2024-12-26
現在渋谷ヒカリエ9Fで開催されている、ミュシャの展覧会です。
グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ
入場料:一般2900円、大学/高校生2000円、小中学生1200円
一般3300円、大学/高校生2400円、小中学生1500円(土日祝)
レビュー
2023年にパリで開催されたイマーシブ(没入型)展覧会が日本にやってきました。ニュースで知ってから開催ずっと楽しみにしてたんだよなー。yukkun20はモネと同じくらいミュシャが好きなのです。

渋谷は学生時代ほぼ毎日来てましたけど、卒業してからは滅多に来なくなりました。ヒカリエに行くのも2回目くらいです。
ビビッドなパネルがお迎えしてくれました。
入場すると最初はミュシャの作品を巨大な全壁面スクリーンで堪能できるムービーが流れます。30分くらいとかなりのボリュームがありましたが、全然飽きずに楽しめました。動画も1分だけ撮影していいということだったのでかっきり1分撮影。

ミュシャの絵画がどのような構成要素で編まれているのか、しっかり学ぶ事ができます。

ミュシャの代表作の一つ「ZODIAC」は分けても好きな絵です。

普通に原画を眺めるより、より細かい点に注目できるのも良かったですね。

さらに奥には、動画の内容をより深掘りできる展示コーナーもあります。これまた代表作の「スラヴ叙事詩」はこれまであまり関心がなかったのですが、どういう題材が描かれているのか深く知ることが出来ました。

また実際の俳優を使ってミュシャの絵を再現したりする試みもなされていて興味深かったです。
デジタル作品オンリーの展覧会だったので楽しめるかちょっと不安でしたが、ミュシャの世界を全身に浴びることが出来て遠征した甲斐がありました。まだ開催中ですので、是非足をお運びください。ただ入場料はちょっと高い気がする。
2025-01-02追記:
グッズ

左2つはポストカードです。色々な種類がありましたが、yukkun20の好きな「黄道十二宮」と「月」を購入しました。ちょっとオシャレな写真立てとかに入れて飾ると良さそうですね。実際ショップでもそんな感じで展示されていました。
中央右の上側はマグネット、下側はステッカーです。マグネットは部屋に飾ろうと思います。ステッカーはノートPCとかに貼って名札代わりにしようかと思ったのですが、今使っているやつはそろそろ買い換えようと思っているのでしばらく温めておこう。
右は金属製の栞です。こういうのいくつか持っていますけど、本に挟むとめっちゃ教養のある本を読んでるような気分になれるのでおすすめです。
2024-12-08
yukkun20が大好きな画家の一人アルフォンス・ミュシャの展覧会が、1/19まで渋谷ヒカリエで開催中です。
ミュシャをミュシャたらしめている独特な様式を分解的に示してくれる展示ということで、発表当初から開催を楽しみにしてたんですよねー。ぜひ開催中に上京して見に行きたいです。
麻布台ヒルズで開催しているポケモン工芸展にも本当は行きたいんですよね。先日上京した時に行こうとしたら完全予約制でショップにすら入れなかったからな…でも首都圏の方はいつもこういうイベントに気軽にアクセスできて羨ましい限りです。
2023-05-05
今日明日と東京にいるのですが、八王子市夢美術館でミュシャ展をしているので行ってきました。yukkun20はチェコ旅行でミュシャの絵に触れて以来、彼のファンなのです。

アルフォンス・ミュシャ展
開催期間:2023年4月7日~6月4日
開館時間:午前10時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
観覧料:一般800円 学生・65歳以上400円 中学生以下無料
レビュー

