2014-03-07
さりげなく刊行日が3/19から3/20に変更されている「星界の断章3」ですが、ついに表紙イラストが発表されましたね。
ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:検索結果一覧
しかし原寸がこの大きさ。ほんまハヤカワさんは焦らしプレイの天才やで!
と愚痴っていても仕方がないので、画像を拡大して分析。
軍衣姿の人物が3人ですね。中央に青髪ロングの女性、右に青髪ショートの女性、左に紫髪の男性?が見えます。
右の女性はどう見てもノールさんですね(意表を突いてコンサ(ノールの遺伝子提供者)という可能性もなきにしもあらずですが)。
中央の女性は髪の結い方からしておそらくペネージュ閣下。ということは左奥はドゥサーニュ殿下ということでよさそうです。要するに断章『野営』の主人公3人そろい踏みということですね。マントを着けていない閣下は初めてなので楽しみです。
でも何となく頭環が双翼頭環に見えるんだよなぁ…(『野営』の時点では修技生なので、頭環には翼はないはず)。たぶん見間違いだとは思うのですが。
ノールさんは敬礼しているのでしょうか。こっちもあまりイメージがないポーズなので期待大。
Amazonでの予約も始まっていますので、田舎に住んでいる方はご注文を。
2014-02-25
ハヤカワ・オンラインで、星界の断章3が3/19に発売されるとの一報が掲載されました!前回の断章2が2007年発売ですから、7年ぶりの断章最新刊です。
ハヤカワ・オンラインによると、気になる内容は、
大人気スペース・オペラ《星界シリーズ》短篇集第3弾
アーヴの初等学校にあたる修技館では、伝統的に訓練生へ、とある行事が実施されていた。
出自による緊急事態への対応の差異を描いた「野営」を始め、書き下ろし含む全7編収録
※上記リンク先より引用
とのこと。なお表紙はまだ公開されていません。
現時点で単行本未収録の断章は、
- 超外伝・宿敵(PS2ゲーム用特典)…
トライフとカシュナンシュ名伏しがたく悍しい者の話
- 野営(DVD-BOX)…ドゥサーニュ、ペネージュ、ノールの話
- 出奔(ドラマCD)…ドゥヒールの話
- 介入(S-Fマガジン)…スーメイ人の話
- 海嘯(S-Fマガジン)…ラムリューヌの話
- 岐路(S-Fマガジン)…ノールの父の話
の6編なので、これ+書き下ろしで決まりですかね。書き下ろし含め7編か…断章2は12編でしたから、数が少ないですね。
書き下ろしが超大作の予感。書き下ろしが誰の話かは気になるところ。今回はノールさんは「野営」にも出てるし「岐路」にもかんでるから望み薄かな。やはりラマージュ陛下あたりでしょうか。
とりあえず、修技館はアーヴの初等学校ではないということを小一時間。
2014-01-21
COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されましたよ。前回と前々回は3ヶ月、その前とは5ヶ月空いていましたが、今回はなんとわずか2ヶ月での更新です。
星界の紋章
しかも初っぱなからカラーイラストです。一応原作未読の方のためにフォローしておきますが、ラフィールの左胸のところは肌じゃないですから。階級章ですから。
それにしてもカラーイラストかなり久々ですねぇ。こんな手の込んだイラストがあるのにこの更新スピードとは。ありがたい話です。
第8話はようやくゴースロスと敵艦隊との戦闘が終了しました。相変わらず書き込みが緻密すぎて何が起こっているか把握出来ていないのですが…
左のシーンは、電磁投射砲の反動を使って無理矢理姿勢を変え、敵を射界に捕らえようとしているという解釈でよいのでしょうか。仮にそうだとしても重力制御を切る必要はないと思うのですが…
そしてラフィールの遺伝子提供者の話を経て、次なる舞台「フェブダーシュ男爵領」に到着です。フェブダーシュ男爵館がかなり変わったデザインになっていたので、これはご自身の目で確かめてみてください。
今回の王女殿下ベストショット。ラフィール殿下は逆ギレカワイイ。
※画像は上からそれぞれ第8話1,5,26ページから引用
2013-12-22
星界の戦旗DVD-BOX付属の小説「星界の断章 野営~ノールの場合」のレビューです。みんな大好きノール嬢が完全主役ですよ~
星界特設サイトの更新も終わっています。
なお前作・前々作のレビューはこちらから。
→【小説】星界の断章 野営~ドゥサーニュの場合~ レビュー | Y.A.S.
