2014-01-29
【ドラマCD】科学アドベンチャーシリーズ スペシャルドラマCD 怱卒連鎖のトリプティック レビュー
買ったのは結構前なんですけどね…科学ADVのドラマCDです。助手成分が少ないことに絶望しつつ、ダルとフラウたんのために購入。
怱卒連鎖のトリプティック
あらすじ
- Robotics;Notes 真夏の夜のカプリス
ある夏の日のこと。海翔、昴、淳和の3人は、フラウの部屋を訪れていた。部費獲得のため、今度開催される「我慢大会トライアスロン」に出場してもらうようフラウに頼むためである。あき穂以外はまったくやる気がないのだが、キルバラでの勝負に負けた海翔、その原因を作った淳和、海翔の勝ちに賭けていた昴は既に諦めムード。あとフラウが首を縦に振れば頭数が揃うのだが、案の定フラウは、バイトがあるとか海には辛い思い出があるとかリア充とDQNの巣窟には行きたくないとか、適当な理由で逃げようとする。
しかし海翔達のしつこさに負け、3人が1つずつ自分の言う事を聞いてくれれば出場するという交換条件を出した。「萌え台詞を言う」と命令された淳和、「執事台詞を言う」と命令された海翔はなんとかそれをこなした。そして最後の昴が出された条件は「ブラジル水着でプレアデスポーズを決める」という最低なリクエスト。さすがに拒否する昴。
結局フラウが参加したがらないのは、コミマ参加の準備があるから海に行ってる暇はないという理由だった。呆れた3人はフラウを無視して出て行ってしまう。海水浴場に行けば半裸の日焼け少年が見放題だということに気づいたフラウはそのあとを追いかけるのだが、「私も連れて行ってくだしあ~」という弱々しい叫びが廊下に響いただけだった。 - Steins;Gate 偶像槐夢のステージ
ある日のラボ。円卓会議は、るかがアイドル育成カフェ「バックステージパス(通称バクステ)」の面接を受けるという話題で持ちきりだった。合格後、人気があれば本物のアイドルとしてデビュー出来るとのこと。姉が勝手に応募しただけなのに…と悩むるかを、岡部は「少しでもあきらめるのが悲しいと思うのならやって見ろ」と励ます。
数日後、るかは面接に合格し、日々厳しいレッスンに励んでいた。るかがラボに来なくなって少々寂しいオカリンは、ダル、紅莉栖と共にバクステへ足を運ぶ。そこでは慣れないながらもアイドルオーラを放って輝くるかの姿があった。ステージは大盛況。岡部達も、るかのことを温かく見守ってやろうと話し合う。
ところがさらに数日後、るかはバクステを卒業していた。「自分は流されただけで、このような気持ちで続けるのは、他の候補生やファンに申し訳ない。それに一番見てほしい人にアイドルとしての姿を見てもらえたから…」というるか。そして、「ぼくが一番なりたいのは、アイドルじゃなくて…」とつぶやくのだった。 - Chaos;Head Noah enigmatic ward
拓巳が目覚めると、そこは見知らぬ廃病院の一室だった。梨深と七海もそこにいたが、二人ともなぜここにいるのか覚えていないとのこと。3人は廃病院からの脱出を計る。過去に人体実験がなされていて、その被害者の霊がさまよっているとか、医療ミスで死んだ車椅子の霊がたたってくるとか、廃病院にまつわる不気味な話をする梨深と七海。しかしいつの間にか2人はいなくなっていて、拓巳は一人で病院の中で迷子になっていた。そして聞こえる七海の悲鳴と助けを求める声、電気が通っていないはずなのに鳴り出す電話、車椅子の少女の姿。パニックを起こす拓巳の元に合流した梨深もなんだか別人のように様子がおかしい。その梨深が幽霊の姿に変わったところで、拓巳は大きな悲鳴をあげて気を失った。
目が覚めると、そこは見慣れた自分の部屋。どうも夢オチだったと安心する拓巳の元に、梨深と七海が現れた―恐怖はまだ終わっていない。
感想
ロボノはコメディ、シュタゲはシリアス(若干ギャグあり)、カオヘはホラーでしたね。
ロボノはとにかくフラウの名演に尽きます。特に無理矢理部屋から連れ出されそうになり、大声を上げて全力で抵抗するフラウという珍しいものが見られたのは良かったですね。淳和が腐った世界に引っ張られそうになったり、昴が古典的なギャグに引っかかりひどい目に遭ったりと、ロボノらしいほのぼの展開でした。しかし多少強引にでも話を進めてくれるあき穂がいないと、この4人では全くストーリーが進展しない件について。
シュタゲはるか中心のシリアスストーリー。るかに巫女装束を着せる父親に加え、アイドルオーディションに勝手に応募してしまう姉がいることを知ったダルの
漆原一家、恐ろしすぐる…
と言うつぶやきには完全同意。あとあらすじ上はオカリンもカッコイイ役回りなのかな?と思うかもしれませんけど、実際はいつものオカリンなので安心です。
カオヘは原作を知らないので何とも言えませんけど、拓巳役の声優さんの演技の上手さに驚きました。あんな訳の分からんキャラクターをよくぞここまでという感じ。ただシナリオはあまり面白くはなかったかな…
全体的には短編3つなのでちょっと物足りない感はありましたね。登場人物も少ないですし…ただ聞くべきところもいくつもありましたので、シリーズファンの方はお財布と相談の上購入されてはいかがでしょうか。
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23:28 | レビュー > ドラマCD | CHAOS;HEAD, ROBOTICS;NOTES, STEINS;GATE | (0)