2015-10-07
【ドラマCD】ブレイブリーデフォルト ドラマCD~エタニティの腕環~ レビュー
久々に4人の掛け合いが聞けて面白かった。
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ブレイブリーデフォルト ドラマCD~エタニティの腕環~
あらすじ
- 第一章:それぞれの部屋、ふたりきり
リユニオンの祝祭で、リングアベルが「赤いおじさん」から手に入れた、恋愛成就の腕輪・ラビングブレスレット。早速リングアベルはイデアに試着させるが、それは恋愛成就のためのものではなく、装着者に近くにいる人の物まねをさせる腕輪だった。折しもグランシップの事故で4人の居室が浸水したため、しばらくの間2部屋に別れて生活することになった一同。リングアベルとイデアは、腕輪の効果を理由に同室になることを申し出、ティズとアニエスを二人きりにして2人の仲を進展させようと画策する。しかし肝心の自分たちが腕輪の効果に振り回されてしまい、ティズたちの仲を進展させるような状況ではなくなってしまう。そんな中、リングアベルたちの魔法の暴発が原因でちょっぴり距離が縮まったティズとアニエスだが― - 第二章:在りし日の二聖
若き日のブレイブとカミイズミ。出会ったその日に剣を交えてから、二人は親友となった。かつてヲカエを賭けて三日三晩戦ったと言われる二人だが、その決闘の影には、二人しか知らない友情と、カミイズミがヲカエとブレイブに送った、「エタニティの腕輪」の物語があった。 - 第三章:盗賊と魔法剣士
砂漠の盗賊ジャッカルと、その用心棒ナジット。二人の出会いは、ナジットがジャッカルのアジトを宝物目当てに襲撃した時のことだった。ジャッカルがアジトに孤児たちを匿っていることを知り、ジャッカルと手を組むことを決めたナジット。その背後には、ナジット自身の家族に対する深い苦悩が隠されていた― - エピローグ:途切れない絆を……
グランシップの修繕も終わり、再び大空へ飛び立った一同。改めて絆を確認した4人は、次の冒険に向かうのだった。
感想
今回は1がコメディ、2と3がシリアスで、どちらかというとシリアスの比重が重くなっています。
1はよく出来てましたね。怪しげなアイテムのせいで憎からず思っている男女が一緒に生活をしなければならなくなってしまう、と言う王道といえば王道なのですが、やはり昔からあるものは良いものです。ティズとアニエスが自然と良い雰囲気になろうとしているのに、隣室にいるリングアベルたちが魔法を暴発させるわ、料理しようとして爆発を起こすわでむしろその雰囲気をぶちこわし、最後はハエを退治しようとしてリングアベルたちが大騒ぎしているのを、ティズたちが自分たちを盛り上げようとしていると勘違いしてぐだぐだに…という一分の隙もないコメディでした。
でもイデアがあんなに料理下手だとは思わなかった(ハムを切れと言われ、いきなり二刀流で部屋ごとめちゃめちゃにしてしまうレベル)。ブレセカでは料理がきちんと出来るようになっていたので、きちんと練習したんですかね、リングアベルのために。
2と3はブレイブたちとジャッカルたちの過去を描くものです。僕はこのエピソードは初出だと思ってたんですが、ゲーム本編でも大体のことは語られていたみたいですね。ナジットがカミイズミの部下だったっていうのは全然覚えていませんでした。ナジットの娘は生死不明のような描かれ方でしたが、今回の話を聞く限りでは生きてるんでしょうねぇ。でもナジットの認識と、エタルニアの現実がかみ合ってない感じもするので、もしかするとナジットが知らないだけで娘は死んでるのかな…そうだとすると悲しいオチということになりますね。
前巻はアニエスの出番が少なかったですが、今回はアニエスもイデアに負けず劣らずの活躍でした。でもティズの「得意な家事は?」の回答が「窓の開け閉め」だったのはフイタ。男性陣は強く生きて下さい。
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