→【小説】星界の断章 野営~ペネージュの場合~ レビュー | Y.A.S.
星界の断章 野営~ノールの場合
著者:森岡浩之
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あらすじ
特に帝国暦952年。
ノールと、その幼なじみサガージュが衛旗士を務めていた晩のこと。仮眠を取っていたノールは不審な物音に目を覚ます。何者かが天幕に侵入しようとしていたのだ。ノールはサガージュに状況を報告。サガージュは侵入者を捕縛しようとするが、ノールは司令に報告することを優先すべきと主張し、二手に分かれることになった。
ノールが司令と共に現場に戻ると、そこには薬物で眠らされたサガージュの姿があった。サガージュが侵入者の捕縛に失敗したことを報告すると、司令は何者かに抗議の通信を送ったあと、「今夜のことは忘れるように」と二人に告げる。二人が説明を求めたところ、同じ惑星にいる空挺科修技生による、たちの悪い悪戯ということだった。
何となく納得のいかないサガージュに対し、ノールは飛翔科の訓練生で空挺修技館への殴り込みを提案。サガージュは嬉々としてその作戦を立案するのだった。
感想
これまでの2編で残されていた謎についての解法編という感じです。
まあ犯人自体はしょーもない感じでしたし(ストーリーがしょーもないという意味ではないですよ)、やはり今回はノール嬢のマイペースぶりを愛でるのが正しい楽しみ方ではないかと思います。ノールは正論を淡々と述べるところが面白いんですよね。今回はサガージュと司令がその被害に遭っているのですが、
司令は眉根に皺を寄せた。ノールと話していると、大抵の人間はこんな表情になる。
※7ページより引用
という表現には笑いました。
あと全く話には絡まないのに、サグゼールも流れ弾で可哀想な目に遭ってましたっけ。
でもサガージュは、ノールに対して「もう、これだから、エクリュアはっ」と怒ったりしているので(サガージュはノールのことは「ノール」と呼ぶ)、エクリュア一族は大体ノールみたいな感じなのかも知れませんね。
結局DVD-BOX全部買ってしまいましたけど、小説は面白かったので後悔はしていません。たぶん来年発売の「星界の断章Ⅲ」にきちんと収録されるだろうけど、後悔…してません…
「ひとりじゃ危ないよ」ノールは指摘した。
「じゃあ、一緒に捕まえてくれる?」
「ふたりでも危ない」零は、零を足そうと、二倍にしようと、零にちがいない。
「それじゃ、心配してくれているの? 意外ね、あなたがわたしを心配してくれるなんて」
「心配はしていない。客観的な事実を指摘しただけ」
※5ページより引用
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2013-11-27
S-Fマガジン 2014年1月号に掲載された森岡浩之先生の最新作、星界の断章のレビューです。大いにネタバレあり(若干戦旗5の話も含みます)。
そしてうれしいお知らせも。「たぶん来年は『星界の断章』の新刊をお届け出来るのではないかと考えております」という編集部コメントが!
星界の断章「岐路」
著者:森岡浩之
価格:895円(税別。S-Fマガジン本体)
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あらすじ
敵艦隊が迫るラクファカール。エクリュア(ノール)の遺伝子提供者でもあるコリュア・ウェフ=ボーザク・コンサ千翔長は、独立戦隊の司令官として、民間人をソトリュール鎮守府へ避難させようとしていた。その下に集められた近隣軌道館の責任者達―その中に、コンサのかつての想人エクリュア・ウェフ=トリュズ・ナースの姿もあった。しばしナースとの思い出に浸るコンサ。コンサは民間人を避難させ、残されたコリュア館を要塞に改装しようとしてたが、ナースはエクリュア館を要塞に改造してほしいと提案する。そこにはコンサには思いもよらない意図があって―
感想
エクリュアたんキタ――(゚∀゚)――!!と思ったらエクリュアパパの話だった件について。しかし表紙のイラストにはバッチリノールたんのイラストもあったので無問題。登場人物は少ないですが、設定にまつわる記述も多かったので、読み応えもありました。
時間軸は戦旗5と同じということになります。主人公はエクリュアパパとママ。パパは存在だけは示されていましたが、分かっているのは子供と猫を連れて宇宙をさすらうというかなり変わった人物だということと音痴だということだけで、生死すら判明していませんでした。今回そこら辺が描かれたのは良かったですね。まぁこの親にしてこの子あり…という気もしますけど。しかしノールの生い立ちは結構ドラマチックだったのだな。
そして今回登場した巡察艦「トルークビルジュ」。巡察艦は「~ビュルシュ」と「~ビルシュ」の二大勢力が存在していたんですけど、ここに「~ビルジュ」が参戦!ってこれ誤植だろ!
