2014-03-22

【小説】星界の断章3 レビュー

更新が不安定で申し訳ありません。連休は再び帝都に出張しておりました。東京駅前にある八重洲ブックセンターでゲットしたのでレビューを。

星界の断章III

著者:森岡浩之
レーベル:ハヤカワ文庫
価格:620円

あらすじ

これまでに発表された短編6編+書き下ろし1編のオムニバス形式です。当サイトでも感想を書いているものもあるので、そちらも併せてどうぞ。
帯には「シリーズ累計190万部突破!星界の逸話第3弾 アブリアル(皇族)、スポール(貴族)、エクリュア(士族)。そのとき何が彼らをそうさせたか?/明かされる30番目の氏族の話、書き下ろし短篇「来遊」収録」とありました。

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コメント & トラックバック

>という言葉がこれほどむなしく響くとは
 クファディスさんの人生って…w。

>なお断章なので、メインキャラはほぼ出てきません。殿下?出てきますけど台詞は10個もないのであきらめてください。ジント?誰だっけそれ
 今までの断章シリーズには二人ともそれなりに出て来てくれたのですが…。まだ読んでないけど、ノールはなかなか得をしている様に感じます。流石第2のヒロイン(笑)。

クファディスさんはお姉さんにもひどい目に遭っていますし、女難キャラなのかもしれませんね。

さっき断章3を読み直して気づいたのですが、「来遊」に登場するラ・ゲルシスマって、「出奔」に登場するクテス星系と同じですよね…?そう思うとプロローグもすごい意味深に感じる。

 実は「ひょっとしたら」と思ってたんですがそうなんですね!かの地上世界がどうなってるのか知りたいですよね。

根拠といえば、アブリアル伯国からの距離が同じと言うだけなのですが…でもこれが事実なら、サロスは帝国を捨てたアーヴたちが細々と暮らしているわけじゃなくて、アーヴたちによって救われたサロスの原住民たちとアーヴが仲良く共存しているという可能性もあるということですよね。それって夢があるじゃないですか。

 それは夢があります。帝国は、はぐれ者に厳しい国なので、サロスがよき新天地だといいですね。帝国にサロスの様な土地があるとは思ってもみませんでしたよ。

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