2022-08-09
今年のSRPG業界どうなってるんだ。名作SRPG「タクティクスオウガ」(SFC用ソフト)をリメイクした、「タクティクスオウガ 運命の輪」(PSPソフト)をリファインした「タクティクスオウガ リボーン」がPS5/PS4/NSW/Steamで発売されることになりました。
ちょっと前から話題になっていましたけど、正式発表来ましたね。
懐かしいなぁ。yukkun20は運命の輪を11年前にプレイしたのですが、今でも強く印象に残っているソフトの一つですね。すごく好きなソフトというわけではないのですが、毎日延々と半年間プレイし続けてました。トロフィーもないのに。隠し要素ややり込み要素満載で、SRPG好きならこの作品をプレイしないのはもったいないです。ただyukkun20は運命の輪を十分やりこんだので、今回はスルーで…新作のディオフィールドクロニクル優先しないと…体験版DLしなきゃ。
2013-01-06
なんで今さら1年半前の本をレビューなのだという声が聞こえてくるような気がしますが、仕方ないだろ昨日読み終わったんだから。TOファンブックのレビューです。B5版224ページ。
TACTICS OGRE LOVER’S VOICE タクティクスオウガ 運命の輪 ファンブック
- コラボレーションイラスト
総勢11名の作家によるコラボイラスト。このサイト的に言えば、シュタゲのキャラデザhuke氏、狼と香辛料の絵師文倉十氏あたりがポイントでしょうか。
huke氏は「タコに追われながらたこ焼きを食べるデネブ」と「ニバスと愉快な仲間たち」、文倉氏は「バルマムッサでヴァイスと決別するデニム(Lルート)」と「ゼノビアご一行」のイラストでした。
- ストーリープレイバック
この本のメインと言ってもいいコンテンツ。書くルートごとに、あらすじ、主要登場人物の動き、勢力図、簡単な登場人物紹介(基本的に固有名ありのキャラはほぼ全て網羅)はもちろん、戦闘中に条件を満たすと見られる戦闘会話を全文掲載。(ちっ、個人的にメモを取っていたのに…)
これを読むだけでメインストーリーを理解できるので、すっかり記憶から抜け落ちていたあんな場面やこんな場面が懐かしく甦ります。
- キャラクターガイド
登場人物(固有名ありのキャラ)についての人物紹介。簡単な人物紹介のほかに、仲間になるキャラについては負傷、死亡、除名、離脱時などの一言コメントも記載。
デニム、カチュア、ヴァイスについてはそれぞれ2ページ、仲間キャラのうち主要な人物は1/2ページ、その他の仲間は1/4ページ、敵キャラのうち主要な人物は1/3ページ、その他の敵は1/8~1/16ページずつとなっています。
- ラバーズボイス
業界関係者やファンからのコメントもありますが、なんといってもファンからの質問に開発者チームが答えるコーナーがすばらしい。「カノープスの方についているモフモフは自分の毛を集めて作った飾り」「ハボリムとオズマは政略結婚」「Lルートでシスティーナはケガしたか死んだかしている」「デニムとヴァイスはジーンズのデニムとリーバイスに由来」など、裏話満載です。
- 設定用語集
人物、地名、ウォーレンレポートニュースなどの用語集。テイルズのようなネタではなく割と真面目。
- スペシャル
松野泰己×宮部みゆき×米沢穂信の特別鼎談、オリジナル版の企画概要書、コラム(「若きセリエがヴァレリア解放戦線を指揮できた理由を考察してみる」「タインマウスの丘で殺戮王グアチャロと出会うわけは?」など独自研究が豊富)など。
という感じで、非常にいい出来でした。
あえて文句があるとすれば、
- カーテンコール、死者の迷宮についての言及がほとんどない
- キャラクターガイドの人物紹介がやや薄い
というところでしょうか。まだAmazonにもあるみたいなので、ファンの方はぜひどうぞ。
2011-07-31
とりあえず、今年の1月から半年以上にわたってプレイしていた「タクティクスオウガ 運命の輪」が一区切り迎えました。ウォーレンレポートはこんな感じ。
それにしても613回か…たぶんひとつのSRPGでここまでやりこんだものはないでしょうね。サモナイとか何周もしているのもありますけど、それでも200回は超えてないでしょうし。あと一度も撤退、C.H.A.R.I.O.T.使用がないのと、戦死者がない(称号取得とエンディング調整のために負傷者と戦死者が出てますけど、事故死はないです)のが見どころでしょうか。
さて、ゲームについて言えば、ものすごい面白かったかというとそんなことはないです。ストーリーは暗いし、僕が好きなファンタジー要素は薄いし、キャラデザもさほど好きではないし、後半作業だし。なのに、なのに暇な時間があるとついついプレイしてしまう、という恐ろしい作品でした。これまで半年とかプレイしたゲームはないと思う。大抵途中で飽きるもん。
良かった点:
- ゲームバランスがよい…僕はこの手のゲームはもちろん得意なので、パーティの職業をばらけさせてレベルを上がりにくくすると言う一種の縛りを楽しみましたが、これが絶妙でした。他にもC.H.A.R.I.O.T.などプレイを楽にする要素はいくらでもあるので、初心者から上級者まで好きなように楽しめると思います。
- 好きなようにパーティが組める…職業間のバランスもよく、使い物にならない職はないので、好きなようにすればいいと思います。やっぱりSRPGは汎用キャラだよね!ただ、一部転職証が非常に手に入りにくいキャラがいるのが残念。フォリナー四姉妹とか。
- ストーリーがシリアス…まぁこれは良くも悪くもあるところです。カチュア死亡エンドとか救いないし、バカスカ人死ぬし。だからこそ、CC終了時のすっきり感もありますけどね。あと萌えはないぞ。
- セーブロードが超早い(DL版)…セーブロードを頻繁にするゲームなので、これは大事。
気になった点:
- キャラが育ちきると完全に作業ゲーに。まぁこれは仕方ないにしても、レベルが上がると物理が圧倒的に強いので、魔法職は用なしに。
- パーティ上限人数が低い…固定キャラだけで40人います。上限が50人なので、僕のように汎用キャラが好きでも、パーティ全員(主人公除いて最大11名)を投入することが出来ません。ひどい…
- 汎用キャラは人間以外命名できない…これは痛い。このせいで人間パーティにならざるをえなかった。
- うぃっちデネブの加入条件や十二神将討伐など、無理ゲーとしか思えないやり込み要素がある。
- カオスフレームの仕様がイミフ…なぜ同士討ちで上がる?
- 武器間の差が大きい…一部武器(格闘や銃)は高ランクのものが手に入りにくく、火力に泣かされることがありました。
- 忠誠度システム…いらない。アロセールさんがかわいそうだろ!
一般的には、レベルアップボーナスの仕様のせいで、あとから加入する固有ユニットが使いづらいなどのことが批判されてますけど、汎用中心の僕は気になりませんでした。オズマとかかなり後半に加入しましたけどバリバリ使ってましたし(まぁ彼女は素が強いのだが)。
うちのパーティについてはそのうち。
お役立ちサイト