2013-02-11
【小説】マグダラで眠れⅡ レビュー
ようやく去年の年末に購入した小説を半分程度消化。時雨沢作品か榊ガンパレの新刊が出るまでに頑張らねば。というわけで今日はこちら。
著者:支倉凍砂
レーベル:電撃文庫
Yukkun20's Association Secrète
2013-02-11
ようやく去年の年末に購入した小説を半分程度消化。時雨沢作品か榊ガンパレの新刊が出るまでに頑張らねば。というわけで今日はこちら。
著者:支倉凍砂
レーベル:電撃文庫
あらすじ
戦争の最前線が、今いるグルベッティの街からカザンに移動しようとしていることに気づいたクースラとウェランド。それは2人の工房が技術の最前線から離れてしまうことも意味していた。そんな折、伝説の金属「ダマスカス鋼」の話を聞いた2人は、それを再現することで入植者に同行する権利を得ようとする。どうやらその鍵は、若き鍛冶屋組合の組合長イリーネが握っているようなのだが、イリーネはその秘密を明かそうとしない。クースラはフェネシスを連れて街の記録の精査に取りかかるのだが―
感想
うーん、つなぎの話という感じでちょっと盛り上がる感じではなかったですかね。なんというか、「よく分かるこの世界の錬金術」みたいな感じ。
クースラは1巻から、「目的のためには手段を選ばない」人物として描かれているんですけど、1巻ではウェランドが割とキツイ性格で描かれていることもあって気になりませんでした。でも2巻はちょっと感情移入が難しくなるようなエピソードがあるのでうーん。
それに狼と香辛料では、ロレンスとホロはほぼ同格だったんですが、クースラとフェネシスは完全に保護被保護の関係で、クースラにブレーキをかける役がいないというのもクースラの暴走に拍車をかけている感じ。今回出てきた新ヒロイン?のイリーネもうまく手玉に取っちゃいましたしね。
とはいえ、これからはおそらく物語が大きく動きそうですし、イリーネもクースラたちに付いてくると思うので、人間関係にもちょっと変化があるかも知れませんね。そういう意味では次巻に期待です。フェネシスはもっと前に出て!
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来月の星界が待ち遠しいわけですが、いかがでありますか?
http://www.nishishi.com/blog/2013/01/seikai_no_senki_1.html
2013.02.12 19:13 | by かつの
うぉぉぉぉー!マジかー!!マジで新刊なのか-!サモンナイトに星界と今年はマジテンションおかしくなる事件が多いなぁ。しかも第一部完!とか。正直もう続編は諦めかけていたけど、長生きしててよかった…もちろん全力でサイトも更新しますよ!
しかし9年ぶりの新刊か…前巻が出た時は大学生だったわけだよな…
かつのさん、情報ありがとう!!
2013.02.12 23:53 | by yukkun20