2015-05-30
現在、Amazonで電子書籍の最大50%ポイント還元やっています。これはチャンスとばかりに、先日検討していた星界シリーズと、月と炎の戦記リーズを大人買いしてしまいました。(※榊ガンパレは最新刊以外対象外なので注意!)
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12冊買って5510円、しかもその50%がポイントで還元されるので実質半額です。これは安すぎる。しかもこれで星界関係の更新にも一段と弾みが付くといいことずくめです。
さて、早速、「星界の紋章1」について、電子書籍版と紙書籍版の違いをレビューしてみます。
星界の紋章
著者:森岡浩之
レーベル:ハヤカワ文庫
価格:440円
レビュー
- 表紙イラストは未収録。表紙のページはタイトルが文字のみで収録
- 表紙折り返しにある著者紹介は未収録
- 目次は収録。ページ数の代わりに、該当箇所へのリンクが貼られている
- 前書きにあるガフトノーシュのイラストは未収録。そのため前書きの「この紋章に描かれているのは~」が意味不明になっている
- 登場人物紹介は収録
- 本文はルビを含め収録。ただし、ルビは検索の対象外
- ルビの打ち方が美しくない。紙書籍では
「星界軍」と3文字の漢字に4文字のルビが均等に付されているのに、電子書籍版では
「星界軍」と、漢字の文字数に引きずられて、ルビが1文字、2文字、1文字(「ラ/ブー/ル」)と分割されて配置されている。細かいことに思えるかもしれないが、非常に多いのでかなり目障り。
- 付録は収録。ただし位階表は検索の対象外
- あとがきは収録
- 早川文庫の宣伝は未収録
- 奥付は電子書籍用に修正して収録、著者略歴は未収録
- 裏表紙のあらすじは未収録
- 紙書籍の29刷(2010年6月)を底本にしている
- 小説版と異なり、ルビの大文字小文字が区別出来る
しかし造船科が「ファズイア・ハル」なのに、光子科が「ファズィア・ダテュークリール」になっているなど、その正確性には疑問が残る
- その後の作品でルビが変更されたもの(例:主計科 「サーゾイ」→「サゾイ」)も特に修正されていない
おおむね問題ありませんが、購入ページに表紙のイラストを出している以上、その表紙が収録されていないのはちょっと商法として問題があるような気がします…
なんか言った方がいいのかな。
2015-05-17
Windows PCやタブレットでも、Amazonの電子書籍が読めるKindle for PCですが、小説などの媒体については本文の検索が出来ることが判明しました。
※この小説は立ち読み版が無料配信されていたのでDLしたものです。
現在僕が電子書籍のメインに据えているWindows ebi.BookReader4は検索には対応していないんですよね…。読みやすさについては大差ないのですが。
こういう小説をまとめるサイトを運営していると、あのエピソードやあの表現ってどこで出てきたんだったっけ…ということがしょっちゅうあるので、検索に対応したアプリがでないかなーと思ってたんですよ。特に星界シリーズも榊ガンパレも既に電子書籍化してますし(「星界の断章」はされてません)。
とはいえBookReaderで購入した電子書籍も100冊を優に超えるので(つーかこの間購入した「銀魂」だけで50冊だし…)、あっさり乗り換えるのもちょっともったいない感じがします(別に乗り換えたところで既に買った本がなくなるわけではないのですが、まぁそこは気分の問題です)。
- BookReaderの方が優れているところ
- 縦書きの小説でも横書きで表示できる
- 電子書籍化されている本の数が多い(はず)
- Kindleの方が優れているところ
- 電子書籍で一番怖い提供元の倒産の心配が薄そう
- 「だがしかし」の2巻が、Kindleでは5/29発売予定だが、BookReaderでは発売予定がない(重要)。
とはいえ、本当に欲しい機能は串刺し検索(複数の電子書籍を横断的に検索する機能)なので、それが搭載されたソフトるのを待つしか無いですかね。
2015-01-25
今日は全然ネタを思いつかない…というわけでちょっと前のニュースを。
Kindle for PC日本語版が公開 ~Windowsタブレットでも数百万冊の読書が可能に – PC Watch
日本語になかなか対応しなかったKindle for PCがついに日本語版に対応したようですね。僕の持っているのはWindowsタブレットなので、うれしいお知らせです。僕はeBookJapanを利用していますが、まだまだAmazonにしかない電子書籍も多いですからね。もっともこうやっていろんなところで電子書籍を購入していくと管理が煩雑になるので、今後Amazonに完全に乗り換えるかどうかについては検討中。
あと最近買った電子書籍で面白かったもの。
様々な立場、年齢の主人公たちが自分の「終活」を通じて死と向き合っていくというオムニバス形式の4コマ漫画。もちろんテーマは重いんですけど、そこは小坂先生のテクで悲壮になりすぎずうまいこと漫画のネタとして昇華しています。
死ぬ前に部屋を綺麗に片付けておかないと、というのはこの手の話を読んだあとの鉄板の感想ですが、作者の「そんなことしたら覚悟の自殺と思われるかもしれない。だからそのままでいいのだ」という言葉を胸に抱いて生きて行こうと思います(体のいい言い訳