2017-09-10
最近榊ガンパレの更新が出来てないのは、飽きたからではなくゲームが忙しいからです。すみません。
ダンジョン飯 5
著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円
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あらすじ
無事ファリンを救出したライオス一行だったが、彼らの前にこの迷宮を作った「狂乱の魔術師」の僕が現れ、ファリンがさらわれてしまう。僕の圧倒的な実力に、チルチャックは一時撤退を提案し、ライオス一行は地上へ戻るために付近の探索を再開する。
一方、ひょんな事からライオスに暗い感情を向け、彼を追跡する冒険者カブルーは、以前ライオスのパーティにいたシュローと組み、遂にライオスに追いつく。この出会いがもたらすものは―
せっかく助け出したファリンガあっさりさらわれるという予想外の展開でした。ファリン自身も僕に身体を作り替えられているっぽいので、この先敵として立ちはだかるのかもしれませんね。メインストーリーが大きく動くとやはり続きが気になります。
レビュー
メインストーリーが動いているのはさておき、今回一番面白かったのはやはりコカトリス戦でしょうか。
鶏のしっぽが蛇になっている(蛇のしっぽが鶏になっているという説あり)怪物で、かまれると石化してしまいます。
本来前衛を務めるライオスはダウン中ですけど、ライオスの残してくれたアドバイスに従えばどうにかこうにか…
残ったメンバーの中で一番背が高いという理由で囮をまかされたマルシル、きっとかっこいい魔法で敵の注意を引いてくれるんだろうなぁ。
ど う し て こ う な っ た
なお健闘むなしくマルシルはコカトリスにかまれてしまいます。ああ、美しいエルフの石像がまた一体…
ど う し て こ う な っ た(ツッコミを入れた瞬間に石化してしまった挙げ句、解呪するまでの間漬け物石代わりにされるの図)
というわけで、前回の活躍が嘘のようなマルシルの姿に涙を禁じ得ません。一方厭世的なチルチャックは今回男を上げましたね。ライオスの気絶中にファリンがさらわれてしまいましたが、このまま探索を続けるとパーティが全滅しかねないと考えた彼は、ライオスに嘘をついてでも撤退させるべきだと考えるわけです。
そんな彼が結局どうしたのか、ぜひコミックスでお確かめください。
※画像はコミックスより引用
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2017-08-25
連載の方は大変なことになってると聞いたけど、コミックス派なので気にしない。
ダンジョン飯 4
著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円
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あらすじ
地下迷宮を探索するライオス一行は、巨大な炎竜と戦い全滅。ライオスの妹ファリンが最後の力で発動した転移魔法でどうにか一命は取り留めたものの、ファリンは炎竜の腹の中。おまけに財産を全て失ってしまう。
ファリンが蘇生出来なくなる前、端的に言うと炎竜に完全に消化されちゃう前に救うべく、ライオスは魔法使いのマルシル、鍵師のチルチャック、ドワーフのセンシと共に、再度迷宮に挑む。ようやく見つけた炎竜の力に圧倒されるライオス一行達だったが、それぞれの得意技が合わさり、見事炎竜の討伐に成功。ほぼ消化されていたファリンも、マルシルの活躍もあって無事救出された。
1巻以来ようやくメインストーリーが続きましたね。助け出されたファリンは結構ショッキングな状態になってましたが、助かって良かった…のかな?
レビュー
ようやく炎竜の近くまでやって来ました。本来6人パーティだったライオス一行も今や4人。しかも回復役を欠いている(現在のパーティは前衛(攻撃)、前衛(防御)、盗賊、魔法使い)ので普通のRPGだとけっこう辛いメンツ。
色々作戦を練りますが、結局竜退治と言えば王道の、
逆鱗狙いです。と言っても2階建ての建物より大きな竜の顎の下なんてどうやって狙えばいいのやら…。それはさておきひとまず腹ごしらえ。マルシルは
とか言ってますけど、このマンガが続く限り無駄な望みじゃないですかね。
そしていよいよ炎竜戦。作戦もあっさり序盤で崩壊してしまい、センシとチルチャックが早々に戦線離脱をしてしまいます。しかしここで、これまで魔物食マニアというイメージしかなかったライオスが男を見せるんですよね。
これぞリーダーの頼もしさ。そして倒した竜でパーティだ!
