けたのは、見目麗しい、獣人の少女「クオン」だった。彼女は記憶を失った彼に「ハク」という名を与え、共に旅をすることになる。旅路を通じて知り合う仲間達。その果てにたどり着いた帝都で、ハクはその知識を生かし、右近衛大将オシュトルの密偵として働くことになる。奇しくも、その国ヤマトは大きな変革期を迎えようとしていた―
という感じです。
今作は3部作の第2部として位置づけられており、ストーリー的にも非常に良いところで終わるのですが(実際には第3部の前日譚という位置づけが正しいと思われます)、特にその点には不満はありません。僕は第1部のことは全く知りませんが、それでも十分楽しめました(一部伏線っぽいものは感じたので、その内第1作もプレイしようと思います)。
今回もっとも評価が高いのはストーリー面です。ジャンル名がAVG+S・RPGというだけあって、むしろADVパートの方に重点が置かれています。1時間くらいずっとADVパートが続くなんてことも。したがってそういうのが嫌いな人には合わないと思います。僕もどちらかと言えば、「早く戦わせろハァハァ」な感じなのですが、今回はストーリーが良かったので全然苦に感じませんでした。
まず世界観が優れています。和風なテイストとアイヌのテイストをうまく融合させて、単なる西洋ファンタジーとも和風ファンタジーとも違う独特な世界観が築けています。
そして物語もなかなか。記憶を失った主人公が、何故か知っている知識を使って大活躍―という、ラノベとかでよくある設定といえばそうなんですが、主人公の能力が超人的なものではなく(むしろ主人公は凡人で、周囲の人が超人)、その中で知恵と機転を使ってピンチをくぐり抜け、仲間を増やしていくというのは、読んでいてわくわくしました。セリフ回しもテンポが良く、日常パートのやりとりは軽妙で楽しかったです。メインストーリーは結構シリアスですが、それを重たく感じさせないものでした。
前作もプレイしたいとしっかり感じさせてくれる良作だったと思います。
システム
全体としてはADVで、合間合間にSRPG方式の戦闘が挟まれるという感じです。
ADVの方は特筆すべきシステムはなく、一本道です。多少イベントの発生する順序が変わるくらいで、分岐などはありません。エンディングもひとつだけですが、特に問題はないと思います。
バックログ確認、スキップ、オート既読モードなど、基本のシステムもきちんとしています。もちろんフルボイスです。声優さんは知らない方も多かったのですが、主人公の藤原さん、ヒロインの種田さん始め演技は皆さんすばらしかったです。オシュトルの件はすっかりだまされましたわ。早見さんや櫻井氏は声をよく知っているはずなのに、スタッフロール見るまで気づかなかった。
クリア後特典として、声優陣のコメントがあるのもうれしいところ。
あとはカーソルの移動方向を変更出来ればいうことなかった。
キャラクター
こちらも魅力的なキャラクター揃いだし、デザインも非常に好み。これについては後でじっくり語ろうと思います。しかし女性キャラも正統派、双子、姉御肌、ロリ、戦闘狂、姫、ちびっ子、軍人といろいろそろえて皆さんいいキャラだったんですが、最後にきっちり正ヒロインが全て持って行ってくれました。一本道ゲーはやっぱり正ヒロインの魅力が大きいので、これは本当に良かったです。
次に好きなキャラはネコネかな…。ハクをコントロールしているつもりで、うまく転がされるところに年齢相応のかわいさを感じます。彼女を戦犯扱いしている人、一発殴らせなさい。
戦闘
SRPGですが、システムとしては割と単純な部類に属するかと思います。スクエア制、個別ターン制のSRPGです。
特徴的なシステムとして「連撃」「錬技」というものがあります。これはタイミング良くボタンを押すことでダメージを底上げしたりダメージを軽減したりすることができるシステムです(苦手な人は自動判定にすることも可能)。これをうまく使うと戦闘がグッと有利になるので、単に眺めているだけになりがちなユニット同士の戦闘シーンにうまく緊張感を持たせています。
「難しい」でプレイしましたが、特にレベル上げすることなく、まんべんに全員を育てても最後までクリア出来ました。終盤になると敵も味方も火力が上がり、やられる前にやる感じになりますが、それも良い緊張感でした。特にデメリットなく50手手前まで戦闘を巻き戻すこともできますし、戦闘中にセーブも可能ですし、全滅しても経験値を引き継いだまま再戦出来ますし、難易度としては低めです。難易度上げたいなら、ノーデスでも狙えばいいんじゃないでしょうか。
戦闘画面は3Dですが、キャラのモデリングやアクションもかわいく出来ており、ドット絵派の自分でもあまり不満はありませんでした。同時出撃数は最大で10人。さすが据置機だけあって処理落ちなどもなく、快適にプレイ出来ました。あえて言えば、必殺技を習得する時期がかなり遅く、僕のようにレベル上げをしないプレイだとほぼ最終戦まで使えないってことですかね。隠しダンジョンをプレイするならそこで存分に活躍させられますが。
