2013-07-19

【ゲーム】ディスガイアD2 レビュー

プラチナトロフィー獲得しました。プレイ時間はゲーム内の時計で70時間ほど。今作はほとんどリセットは必要なかったので、実際のプレイ時間に近いのではないかと思います。

良かった点

  • 育成システムの大幅な改良
    ディスガイアと言えばやりこみ、やりこみと言えばディスガイアですが、キャラ育成を極めようとしたり、プラチナトロフィーを狙ったりすると、かなりの時間がかかるのが難点でした。
    しかし今回は「チート屋があるのでイノセント集めをしなくていい」「悪魔道場で装備適性を上げられる」「修羅ボーナスでステータスが上がるので、転生や聖水集めをしなくても良い」「アイテムのレアリティが256種から3種に減り、またレアリティを変更する事も可能になったので、アイテム集めが楽になった」「デールを簡単に入手出来るので、アイテム海が身近になった」「アイテムのレベル上げに関する運要素がなくなった」など、非常に楽になりました。
    また「魔ビリティーのコピー」などで育成の幅も広がり、キャラ間の格差は減ったので、好きなキャラを好きなように育てる事が可能です。
  • 斜め投げが正式に採用された
  • スタートボタンでターン送りが簡単にできるようになった
  • ジオシンボル同士をぶつけて破壊出来るようになった(無敵のジオシンボルにいらいらしないですむ)
  • 盗賊ではなくても盗みの最高確率が99%になったので、盗賊を育てる必要が無くなった
  • 議会で否決された時も、金で解決が出来るようになった(金は終盤ものすごく余るので非常に使いやすい)
  • 基本おバカなノリながらも、ほろりと来るストーリーは健在

改善してほしい点

  • 通常攻撃の範囲にゲートキーパーを含む複数の敵がいる場合、デフォルトのターゲットがゲートキーパーになっていない
    アイテム海をどんどん進んでいる時に地味にイラッと来ます。なんで4でやってたことを削ったのやら。
  • 移動タイプが陸上か空中かでかなり使い勝手が違うが、人型空中キャラの選択肢が狭すぎる。せめて装備する事で移動タイプを変更出来るアクセサリーか議題がほしい
  • メインストーリーがやや地味。敵キャラもはっちゃけたキャラが少ない感じ。キャプテンゴードンやアクターレのようなキャラがほしかったところ。
  • 新キャラのランサローテの影がいくら何でも薄すぎる。ビジュアルも汎用キャラの色違いだし…

という感じでした。

単に手間が省けて嬉しいというよりは、無意味なリセットの回数が減ったのがうれしいですね。あっという間にレベルが9999まで上がったり、ステータスの桁が目に見えて増えていったりといった、育成の楽しさに直結する部分はそのままに、面倒な部分を削ぎ落としましたという感じ。

コンプまで70時間程度なので、普通のRPG並の努力でプラチナまでたどり着けます。本気でやりこみを目指す方のためには、先日のアップデートで羅刹モードと超魔王バールが追加されました(くわしくは公式サイトで)。これまでステータスの上限が9999万9999だったのが9億9999万9999になったし、アイテムのレベル上限も300から999になったし、超魔王バールは非常識なステータスにずるすぎる魔ビリティーを備えているしで、いくらでもやり込めるようになりました。

そんなわけで、ディスガイアのファンの方にはもちろん、これまでプレイした事がない方にも、安心してオススメ出来るSRPGでした。良作。

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