2013-02-06
Yukkun20's Association Secrète
2013-02-06
購入してからだいぶ立ちましたが、ようやく読了したのでレビュー。核心に迫るネタバレはないように書いていますが(あらすじも書いていません)、気になる人は読んでからどうぞ。
初回限定版同梱のドラマCD「人工械機のパンデミア」の感想はまたいずれ。→3/15追加しました
前巻「閉時曲線のエピグラフ」の感想はこちら。
著者:たきもとまさし
今回も面白かったですねえ。オカリンが中鉢論文の意味に気づいたシーンはゾクゾク来たし(しかし今回はオカリンの名探偵ぶり半端ないな)、萌郁が登場したシーンはゲームでピンチの時に流れるBGMが脳内で流れっぱなしでしたよ。そんな中でクリスマスパーティとかクレーンゲームとか、心温まるエピソードも盛り込まれていたりして、本当に緩急の付け方が美味いなぁと思いました。
そして最後の展開は以外でした。今作では最後の最後まで「これ」は起こらないと思ってましたから。これがどう本編につながるのか、次巻が楽しみすぎます。
さて、現在残っている大きな伏線として○○○の行方がありますね。こういうもののセオリーとして、①既に登場したキャラの誰かである②既に敵方に寝返っている、あたりが王道だとは思うのですが…現時点では①で思い当たるキャラいないしなぁ。
23:57 | レビュー > 小説 > その他の小説 | STEINS;GATE | (2)
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>現在残っている大きな伏線として○○○の行方がありますね
「この人が○○○かな?」と何人か疑ってみましたが考えるほど既存のキャラに該当者が居ない。彼女が経歴に大ウソをついているのでない限りですが、容貌もそれらしい人少ないですもんね。
今回感動したのは、
「少なくともまゆりは、”子を持つ”という女性の喜びのひとつを手にしていた――その事実は、倫太郎にとってある種の救いだった」
おおおお――オカリンは極めて真剣に、まゆりの未来を案じていたのですね…。個人的にはまゆりの子が実の子ではないのがむしろいいです。
そこはオカリンとの子の方がいい?いや、この世界線のオカリンは紅莉栖にえらい負い目を感じているのでそれは無理だったんだろうなと思います。
今後のオカリンが辿る厳しい未来を思うとそれを悪魔のように喜んでる自分に気が引けるが…。ラボメンが平和にギャグを飛ばしまくる路線もいいけど、やはりシュタゲはオカリンが神様と闘うお話でなければ。
2013.02.12 18:40 | by Ivan
僕もそこは感動しました。彼は自分の幸せ、それに自分がまゆりを幸せにしてあげることについては諦めているようですが、まゆりが幸せになることについては諦めていなかったのだな、と。それでこそオカリン。
2013.02.12 23:50 | by yukkun20