隠しダンジョンはなかなかに難易度が高く、歯ごたえのある戦闘が楽しめました。敵も味方も高火力で、先制を許すとこちらのターンには既に1~2人死んでることもあったりして、レベル上げしない前提だと(もっとも、最終面だけはBP稼ぎをしてから挑みましたが)戦略や装備をきっちり練らないといけません。逆に言うと、その辺りをきっちり練っていれば、レベル上げせずキャラをまんべんなく育てても(ただし、トロフィーコンプを狙う場合1人だけはレベルをカンストさせる必要があります。ハクかキウルをおすすめ)、十分クリア出来ます。クリアしてもギャラリーに登録されないスチル絵が見られるだけですけど、おまけなのでこれで十分でしょう。どのキャラにも役割があり、全く使えないキャラはいなかったので、好きなように楽しめばいいと思います。
ユニット雑感
キャラ |
ストーリー |
戦闘 |
ハク
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本作の主人公。生来の怠け者だが、機転が利き洞察力に優れる。いわゆる巻き込まれ型の主人公で、ハーレムゲーの主人公でもあるのだが、その魅力が説得力を持って描かれているため、「ハクが言うなら仕方ない」と周囲にもプレイヤーにも思わせるところは見事。なんだかんだで仲間のために尽くす姿勢は随所に見られるし、割と大ざっぱな女性陣に変わってパーティ内の人間関係にも配慮しているしと魅力的な男として描かれていました。やっぱり主役はかっこよくてなんぼでしょう。そんな彼だからこそ、エンディングでの決意が重く光ります。 |
攻撃、回復、補助となんでも出来る万能ユニット。中衛をうろうろして、必要なところに加勢するという、ストーリー上の立ち位置そのままで活躍出来ます。ほぼ全てのステージで強制出撃なので、しっかりレベルを上げましょう。ほっといても上がるけど。
夢幻演舞では死なない壁として活躍してくれます。パラが上がると支援能力も強力になるので、最後までスタメンでいいでしょう。 |
クオン
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本作のヒロインで、ハクの保護者。一風変わった独特で気品のあるしゃべり方をする一方、決断力と判断力に優れた戦士でもある。彼女は感情の起伏があまり大きくなく、いつもニコニコし、時にはすぐサボろうとするハクにお仕置きをしながらも、パーティの精神的支柱として活躍してくれました。エンディングではあんな事になってしまい胸が痛みますが、必ず再会出来ると信じてます。 |
火力と回復を両立した万能ユニット。最序盤は火力担当で、中盤はやや失速するも、終盤頃には回復役として活躍出来るようになり、最終版には火力もそこそこに。素早さが高く射程も長いため、仲間をピンポイントでフォローし、隙あらば攻撃するという中衛ポジションがよいかな。
夢幻演舞でもその万能ぶりは頼りになりますので、スタメン候補。 |
ルルティエ
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クジュウリの皇女で、ハクたちの護衛対象。やや引っ込み思案なところがあるものの、割と正統派。ただし濃いキャラたちの中では埋もれてしまうと思われたのか、腐女子属性を振られてしまってます。 |
体力と防御力が高く、ZOCが使える盾役ユニット。錬技も壁役に必要なものを持っているため、頼りになります。最終戦でラスボスに一撃で沈められた時は目を疑いましたが、それ以外では十分すぎる性能。後方からハクやクオンで回復をしてあげれば不沈艦になれます。本作のZOCは普通のSRPGに比べて効果が強い(一度ZOCにつかまると自力では脱出出来ない)ため、盾役は彼女一人で十分。
夢幻演舞ではアクセを4つ装備出来るという特性を生かし、とにかく固い壁に仕上げることが可能です。クオンやネコネと組ませれば鉄壁に。 |
ネコネ
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オシュトルの妹。幼女枠ですが理知的で敬語で話す才女。オシュトルを慕っているからか、オシュトルと仲が良いハクの扱いはぞんざい。とは言いつつふたりはいいコンビ。特にハクがニセの仮面を使ってネコネを誑かすシーンは良かった。しかしあれが伏線だったとは…。最終戦ではあんな事になりましたが、あれはネコネが悪いんじゃないよ、ハクがちゃんと見てなかったのが悪いんだよ。次回作での立ち位置が気になります。 |
攻撃術と回復術を操る術師キャラクター。足が遅いため、アクセサリーで補強したいところ。レベルを上げれば範囲回復も使えるようになり、回復寄りの術師として安定。
