2024-02-19

沼駿先生の最新作がジャンプで連載開始!

最近ジャンプ呼んでないので情報をつかみ損ねてましたが、「左門くんはサモナー」でおなじみの沼駿先生がジャンプに帰ってきました!左門くんが本当に好きで、あれを打ち切ったジャンプ編集部のことは今でも許してない。デビュー作の「モロモノの事情」も読み切りで掲載された「金と愛と私」も大好きで、いつか戻ってきてくれると信じていました。

https://twitter.com/i/status/1757238164790624498

「超巡!超条先輩」の第1話はウェブでも試し読みが出来ますよ!

相変わらずの沼駿節が炸裂していてめっちゃ面白く読みました。

「彼こそ我が署が誇らない超能力者」

「ホビーの妖怪かよ」

「こんなのただのウィキペディアの音読ですよ!」

「子供に見せるもんじゃねぇよ」「じゃあ魅せるな」

久しぶりにコミックス発売が楽しみなマンガが生まれましたね。ついでに読み切り作品も収録してくれ…!


2022-03-29

沼駿先生が週刊少年ジャンプに帰還!

いやーまさかコメントでネタにした途端に来るとは…

「左門くんはサモナー」でおなじみの沼駿先生が、来週発売のジャンプで読み切りを掲載されるそうですね。これは久々にジャンプ購入してアンケートはがき出さないといけないやつか…!

沼駿先生はyukkun20一押しの漫画家で、「左門くんはサモナー」ですっかりファンになってしまったのですが、その後読み切りが単発であっただけで、ここ2年以上は音沙汰もなかったので本気で心配してたんですよねー。ご無事で何よりです。とりあえず現時点で最新の読み切り「金と愛と私」へのリンクを貼っておきます。この作品も沼駿ワールド全開なので、もしピンとくるものがあれば、「左門くんはサモナー」もよろしくお願いします。あれ打ち切ったジャンプ編集部はマジ許せん。

いつも言っていますが、yukkun20は主線の太い絵と、ひねった台詞回しが大好きなので、沼駿先生はどストライクなんですよ。あーまじ来週楽しみ。


2017-08-13

【コミック】左門くんはサモナー[完結] レビュー

ジャンプで一番楽しみにしていたこのマンガもとうとうコミックス最終刊か…冨樫仕事すんな(濡れ衣

左門君はサモナー

著者:沼駿
レーベル:ジャンプコミックス

感想

生粋の良い人、てっしーこと天使ヶ原桜のクラスにやってきた、自称召喚術士の転校生・左門召介を中心とするギャグ漫画です。

最初登場した左門くんは、実際に悪魔召喚の能力を持ち、斜に構え、いい人であるてっしーを嫌うという設定から、少年漫画でいうダークヒーロー的な、露悪趣味の少年かと思ってました。が、「カス虫」と呼ばれるほどひねくれた性格をしていてそのギャップが面白い。彼が呼び出す一癖も二癖もある悪魔達とのドタバタや、個性的なクラスメイトたちとの学園コメディ?的なノリが大好きで、第1話から欠かさず読んでました。ジャンプコミックスにはあまり手を出さないyukkun20ですが、これは即買いでしたね。

個人的にはやはり左門がクズとして描かれて最後にひどい目に遭うという王道なギャグパターンが好きだったのですが、終盤の方はバトル漫画になってしまいました。そっちもなかなか面白かったのですが(10巻の作者コーナーによるとアンケート順位はむしろ上がったらしい)、やっぱりちょっと残念。バトル展開(とその後のシリアス展開)が終わった時の

のコマでまだまだ連載は続くと信じたのに…ウッ

とはいえ、左門くんの家庭事情も明かされましたし、第1話でてっしーが言っていた「これは私が地獄に落ちるまでの物語である」という伏線もきちんと回収されましたし、円満終了ということでいいのではないでしょうか。

個人的に好きなキャラですが、やはりツッコミ役のてっしーは外せませんね。彼女がボケに回った回(手羽先プリンの回とか)はかなりカオスになってしまったので、ストーリー的にも極めて重要なポジションです。なにより偽善がないのがいい。あとはサルガタナスでしょうか。ネビロスよりも100倍荒事になれているという設定なのに性格はスイーツ(笑)というところがいいですね。結局最後もで素顔は出ませんでしたけど。…あれが素顔って設定でしたっけ?

短期連載「モロモノの事情」もそうでしたけど、この方は学園コメディに強い適性がある方だと思いますので、次回作もコメディ路線で頑張ってほしいなぁ。今後のご活躍を楽しみにしています。1年半の連載ありがとうございました!

※画像は3、46ページより引用