2013-02-26
Yukkun20's Association Secrète
2013-02-26
一番の見どころはハサハの新規イラストかもしれない。サモンナイト小説の感想です。
サモンナイト ─受け継がれし炎─
著者:都月景/飯塚武史/かわく
レーベル:JUMP j BOOKS
価格:798円
軍学校の夏休み、ナップは忘れられた島へ戻ってきた。再開したアティ先生がイスラを構っていることに軽い胸の痛みを覚えるナップ。
そんなある日、島を謎の船団が襲う。それは、夫の仇を討とうとするツェリーヌ率いる無色の派閥だった。ツェリーヌに忠誠を誓う呪殺の専門家アブドゥーグ、ウィゼルが生み出した魔剣の使い手サラトガの魔の手が島に迫る。しかしアティは、自己のトラウマを掘り起こす悪夢に苦しんでいた。そんな中、イスラが行方不明になってしまう。果たして島の運命は―
感想
SN3のしばらく後を描いた小説です。一応主人公アティ、生徒ナップのイスラエンドを正史として物語は展開しますが、その他の生徒たちにも出番があったりして、著者曰く「エピソード全てをいいとこどりした」物語になっています。
SN3の主人公は、作中で一度どん底を経験していてそこから這い上がってきているので、正直どうやってピンチを演出するのかと思っていましたが、トラウマという原作でも触れていて、なおかつあまり話題には取り上げなかった要素を使って話をふくらませていて、プロのシナリオライターはさすがだなぁと思いました。さほど長くはないですが、それぞれのキャラにもうまく見せ場があって、ファンとして充分楽しませてもらいました。
もちろん、SN3番外編最大の謎「不滅の炎≪フォイアルディア≫」の出自についてもはっきりと描かれているので、そこが気になる人はぜひ手に取ってみてください。
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