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2013-11-23
明後日11/25は、S-Fマガジン2014年01月号の発売日ですよー。皆さん覚えていますか。
今回も森岡先生の「星界の断章」の新作が掲載されます。早川がうっかり掲載告知を間違えるなどのハプニングもありましたが、先月号にもアナウンスされていたので大丈夫でしょう。
公式サイトによると、サブタイトルは「岐路」とのこと。誰の話かなぁ…。サブタイトルから色々妄想をふくらませてみましたけど、あんまりピンと来るキャラは見つかりませんでした。
おなじみ赤井先生のイラストも掲載されるようですし(→ナインライブスぶろぐ。: 11/23・24は大阪アリオ八尾へ!)、月曜が楽しみです。どーせこっちでは月曜に入荷するわけないけどな!
2013-11-09
COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されましたよ。今回は間隔が3ヶ月に戻りましたね。前回5ヶ月でしたんで…
星界の紋章
第7話は引き続きゴースロスと敵艦隊との戦闘シーンです。話の配分から考えても戦闘終了までかと思いましたけど、まさかの「つづく」。これ本当に完結までたどり着けるのかな…
しかし防御磁場か思いっきりバリアーしててちょっとびっくり。これどういう原理で反陽子防いでいるんでしょうねぇ。でもこうやってバリバリ光ったり破れたりするのってSFっぽいよね。
※画像は第7話13ページから引用
2013-10-07
既に更新作業は終わっていますが、星界の戦旗DVD-BOX付属の小説「星界の断章 野営~ペネージュの場合」のレビューです。
なお前作のレビューはこちらから。
→【小説】星界の断章 野営~ドゥサーニュの場合~ レビュー | Y.A.S.
星界の断章 野営~ペネージュの場合
著者:森岡浩之
続きを読む(ネタバレ注意) »
あらすじ
ペネージュが翔士修技館の訓練生だった時―
ペネージュと、同級生であるスファグノーフ侯爵公子リュトレーが衛旗士を務めていた晩のこと。先番のリュトレーが見張りを終えて天幕に戻ってくると、何者かにより帝国旗は盗み出され、「アセージュ山頂に来るべし」という文が残されていた。ペネージュは犯人は教官達の内部にいると目星を付ける。リュトレーは単身アセージュ山に向かうことを主張するが、当然のように同級生達を(叩き起こして)召集したペネージュは、倉庫から(無断で)必要な武器道具を持ち出して山に向かうべきと主張。意見は平行線をたどり、二人はそれぞれの方法で旗を追うことになった。
先行したリュトレーは、アセージュ山頂で無事帝国旗を発見した。しかし準備万端で現れたペネージュは、あくまで犯人確保が必要と言う。周囲を捜索するが、かなり念入りな隠蔽が行われており、結局その足取りは掴めない。あっという間に掲揚式の時刻になってしまう。
するとその時、教官達が残りの訓練生達を連れてアセージュ山に現れ、その場で掲揚式が執り行われることに。事態が飲み込めず教官に事情の説明を求めるリュトレーだったが、教官は何事もなかったように掲揚式を行い、旗をリュトレーに預けて帰って行ったのだった。
感想
ごく短い小説です。こうやってあらすじにするとペネージュさんの傍若無人ぶりがあまり分からないなぁ…。たった10ページそこそこの小説の中で彼女は、
- 地上訓練についてアブリアルを罵倒
- 2人交代で見張りをしないといけないのに、リュトレーに押しつける気満々で寝る
- 旗を盗まれたのはペネージュにも責任があるのだが、それを追求されて逆ギレ
- 真夜中には他を捜索するため同級生を叩き起こして召集
- 倉庫を襲撃して武器道具を持ち出す
- 犯人逮捕に熱心だと思ったら、怒っているのは寝室に侵入されたことだった
- 熱心でないリュトレーを見て、「あたくしの寝姿に全く興味がないとでも仰るの」と逆ギレ
- 旗を旗竿ごと麓に持ち帰るという任務を当然のようにリュトレーに押しつける
など、クファディスが幸せに見えるくらいの無茶振りをしています。さすがだ…
