2013-06-25
【小説】ガンパレード・マーチ 2K 西海岸編① レビュー
榊ガンパレ3ヶ月ぶりの新刊です。待ってました!なのですが近くの書店では軒並み置いてなくてAmazonで購入しました。
著者:榊涼介
レーベル:電撃ゲーム文庫
価格:600円(税別)
Yukkun20's Association Secrète
2013-06-25
榊ガンパレ3ヶ月ぶりの新刊です。待ってました!なのですが近くの書店では軒並み置いてなくてAmazonで購入しました。
著者:榊涼介
レーベル:電撃ゲーム文庫
価格:600円(税別)
表紙など
表紙は左から加藤、原、東原、新井木の女性陣4名。ただし本編には東原と新井木はほとんど出てきません。ちなみに今回本編で一番活躍したのは狩谷です。
帯は「アメリカ大陸での最後の戦いが幕を開ける!!」となっています。
巻頭付録は今回登場した脱走兵4名。シアトルのごく一部で物語が展開するため、戦局図などはありません。
今回も著者・絵師のあとがきはありませんでした。
あらすじ
過酷な戦闘を生き延び、シアトルに移動した5121小隊は、つかの間の休息を楽しんでいた。そんな中、西海岸最大の激戦区サンディエゴ戦線から脱走してきたハイティーンの少年少女4人は、銀行に立てこもり、5121小隊のパイロット壬生屋・滝川との面会を要求する。彼らが戦争の悲惨さを訴えようとしていることを知り、修羅場をくぐってきた小隊の面々は当初冷ややかな反応を見せるが、実は彼らの真の目的は、シアトル軍の陰惨な真実を暴くことだった。
軍警察は軍の威信を賭け、国家反逆罪を盾に4人を拘束しようと動く。当初は巻き込まれた形だった小隊のメンバーも、己の信じる正義を成すため、それぞれの立場で戦い始める。しかし事態の進展は早く、軍警察は特殊部隊を送り込み4人を抹殺しようと画策。内政干渉に及び腰の日本政府に対し、善行がとった作戦とは―
感想
シリーズの導入としては十分面白かったです。これから4人を良く思わないサンディエゴ戦線の面々、戦線に殺到する幻獣軍、シアトル軍と小競り合いが起こりそうなワシントン軍などが入り組んでどろどろした戦いが繰り広げられるんでしょう。
ただ、さすがに今回の小隊の行動を「正義」というには問題があるのではないかな…たしかに4人は困っていて、「5121小隊は救いの手を求めている人たちを、見捨てることはしません」というお題目はいいと思うんですけど、4人の告発の正当性と、脱走ないし機密漏洩を天秤にかけると、後者が勝つんじゃないかな…
最終的には政治的決着が図られるんですけど、これだと軍の規律が崩壊する恐れがあるし、それによって西海岸全体の安全が脅かされる危険性もあるんですよね…。第一、他国の(しかも同盟国の)軍なり政治なりにここまで介入するのは内政干渉の域を超えているかと。というわけで今回の話の流れについてはやや否定的です。
しかしすっかり狩谷も性格が丸くなったなぁ。初期の彼ならこんな所には絶対出てこないでしょう。交渉役としての今回の活躍は、「論理と秩序を重んじる」彼の面目躍如でした。…あぁ、茜も頑張ってましたけどね。
23:49 | レビュー > 小説 > 榊ガンパレ | ガンパレード・マーチ | (0)
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