ラージュ&ライ編
★ 夜会話1 食堂兼宿屋 ★
屋根の上で星を眺める二人。ライの斜め顔は珍しいですね。
ライの料理を褒めるラージュ。ライもまんざらではなさそうです。
人数が増えたから大変じゃない?とラージュは心配しますけど、ライは手慣れたもののようです。もっとも本業は宿屋経営なので、食堂のみが流行ってることについては若干複雑な様子。
▶宿屋経営は儲かってないの?
居候がめっちゃ多かったですからね。人件費がかからないから維持できてたようなもんだ。
▶じゃあ食堂は毎日大忙し?
街の中でも結構辺鄙なところにあるライの宿屋がこれほど流行っているのは、やっぱり料理の腕が一流だからなんでしょうね。
★ 夜会話2 親代わり ★
ライとリュームが本当の親子だと思い込んでいたアム。確かにリュームの竜の姿は見てないですからね。
この年で3人の子持ちになってしまったことを深く嘆くライ。なおライは15歳。
★ 夜会話3 オーナーにどやされる ★
ライは残してきた宿屋のことが心配みたいです。仲間たちも大体は宿屋を引き払ってますし、ポムニットさんが留守番してくれてるかな?もっともライが心配しているのは、オーナー(リシェルの父)の雷みたいです。ライだけに。
▶宿屋の仕事って大変?
このあたりの仕事、ほぼ一人でやってるんですよね。冷静に考えると凄すぎ。
▶オーナーってこわいのか?
中学生に宿屋経営をたたき込んでいるので紛れもない鬼。といってもライの父親がすべてを放置して失踪したのが一番まずいんですけど。
★ 夜会話4 ただの腐れ縁 ★
ラージュはストレスがたまっているリシェルのことを心配し、ライに相談を持ちかけます。ライの回答は…「ほっとけ」。
リシェルは爆発するまで様子を見て、爆発したら受け止めてやればいいそうです。さすが幼馴染。分かってるなぁ。
★ 夜会話5 最後の晩餐 ★
決戦前夜。ライもその腕を振るい、豪華な夕食を準備してくれました。栄養も味もばっちりとかうらやましい。
つーかパンも手作りしてるのか。そういう食材的なものもこっちに来てるんでしょうか。
ラージュは、これでライの料理も食べ納めか…と残念そうですが、その心を見透かしたライは、また料理を作りに来ると約束します。
リュームの力があれば、この世界にももう一度来られるのではないか。ライはそう明るく言います。そして、いつかラージュをリィンバウムへ連れていくと、男同士の固い約束を交わしました。
★ エンディング 面影亭、本日も営業中 ★
ライ達も日常に戻ることが出来ました。
手伝ってくれるみんなの為に、ライがまかないでマドレーヌを作ります。
でも、そのマドレーヌの数が1つ多いのでは?と指摘するポムニットさん。それはラージュの分。
思わず数に数えたその少女は、忘れてはいけない大切な仲間でした。ライはすべてを思い出します。
自分がラージュのことを忘れなければ、きっとまた会える。ライが信じた奇跡に、ラージュの声が答えます。
ライは再会するとき、きっと恩を返すと夜空に誓うのでした。
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