夢幻演舞では足の遅さと装甲の薄さが相まって、何もしないうちに死ぬことも… |
キウル
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オシュトルの義兄弟の少年。エンナカムイの皇子というかなり重要なポジションになりながら、その設定がほとんど生かされないままエンディングを迎えてしまいました。彼は緊張すると腹が弱くなるクセがあり、中盤以降おなかが痛いキャラになってしまいましたが、最終戦ではオシュトルの檄で立派に成長してくれました。シノノンとの迷コンビぶりもなかなか。 |
素早さと火力の高い弓兵ユニット。特に「伏竜梅」は威力が高く、移動後に使用出来ないことを差し引いても頼りになります。中盤からは2回攻撃も可能になり、位置取りさえ気をつければ対ボス用の強力な固定砲台に。ラスボス戦での要にもなるキャラなので、必ず育てましょう。
夢幻演舞でも相変わらずの砲台として活躍してくれます。万死一生を付けておくとうっかり攻撃に気を取られて逃げ遅れても安心。 |
アトゥイ
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古めかしい京言葉で話す、戦闘狂の少女。普段はほんわかしていますが、いざ戦闘となると目の色が変わります。おそらく一行の中で単純な戦闘力ではトップと思われます。ただ周囲のキャラがそれにもまして濃いので、いまいち目立たなかった感はあるかも。でも本当は父親思いのよい子。 |
火力や素早さが高い上に反撃を受けにくい2マス攻撃が出来るため使いやすい前衛ユニット。反面装甲は紙。弱い敵に強く、強い敵に弱いので、ザコが大量に登場するマップで真価を発揮します。反面火力が高いボスは苦手。最初に死んでることも多い。
夢幻演舞は敵が強いのでなかなか活躍出来ず。水活性のステージで光るか? |
ノスリ
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ノスリ旅団を率いる自称義賊。余り物を考えないが、自然と義に厚い行動を取ることができる正義の味方だが、手口が大ざっぱなためまわりのフォローが必要。最初はそのがさつさが目立ったが、アンジュとの関わりが増えて本来の性格が良く描かれるようになった。衣装が肌色なので初登場時はえ、痴女?とびっくりした。 |
素早さと移動力の高い弓兵ユニット。火力や全般的な使い勝手はキウルに劣るものの、射程が広く、ヒットアンドアウェイに優れているため、味方がうちもらした敵を始末するのにうってつけ。ただいなくてもどうにかなる気もする。遠隔攻撃を完全回避する錬技を持っており、遠隔主体の敵には滅法強い。
夢幻演舞では接近戦が危険なので、遠距離攻撃ができるという点で有利。ここまで来るとキウルとの差別化も図りやすい。 |
オウギ
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ノスリの弟。諜報担当。重度のシスコンで、ノスリを全力肯定ですが、ノスリ自身が単純ないい子なので、オウギも釣られていい子に見えてしまうというこの不思議。最初は無礼なセリフも多く好感度低かったですが、ハク色にしっかり染まり、緊迫感のあるシーンの清涼剤として活躍してくれました。最終戦での活躍は面目躍如でしたね。 |
素早さや移動力に長け、火力もそこそこある前衛ユニット。単独行動させて、群れからはぐれた敵を狩るのに向いています。タイマンなら力負けすることはほぼありませんが、囲まれるとあっさりやられることもあるので運用には要注意。
夢幻演舞でも同じように活躍出来るものの、やはり死にやすいのでアクセでの補強は必須。 |
ウルゥル&
サラァナ
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うるるとさらら…じゃなかった、ウルゥルとサラァナ。ハクに絶対的な忠誠を誓い、そのためなら命を投げ出すことも厭わないちょっと痛い子達なのですが、その方向性がおおむね間違っているのでむしろギャグでした。それだけにラストバトルでの活躍が胸に刺さります。あと肌の白い方がウルゥルだったことをクリア後に知った。いつも黒い方からしゃべるから逆だと思ってた… |
装甲も素早さも移動力も低いですが、それを補う火力と攻撃範囲が魅力の術師ユニット。前線に出すとひどい目に遭いますが、どうせ前線には追いつけないので無問題。後方から術でなぎ払いましょう。移動力上昇アクセサリの第一候補。
夢幻演舞では火力要員として活躍。アクセの幅が狭いのは諦めましょう。双影無双でモスモスを召喚して囮にしておけば、意外と死ににくくなります。素早さを100強まで補強しておくといいですが、動く前に死ぬことも多いので、初期配置には要注意。 |
ヤクトワルト