「えらい硬いが、割となじみのある味」である竜の肉を食べた感想がこれ。さすが魔物グルメ。つーか戦闘中よりよっぽどテンション高いw
最近ギャグ要員になりつつあったマルシルも、今巻では頼れるところを見せてくれました。邪法使いであることを知られた彼女が言う、
というセリフに彼女の覚悟を見ました。きっと5巻もかっこいい活躍してくれるんだろうなぁ。(フラグ)
※画像はコミックスより引用
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2017-08-15
5巻があまりに面白かったので、中断していたレビュー再開します。
ダンジョン飯 3
著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円
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あらすじ
地下迷宮を探索するライオス一行は、巨大な炎竜と戦い全滅。ライオスの妹ファリンが最後の力で発動した転移魔法でどうにか一命は取り留めたものの、ファリンは炎竜の腹の中。おまけに財産を全て失ってしまう。
ファリンが蘇生出来なくなる前、端的に言うと炎竜に完全に消化されちゃう前に救うべく、ライオスは魔法使いのマルシル、鍵師のチルチャック、ドワーフのセンシと共に、再度迷宮に挑む―のだが、お金がないので食料はダンジョン内での自給自足になります。あしからず。
…あれ、1・2巻と同じあらすじだ。だってしょうがないじゃん。メインストーリー全然進んでないんだから。でも今回は、かつての仲間ナマリが登場して、この世界の厳しい掟を身を以て教えてくれます。たしかにかつての仲間がモンスター食をしながらダンジョンを潜ってるのを見せつけられるのはちょっと辛いかも。
レビュー
パーティメンバーもすっかりモンスター食になれた今日この頃。最近の悩みと言えば
人魚は亜人なのか(一応亜人系は食べないという自分ルールのため)、とか
重傷を負って失血したからってレバー(※牛や鶏ではなくケルピーの肉)ばっかり食べさせるなとか、割とフリーダムになってきました。
今回一番面白かったエピソードは、精霊ウンディーネの実食ですね。ウンディーネと言っても、テイルズに出てくるような人型ではなくて、
こういう不定形の水球です(水をレーザーのように飛ばして攻撃)。これをどうやって絶命させてどうやって調理したのか、気になる方はぜひコミックスをお読みください。
しかし今回もエルフのマルシルはかわいいですね。回想エピソードでもうちょっと幼い頃の姿も出ていましたけど、断然今の姿の方がいいですよ。例え3巻の最後の話のマルシルが
こんなんだとしてもね。しかし一発ネタかと思ったのに、まさか5巻で再登場するとは。
※画像はコミックスより引用
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2017-08-01
ゼルダBotWはついにハイラル城に潜入しました。今日はラスボス手前まで攻略したら終わろうと思ってたんですけど、最深部に行ったらいきなりラスボス戦始まっちゃった。四英雄がかっこよく登場してサポート→いよいよ弱体化したラスボス戦だ!→やべ、その前に写真撮っとかなきゃ。カメラカメラ…→ラスボスにどつかれる→あらかじめ回復してなかったため即死(ミファーの祈りも使い切ってました)→ゲームオーバー。明日がんばります。
ダンジョンに潜ってモンスター食べ歩きのマンガ「ダンジョン飯」ですが、8/10に第5巻が発売されます。yukkun20は1、2巻しかレビューしてませんけど、相変わらず面白いですよ。
[関連記事]ダンジョン飯 | Y.A.S.
さて、5巻の発売を記念したアニメが公開されています。おお、これもついにアニメ化か。
うん、なんか想像と違ったけど、たしかにそういうマンガだからこれ。
コミックスの方は4巻で火竜に食べられたファリンを無事救出してます。もしかして最終回かな?と思ったんですが、変わらず続いてくれてよかったです。
2015-09-12
最近コンビニによく陳列してあるので、気が向いたら立ち読みでもしてみてください、の2巻。
ダンジョン飯 2
著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円
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あらすじ
地下迷宮を探索するライオス一行は、巨大な炎竜と戦い全滅。ライオスの妹ファリンが最後の力で発動した転移魔法でどうにか一命は取り留めたものの、ファリンは炎竜の腹の中。おまけに財産を全て失ってしまう。
ファリンが蘇生出来なくなる前、端的に言うと炎竜に完全に消化されちゃう前に救うべく、ライオスは魔法使いのマルシル、鍵師のチルチャック、ドワーフのセンシと共に、再度迷宮に挑む―のだが、お金がないので食料はダンジョン内での自給自足になります。あしからず。
…あれ、1巻と同じあらすじだ。だってしょうがないじゃん。メインストーリー全然進んでないんだから。
レビュー
前巻でも大概なモンスターグルメでしたけど、今回はさらにエスカレートしています。特にモンスター食に執念を燃やすライオスはもうなんか病名を付けてあげた方がいいと思う。
ゴーレムである。いわゆるファンタジー世界観でおなじみの設定(もっともemethの文字はないけど)なので、無機物である。グルメとは無縁である。
畑代わりに利用されてるー!
