2013-04-21
【小説】ROBOTICS;NOTES プロジェクト・プレアデス レビュー
久々にロボノネタでも。そろそろレンタルDVDが1週間貸し出しになる…はず。
著者:foca
レーベル:ファミ通文庫
価格:672円
Yukkun20's Association Secrète
2013-04-21
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著者:foca
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あらすじ
本編が始まる2年前。中学3年の日髙昴は、初めて出場したROBO-BANで3位入賞を果たす。準決勝で戦った少女天川碧衣に負けた悔しさからリベンジ宣言をしたものの、父親に大会出場のことがバレてしまい、ロボット製作を禁じられてしまった。進学した高校にあるロボット研究部の門を叩くも、そこにいたのはやる気のない部員達と、やる気だけしかない瀬乃宮先輩だけで、失望しか得られなかった。
一度は夢を諦めかけた昴だが、ある日ロボット雑誌に載っていた天川のインタビュー記事で、天川が昴のリベンジを楽しみにしていることを知る。それを見てふたたびROBO-BANに出場することを決意する昴。かつてともにロボットを作っていた親友の妹真帆、同級生のロボットオタク斗馬、従兄の直樹の助けを受けながらロボット開発を進める昴。大会の日が迫るが、昴の設計コンセプトを実現するには費用が足りず、また全国中継される大会に父親に知られずに出るための方法も思いつかない。そんな中、真帆は両方の問題を解決できる起死回生のアイデアを思いつくのだが―
感想
割とあっさりと読める内容でしたけど、面白かったです。
あらすじに書いたとおり、本編前の昴の様子を描いた小説です。友情・協力・勝利の王道を行く展開で、安心して読めました。いくら何でも一人で中学生がロボット大会で優勝するというのはすごすぎると思っていましたが、昴にも心を許せる仲間達がいたんですね。
そして、あのクールな昴が、いかにしてプレアデスを名乗り、あの恥ずかしいセリフを吐くようになったのか、なぜM45の武器はパイルバンカーなのか、という本編ではスルーされていた謎が明らかにもなりました。本編ネタバレはほぼないので、この小説を先に読んでもいいと思います。
でも登場人物はみんな魅力的なのに、本編では全く登場しなかったので後付け臭がプンプンするのだけが残念ですねぇ。
23:26 | レビュー > 小説 > その他の小説 | ROBOTICS;NOTES | (0)
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