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「陽炎のヤクトワルト」の異名を持つ剣豪。軽薄なしゃべりとは裏腹に、自分と家族の命を救ったハクに忠義を尽くす誠実な男。出番が遅く、出てきた頃にはシリアス路線まっしぐらの終盤が近くなっているため、微妙に影が薄い。しかしハクのためなら迷わず勝ち目の薄い戦いに挑もうとする熱い漢。 |
前衛として必要な能力を備え、ZOCも使えるため盾役として運用したいが、いかんせん足が遅く、前衛に辿り着けないこともしばしばで若干使いにくい。まじめに運用するなら素早さにパラを振ったほうがいいかも。二軍落ち最有力キャラ。別働隊で盾役になる方が良いか。
夢幻演舞では反撃が強力なので壁にしたいものの、アクセが2つしか付けられないせいでルルティエには劣ります。敵の火力も高く壁としての役割をこなすのは難しいかも。 |
マロロ
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ヤマトの殿学士でハクの自称親友。白塗りの貴族然とした見た目で、思わず出落ちキャラかと思ってしまいましたが、実際には恩を忘れず、身分を鼻に掛けることもないナイスガイ。ただし暑苦しい。出番が少なく、最終戦にすら参加出来なかった扱いには全国の公家好きが涙したとか(してない)。 |
限られた戦闘にしか参加出来ず最終的には離脱してしまう残念ユニット。せめて隠しダンジョンで使えたら…。術師としては並。 |
オシュトル
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ヤマトの右近衛大将。彼の正体には驚かされました。鋭い方なら気づいたんでしょうが、伏線とかに疎い自分には…。しかし伏線はうまく張られていて、あとから思い返すとああ…と納得させられました。
ハクとの友情は熱かったですね。ふたりともあまり感情を表に出す性格ではないですが、深い絆で繋がっていることは伝わってきましたし、だからこそ最後のシーンが泣けます。やっぱり僕は男女の恋愛より男の友情の方が泣きやすいんだよな。 |
– |
※画像は公式サイトより引用
というわけで、最後まで楽しめたSRPGでした。今年のベストゲー候補かも(まだシュタゲがあるので「候補」にしておきます…)。
現在アニメも絶賛放送中ですし、隠しダンジョンも残っているしで、もう少し楽しめそうです。そしてこのゲームを勧めてくださったsasaさん、ありがとうございましたぁ!
ネタバレ
ここから先には、次回作のプレイに備え、現時点で未解決の伏線をメモっています。ネタバレを多く含みますので、気にする方はご注意を。
↓
↓
- 仮面とは一体何か。その力の源泉や喰われた魂の行方は。
アイスマンが装着していた仮面を元に旧人類が作り出したレプリカ?もっともアイスマンの仮面自体由来が不明(少なくとも人工物ではないらしい)ので詳細不明。
- 帝暗殺やヴライを操っていた黒幕は誰なのか。
おそらくウォシスと思われますが、ミスリードのような気もする。
- ヴライは最後死んだのか。
用語事典でも「谷底に落ちて消えた」とあるので生きてる可能性が高い?
- 帝都に残ったオウギとキウルは脱出出来たのか。
- カルラやトウカは帝都でなにをしていたのか。またクオンとの関係は。
前作をプレイすればわかる?
- クオンの正体は。
これも前作をプレイすれば分かるのかも。トゥスクルの王女だと思うのですが…エピローグで魅せた禍々しい能力も気になる。あと鉄扇の出所も。
おそらく前作の主人公ハクオロとユズハの娘。鉄扇はハクオロが使用していたもの。能力はウィツァルネミテア由来のものか。
- グトゥアルダル(ウズールッシャの刺客を操っていた怪物)の正体は。
最後塩になってしまったことから、仮面となんらかの関わりがある?
- シノノンとヤクトワルトの関係は。
作中ではシノノンは養女になっており、実際の父母がいることもうかがわれるが、何故ヤクトワルトが引き取っているのかは不明。
- 「鋭い眼光の男」の正体は。
話を聞く限り、クオンの父親と思われるんですが(「永遠」という名を付けたって言ってたし)、なんか違う感じがする。
前作に登場したオボロ。「娘」というのは姪に当たると思われるクオンのことか。
- トゥスクル戦で殿を務めたムネチカとそれを待つソヤンケクル(アトゥイの父)はどうなったのか。
- タタリとは何か。
帝によると正体不明の奇病ということだが、単なる病気には思えない。
アイスマンがウィツァルネミテアの力で旧人類に不死の身体を与えた結果生まれた生命体。そのため不死。状況的にそのことを知っている者はいないため、帝も気づいていない。
- ホノカはどこへ行ったのか。
- ライコウはなにをしようとしているのか。
普通に考えて帝国の支配者になろうとしていると思われるが、今後の挙動が気になる。
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