結局犯人はやはりはっきりしなかったので、これは「野営~ノールの場合」を読まないとダメなんでしょうね。バンダイビジュアルの商売上手め。
「いっておくけれども、あたくしは帝国を愛しているわよ。皇族がいなければ、だれをからかえばいいの」
「目についた人間、だれでも好きなのをからかえばいいと思おうが。ただしぼくは除けてくれ」
「安心なさい」ペネージュは哀れむような目をした。「スポールの揶揄を受けるには資格が要るのよ」
ぼくにはないのか―リュトレーは傷つき、そして傷ついてしまったことに理不尽な思いを感じた。
※6ページより引用
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2013-09-29
今日一日で色々あったので色々まとめて紹介。
サモンナイト5
2週目が終わり、エンディングも回収したので、これでプレイを終わろうと思います。結局4ヶ月くらい、約73時間プレイしていました。
詳しいレビューはプレイ日記に書かせていただきましたが、ちょっと残念な出来だったことは間違いないですね…。特にサモンナイトは、かわいらしいキャラや世界観とは裏腹に、意外とSRPG部分も骨太というところが評価されていたと思うので、後者がおざなりになってしまったことが悔やまれます(前者も出来は微妙なのですが…)。
今後のゲーム予定
10月・11月はなかなかの激戦区で、
とりあえず現在携帯機も据置機も空いているので、TOS:Uとダンガンロンパを並行してプレイしようと思ってはいるのですが…でも12月からは3DSでブレイブリーデフォルトFFをプレイする予定だし、先にポケモンをプレイして3DSを開けておくべきか…ダンガンロンパはVitaTVの発売を待つという手もあるし…
星界関係
星界の戦旗DVD-BOX付録「星界の断章『野営~ペネージュの場合』」を読みました。
多分ペネージュさんらしさが一番出ている話だと思います。そして例によって一番近くにいる男性がヒドい目に…そのうちあらすじ書きます。
あわせて特設サイトも更新しています。これ以上矛盾を増やすのはやめてくれ…誰だ校閲しているのは。
東方の迷宮2
現在13階に到達。さんざんこちらを悩ませてくれた天子ちゃんがようやく仲間になりました。
10階ではレミリアと咲夜のコンビになすすべもなくやられましたが、レベルを上げ、美鈴と小町を壁にしつつ(小町はカウンターも強い)、先に咲夜を倒すことでレミリアの吸血を封じ、レミリアが本気になってからは勇儀や萃香でやられる前にやりました。
12階では勾玉も鏡も天子も苦戦しました。衣玖の竜宮でデバフ、早苗のミラクルフルーツでバフをかけて萃香の男投げやにとりのスーパースコープ、勇儀の三歩必殺連発でどうにか(左は天子戦のPT)。3人とも勝った時には生きている味方が2人という激戦でした。最近パルスィがあまり役に立っていないのが辛い…
※画像はメニュー画面から引用
2013-09-25
星界関係のお知らせ
今月発売のS-Fマガジン11月号に、「星界の断章」最新作が12月号に掲載される旨の予告がありますが、正しくは1月号掲載とのことです。
なお10月号に掲載された断章の更新が滞っていますが、忘れてはいません。うっかりDVD-BOX付録の断章を3つとも先に更新しないといけないサイト構成にしてしまったので、そちらを優先するつもりです…なお戦旗BOXは既に買っているのですが、旅行やら何やらでまだ読めていません。
以下本題。
TOS:Uの公式サイトで、新しいPVが公開されています。
中の人が浜田賢二さんですが、TOS-Rが発表された時に内海賢二さんと勘違いしてしまい、「青年役なのに随分渋い声なんですね…」と思ったのはナイショ。
この台詞は作中何度も出てくるキーフレーズなんですが、その割にあまりインパクトがないんだよなぁ。
剣と斧の二刀流です。斧は投げ付けることもあります。
なおOPでリヒターは投げた斧で崖を破壊しているんですが、そんな威力の攻撃をあっさり受けとめるエミルすげぇ。
ほかにもリヒターは、主人公が修得した新しい秘奥義を、いきなり(戦闘ではなく)イベントで破るという掟破りなことをしでかしたことも…
※画像はいずれも上記ムービーから引用