アンデッドである。壁も床もお構いなしの霊体である。聖水をかければ消滅させられるのもお約束である。
でも聖水はダンジョン内での補充がむずかしいしなぁ…
ビンに入れて殴ったー!!?(壁を抜けられるんだから、瓶の壁もすり抜けて聖水が直撃するに違いないという理屈)
なお聖水(とは名ばかりのシロップ)は霊体の冷気でひんやりしたので、後でスタッフライオス一行がおいしくいただきました。
そのほか「生ける絵画」や「ミミック」「水棲馬」など、ありとあらゆるものを食べ尽くします。
前巻で食べていたものが普通に見えてくるほどのチョイスなので、是非ご覧下さい。
あと相変わらずマルシルかわいいよマルシル。(表紙のマルシルもいいよね!)
※画像はコミックスより引用
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2015-09-06
以前読んだらレビュー書くみたいなことを言って放置しているうちに2巻が出てしまった件について。
[関連記事]メインキャラがなかなかにキャワイイのも注目ポイントです | Y.A.S.
[関連記事]【コミック】ひきだしにテラリウム レビュー | Y.A.S.
ダンジョン飯 1
著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円
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あらすじ
地下迷宮を探索するライオス一行は、巨大な炎竜と戦い全滅。ライオスの妹ファリンが最後の力で発動した転移魔法でどうにか一命は取り留めたものの、ファリンは炎竜の腹の中。おまけに財産を全て失ってしまう。
ファリンが蘇生出来なくなる前、端的に言うと炎竜に完全に消化されちゃう前に救うべく、ライオスは魔法使いのマルシル、鍵師のチルチャック、ドワーフのセンシと共に、再度迷宮に挑む―のだが、お金がないので食料はダンジョン内での自給自足になります。あしからず。
レビュー
九井先生の描く独特の世界観が好きなのと、あちこちでベタほめされて内容が気になったので、購入してみました。世の中にグルメ漫画は数あれど、モンスターを素材にした料理漫画は少ないのではないでしょうか。
いや確かにそうかもしれないけど。というか自給自足のみならず栄養バランスまで考えようとしているライオスまじグルメ。センシも乗っかるなよ。
とにかくなんでも食べます。
大サソリ、歩きキノコ(足の生えた巨大キノコ)、スライム。
マンドレイク、バジリスク。
その他動く鎧や大蝙蝠、人食い植物なんかも食べます。動く鎧をどうやって食べたのかは是非本編を見てください。
あとヒロイン(?)というか紅一点のマルシルの活躍も見逃せませんね。彼女はパーティ唯一の「常識人」―つまり、モンスター食に抵抗を持っているキャラなので、リアクションがいちいち面白いです。最初は
と正統派ヒロインのような描かれ方をしていたのに、そのわずか4ページ後では
これですからねwなぜにブレイクダンスww
でも、作中に出てくるモンスターはどれも適度に気持ちが悪く、確かに生きているときには絶対食用にしようとは思わないんですけど、上手に調理されるととたんにおいしく見えてくるのがすごいところです。
でも普通のRPGでは描かれないけど、きっとこうやってモンスターを食用にしたりしてるんだろうなぁ。テイルズとか普通にモンスターが食材を落としたりしますけど、あれモンスターが食材を持ってるんじゃなくて、モンスター自体が食材なんだろうな…
※画像はコミックスより引用
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2015-01-15
以前レビューした「ひきだしにテラリウム」でおなじみの九井諒子先生の最新刊、「ダンジョン飯」1巻が発売中です。本来ここでレビューすべきだと思うのですが、本日は忙しいのでちょっとご勘弁を。というかまだ読んでないや。
ダンジョンの中でモンスターを食べて食べて食べまくるという仮想グルメ漫画といえばいいんでしょうか。以前九井先生は竜を食べる話とかを書いていたりしましたけど、それを一つのテーマにしちゃうのはすごいなぁ…内容については、こちらが詳しいようです。
テイルズでもよくモンスターが食品を落としますけど、あれモンスターが持ち歩いてるんじゃなくて、モンスターそのものってことなんですかね。…でもか弱い女性陣も何も言わずに調理してるしなぁ。
それはさておきこのマンガを読めば、モンスター食べるなんてキモイ!じゃなくて、何で現実世界にはモンスターいないの!?人生損してるんじゃ…と思えるようになる…んじゃないかも。そうでもないかも。九井先生のマンガはぬるっとした線で描かれていてグロさはないので、楽しく読めそうです。