入口ではタペストリーがお出迎え。

館内は撮影自由です。ミュシャの出世作となった「サラ・ベルナール」のポスターシリーズ。

ミュシャは生前から評価が高く、商品のパッケージデザインも多く手がけています。商品その物も残っていて、そういう展示が見られるのもうれしいところ。これは香水のパッケージ。

yukkun20が好きな絵の一つ、黄道十二宮。カレンダー用のイラストですね。

ビスケットのパッケージデザイン画。どの絵も大きくプリントされていて、細部までじっくり鑑賞できました。

yukkun20が好きな絵「百合」「月」。いずれも四枚の連作なのですが、わけてもこの2枚が神秘的で好きです。

ミュシャは芸術家やデザイナーを目指す若者のために教科書も執筆していました。人物に図形を組み合わせたデザインをいろいろ描いています。

こちらもミュシャのイラストを用いた商品パッケージ。
yukkun20もそこそこミュシャの絵を見ているつもりですが、全然知らなかった絵も多く、これだけの絵が一堂に会しているのはなかなか得がたいチャンスだと思います。ミュシャが芸術家として世間に認められて、芸術、若者、そして国家のために尽力した彼の人物像にも触れることが出来るので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

物販コーナーも充実していて、クリアファイル、缶バッジ、ストラップ、しおりなどを購入しました。あとめちゃくちゃ悩んだのですが、画集があの厚さ・カラーページのボリュームで3600円は安すぎると思うんだよなぁ。やっぱり買うべきだったかな…
2017-09-01
テイルズ オブ ザ ステージ 大阪公演のついでに、堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館に行ってきました。
《公式サイト》
堺市立文化館 堺アルフォンス・ミュシャ館
会館について

会場は、JR堺市駅から徒歩3分の立地にあります。少し引っ込んだところにありますが、駅には大きなポスターがあるので迷わず辿り着けるでしょう。観覧料は大人500円とリーズナブル。
アルフォンス・ミュシャは、19世紀末~20世紀初頭にフランスやチェコで活躍した、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家です。主線のくっきりした、特徴的な絵は一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。現代で言うとイラストレーターというくくりになるかも。
建物の2階がエントランス、3階の半分と4階がギャラリーになっています。正直に言うと、日本のコレクションだしそんなに大したものじゃないだろうと高をくくっていたのですが、本場チェコで見たミュシャ美術館にも負けないくらいの作品が収蔵されていて非常に驚きました。「主の祈り」や「ウミロフ・ミラー」など、初めて見る作品も結構多かったです。

館内は撮影禁止ですが、3カ所撮影スポットがあるのでそこで写真を撮影してきました。この中で一番有名なのは3枚目の「夢想」でしょうか。僕は2枚目が好きなんですが。
ミュシャ自身のことはよく知らなかったんですけど、あまりに仕事が多すぎて、イラストの描き方をまとめたマニュアル本を出版し、他の人が技法を真似られるようにすることで仕事を減らそうとしたら、その本を見た一般の人から注文が殺到して逆効果だったり、また祖国のためにたくさんの仕事を無償で引き受けたりと、興味深いエピソードを知ることも出来ました。チェコのミュシャ美術館では日本語の解説は当然ないので、そのへんの知識が足りなかったんだ…
ミュージアムショップについて
公式サイトを見て頂ければわかりますが、こちらもかなりの充実度。特にA3ポスターがわずか540円で売られているのには驚きました。商売っ気なさ過ぎる…!個人的に好きな一枚「黄道十二宮」を買うかどうかかなり迷ったのですが、ポスターを抱えて移動するのはちょっと辛かったので、泣く泣くあきらめました。でもどうせまた行くと思うので、その時の楽しみに取っておきます。
代わりに「黄道十二宮」のクリアファイルと、「百合」の描かれた金属製ブックマークを購入しました。装飾も美しく、気に入っています。これが300円と1080円は本当にお値打ちだと思いますよ。この倍してもおかしくないですから。
そんなわけで、大満足の美術館でした。今滋賀県の佐川美術館でもミュシャ展やってるんだよな…そっちも行きたくなりましたけど、滋賀はちょっと遠いな。あー何で今年国立美術館でやってたやつ見に行かなかったんだー!バカバカバカ。
おお、本当ですね。新ハードの情報ももちろん楽しみですけど、ローンチタイトルがどう…