2025-02-02
【コミック】信長の忍び21 レビュー
最近22巻が出て、23巻で完結することが明らかになったのですが、21巻をまだ読んでないことに気付いたのであった。本当1年経つの早いな…
信長の忍び21
著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:600円(税別)
あらすじ
伊賀の忍びたちによる信長への反攻を止めるため、千鳥と助蔵は信長の命令に背いて単独出撃する。「忍術上手十一人」と戦い、満身創痍となってかつての師匠である百地丹波の下に辿り着いた二人だったが、忍術と罠と心理戦に長けた師匠の腕は群を抜いていて―
感想
今回も前巻に引き続き、第二次天正伊賀の乱に入りましたね。信長の人生の中ではあまり取り上げられることがない戦いですが、2巻も使ってオリジナル展開が続いたのはやはり伊賀の忍びである千鳥の過去を清算するため、そして「本能寺の変の時に千鳥は何をしていたのか」という謎への伏線を張るためナノでしょう。
そしてついに光秀が完全に闇に堕ちた感じがしますね。信長は光秀の忠誠とか能力などを全然疑ってないのですが、疑心暗鬼になった光秀が信長に対する恐怖を募らせていく…という展開になっています。やはり武士にとって戦で戦功を立てられないというのは心を蝕むものなのでしょうか。悲しい…。
でももしかすると千鳥も信長が伊賀を滅ぼしたことや、信長の忍びをクビになって光秀の下に送られたことで心境の変化が出るかと思いましたが、そんなこともなく今でも信長大好きで安心しました。
使いたい/ものは言いよう
帰蝶「なんで(千鳥ちゃんを)私じゃなくて光秀殿の下に行かせたんですかー!!」\うらやましいー/
信長「光秀なら気心も知れてるだろうし 千鳥に無茶をさせることもないからだ」
帰蝶「私が無茶をさせるとでも?」
信長「日の本一な」
帰蝶「殿はわかってませんね…私は千鳥ちゃんの新しい可能性を引き出そうとしているだけです!!」
信長「そういう所な」
※92、93ページより引用
物語の完結まで、あと2巻です。
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