仕事も早々に終わらせ、六本木ヒルズで開催されている「ジブリの大博覧会」に行ってきました。
隣の「ルーヴルNo.9」という展示も、ルーヴル美術館と漫画作品のコラボイベントらしく、ジョジョも絡んでいるみたいで非常に面白そうなのですが、あいにくまだ開催前でした。
会場へはそもそも入り口がわかりにくくて迷いました。てっきり森タワーの「展望室」へ直接行けばいいのかと思いきや、森タワーの外にある「ミュージアムコーン」を経由しないとは入れなかったようです。詳しくは公式サイトに情報があるのでチェックしておきましょう。
僕は開場とほぼ同時くらいに行ったのですが、結構人が多く、入場まで20分くらいはかかりました。前売り券を持って行ったんですけど、入り口で正規のチケットに引き替えてもらう必要があるため、すぐに入ることは出来ません。招待券か、年間パスがあると優先入場できる様子。
そしてエレベーターで一気に52階の展望室へ。
見ろ!人がゴミのようだ!(だれでも考えるネタですみません)
館内はほとんど撮影禁止ですが、概ね以下のような構成でした。
これまでに使用されたポスターが1枚ずつ掲示されてます。
巨大なトトロ人形がお出迎え。
今回の展示は、主にジブリ作品の「広報」に絞っている感じです。
マスコミとのやり取りや、ポスターに掲載するコピーの決定方法、そもそもプロデューサーとは何をする人なのか、プレス向け資料などなど。
特に、鈴木Pと、コピーライターの糸井重里氏のやり取りの手紙が展示されていて面白かったです。没になった案とか、宮崎監督のコメントとか、関係各所の考えとか、色々なものがむき出しになっていて非常に興味深くみせて頂きました。あと「お前の案、没!」というのをどうやって丁寧に相手に伝えればいいのか参考になりました。しかしよくこの手紙残ってたな…
あと、マスコミも「どうせジブリは毎年面白いに決まっているから」とあまり取り上げてくれなくなり興行収入が落ちたため、それまで毎年公開していたのを止め、2年掛けて大作を作ろうと考えて作ったのが「もののけ姫」とか、そういう制作の裏話もいろいろ知ることが出来ました。
主にイメージボードとあらすじについて。…これは…その、なんというか評価が難しそうな作品だなぁ。
池澤夏樹氏(池澤春菜さんのお父様)がコメントを寄せておられました。
行き先が「六本木」になってる(しかも「木」が逆さ)と細かい。
これまでに発売された関連商品の展示。といっても数が膨大なので代表的なものばかりですが、ナウシカの長銃のレプリカなんて売られてたんですね。
作中に登場する空飛ぶ乗り物の展示と、謎の巨大飛行船。ハウルの動くしろって飛べるんでしたっけ。
ジブリグッズや大博覧会限定のグッズ。といっても品揃えはすごく豊富というわけではなく、最近のアイテムがメインでした。規模としてはどんぐり共和国の半分くらいでしょうか。
3000円購入すると特製のショッパーがもらえるので、「ナウシカのクリアファイル」(270円)、パンフレット(600円くらい)、「風立ちぬ」(風立ちぬの原作カラー漫画の単行本。2200円)、ジジのマグカップ(1500円)を購入。
そんな感じで、十分楽しむことが出来ました。六本木以外の場所でも開催してくれるみたいですので、地方民の方も是非お近くに来た時は行ってみてくださいね。
個人的には物販をもっと充実させて欲しい!僕なんか物足りなくてその足で東京駅の地下にあるどんぐり共和国に乗り込んだくらいですから。