2016-07-19
COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されました。久々に2ヶ月での更新ですよ!コミックス第4巻も8/9発売予定!
星界の紋章
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
潜伏用のアイテムを購入するため、単身町へ向かうジント。
少々トラブルはあったものの、無事持ち込んでいた貴金属を換金し、当座の生活費を手に入れます。
そうこうしている間にも人類統合体は住民たちへの圧力を強め、摩擦が生じ始めています。ジントは目立たないようにそっと街を離れました。
このあたりのシーン、小説では割とさらっと描いているイメージでしたけど、こうやって軍隊をリアルに描かれるとジントの不安がよく分かりますね。
無事ラフィールの元に戻ったジントは、ラフィールに服装を変え、髪を染めるように頼みます。当然(?)拒否する王女殿下。とはいえそれが必要なことだとわかってはいるわけで―
細かいですけど、「軍艦」ね。
今回の殿下
このマンガでは珍しいギャグ顔の殿下。
黝い髪を自慢する殿下。
額の空識覚器官をさらす殿下。
面白い髪型の殿下と面白い顔の殿下。
そしてこれが髪染めを全力で拒否する殿下だー!かわいいー!そして次回、いよいよわんぴーす殿下ですよ!
※画像は第19話より引用
2016-05-18
COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されました。すっかり季刊連載ですね。そういえば先日の森岡先生トークショーでもコミックスの話は出なかったな。
星界の紋章
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
惑星クラスビュールに逃れたジントとラフィール。
このまま隠れているわけにも行かず、ひとまず近くの都市に潜伏する計画を立てます。
フェブダーシュ領での真空渡りしかり、こういうのが初見でさらっとできるところが、ジントのすごいところですよね。戦闘訓練受けてるはずのラフィールですら失敗したのに。
街の近くにラフィールを残し、ジントだけで潜伏用の衣服を調達するため街に向かいます。
ラフィールのことは心配ですが…
ラフィールは、本来保護すべき対象であるジントに主導権を奪われたことに複雑な感情を持ちながらも、眠りについたのでした。
ジントがいないことを不安がったり、その不安を隠すために銃を突きつけてみたり、今回の殿下はかわいいなぁもう!
今回の殿下
目ざめた時にジントがいなかったので反ギレっぽい殿下。
あっさり逆襲された時の殿下。
ジントが空気を読んでくれなかったので眉が危険な角度になってしまった殿下。
疑問を素直に口にする殿下。
今回は殿下祭りでしたね。やっぱり殿下は魅力的なヒロインだなぁ。
※画像は第18話より引用
2015-07-13
久々の星界ニュース。
コミック版「星界の紋章」第3巻の発売を記念して、コミックス版の作画担当・米村孝一郎先生が作画参考用に使用した巡察艦ゴースロス搭載連絡艇の特製ペーパークラフトが公開中です。なんと無料。
星界の紋章 特集 | 星界の紋章
まあそんなこと言っても、どうせ米村先生が使ってるのを簡略化したちゃちなやつだろ、と思い込んで(失礼)DLしてみたのですが、解説によると、
実際の作画参考モデルはもう少し簡略化したものですが、見栄えを良くするためいくつかパーツを追加しました。
とのこと。オリジナルよりレベルが高いとか斬新すぎる。
部品数は19個と決して多くはありませんが、完成予想図は
と結構本格的なので、余暇に作ってみるのもよさそうです。
※画像は星界の紋章 特集 | 星界の紋章より引用
2015-05-30
現在、Amazonで電子書籍の最大50%ポイント還元やっています。これはチャンスとばかりに、先日検討していた星界シリーズと、月と炎の戦記リーズを大人買いしてしまいました。(※榊ガンパレは最新刊以外対象外なので注意!)
[関連記事]電子書籍ソフト どれかに一本化したいけど… | Y.A.S.
12冊買って5510円、しかもその50%がポイントで還元されるので実質半額です。これは安すぎる。しかもこれで星界関係の更新にも一段と弾みが付くといいことずくめです。
さて、早速、「星界の紋章1」について、電子書籍版と紙書籍版の違いをレビューしてみます。
星界の紋章
著者:森岡浩之
レーベル:ハヤカワ文庫
価格:440円
レビュー
- 表紙イラストは未収録。表紙のページはタイトルが文字のみで収録
- 表紙折り返しにある著者紹介は未収録
- 目次は収録。ページ数の代わりに、該当箇所へのリンクが貼られている
- 前書きにあるガフトノーシュのイラストは未収録。そのため前書きの「この紋章に描かれているのは~」が意味不明になっている
- 登場人物紹介は収録
- 本文はルビを含め収録。ただし、ルビは検索の対象外
- ルビの打ち方が美しくない。紙書籍では
「星界軍」と3文字の漢字に4文字のルビが均等に付されているのに、電子書籍版では
「星界軍」と、漢字の文字数に引きずられて、ルビが1文字、2文字、1文字(「ラ/ブー/ル」)と分割されて配置されている。細かいことに思えるかもしれないが、非常に多いのでかなり目障り。
- 付録は収録。ただし位階表は検索の対象外
- あとがきは収録
- 早川文庫の宣伝は未収録
- 奥付は電子書籍用に修正して収録、著者略歴は未収録
- 裏表紙のあらすじは未収録
- 紙書籍の29刷(2010年6月)を底本にしている
- 小説版と異なり、ルビの大文字小文字が区別出来る
しかし造船科が「ファズイア・ハル」なのに、光子科が「ファズィア・ダテュークリール」になっているなど、その正確性には疑問が残る
- その後の作品でルビが変更されたもの(例:主計科 「サーゾイ」→「サゾイ」)も特に修正されていない
おおむね問題ありませんが、購入ページに表紙のイラストを出している以上、その表紙が収録されていないのはちょっと商法として問題があるような気がします…
なんか言った方がいいのかな。
2015-05-20
森岡先生の最新単行本が、徳間文庫から6/5発売予定です!
「優しい煉獄」シリーズの最新刊かと思いきや、2005年に発売された「優しい煉獄」の文庫版のようですね。しかし608ページもあるということは、2巻「騒がしい死者の街」、3巻「地獄で見る夢」も収録されてる可能性があるな…
[関連記事]「地獄で見る夢」 作品紹介&レビュー | Y.A.S.
もっとも僕は3冊とも単行本で持ってるからスルー決定…とおもいきや、池澤春菜さんの解説も掲載されるようです。はい購入決定。
それから、コミック版「星界の紋章」の3巻も、7/9発売予定です。
星界の最新刊が出て1年、本編から数えると2年経つので、そろそろ動きが欲しいところです。森岡先生がんばって!あ、「月と闇の戦記」の続編でもいいよ!