2025-01-13
【ゲーム】ポケットモンスター アルファサファイア レビュー
オリジナル版から20年経ってるのか…
ポケットモンスター アルファサファイア
プラットフォーム | ニンテンドー3DS | |
ジャンル | RPG | |
価格 |
|
|
公式 | 『ポケットモンスター オメガルビー』『ポケットモンスター アルファサファイア』公式サイト | |
プレイ時間 | 1周目:48時間(殿堂入り+クリア後要素) |
ストーリー
- ホウエン地方に引っ越してきた主人公は、野生ポケモンに襲われているポケモン研究者オダマキ博士を助けたことをきっかけに、ポケモン図鑑を完成させる旅に出る。各地のジムリーダーを倒したり、世界を海に沈めようとするアクア団と対峙したり、ポケモンを鍛えながらホウエン地方を巡る主人公は、やがてかつて存在した強大なポケモンの謎に巻き込まれることになる―
- というわけでいわゆるポケモン第6世代です。前作XYと同じ世代で、システム的にはマイナーチェンジ版です。プラットフォームが3DSに移ったことによって、ポケモンたちも3Dで描かれ、バトルの迫力も上がりました。
- ストーリーはいつもので、ポケモン図鑑を完成させるのが目的なのにいつの間にか悪の組織とのいざこざに巻き込まれたり、ポケモンリーグ制覇が目標にすり替わったりするのはおなじみ展開です。ただ今作の悪の組織は(目的自体はやや理解困難なものの)2つの組織が割とまじめに争っていて、そこに主人公たちが巻き込まれていく形を取っているので、「悪の組織なのに子ども1人に壊滅させられるなよ…」というダサい展開にはならなかったのが良かったですね。正直今作は7世代以前の作品の中では一番ストーリーが良かったと思います。
システム
- 街から街へ移動しながら、イベントをこなしていくオーソドックスなタイプのRPGです。
- フィールドは過去作準拠の2Dですが、yukkun20の世代には刺さるので無問題。
- ポケモンと言えばやはりポケモン収集でしょう。今作も過去作のポケモンを全て連れてくることが可能です。また第6世代はXYのほかにORASとの互換性もあり、これだけで全てのポケモンを集められるので、色々なソフトを横断しながらポケモンを集めていく楽しさは随一だと思います。
- さらに今作で搭載された「ポケモン ずかんナビ/マルチナビ」を使えば、目当ての歩p家門徒もエンカウントしやすいですし、ステータスが高かったり特別な技を覚えているポケモンも捕まえやすくなっています。さらにそのフィールドで出現するポケモンをコンプしているかどうかも分かったりして至れり尽くせり。収集環境としては過去一番のレベルです。
- それと個人的に良かったのが、広大なホウエン地方の大空を自在に駆けることができる移動システムです。もちろん「そらをとぶ」があるので、移動手段としてはあまり使い道はないのですが、今作ファフィールドの繋がりが結構複雑なこともあって、上空から全体図を俯瞰できるのは思った以上に楽しかったです。このシステム、ORAS以外には搭載されていない(最新作にもない)ので、いつか復活させてほしいですね。
- とはいえさらに過去の作品と比較すると、育成環境も整っていますし、手軽に移動速度を上げられるローラースケートは使いやすくていいですし、セーブロードも爆速など、プレイしやすくなっているのは間違いないです。現代の水準をベースにしても、楽しめる仕上がりになっていました。
- ただお着替えシステムがないのは絶許。XYにはあったのになんでオミットしたし…
キャラクター
- 主人公はアニポケでもおなじみハルカですね。まあいつも通りほとんどセリフはない無口系主人公ですが。父親の設定がちゃんとしているのは珍しいかも。
- XYはライバルキャラが多すぎて散漫だったのですが、今作は1人だけです。ただライバルはさほどポケモンの腕が良くないのか、ライバルというより友達ですね。むしろ途中で出会うラルトス使いのミツルの方がライバル感あります。
- チャンピオンのダイゴやアクア団の団員たちもほどほどに濃いメンツでなかなかよかったです。ポケモンはキャラの味付けが薄目なので、こういう濃いキャラが印象に残りやすいです。
戦闘
- 戦闘は大きく分けると、トレーナーとのイベント戦闘と、野生ポケモンとの戦闘があります。
- ポケモンの戦闘は昔と同じです。それぞれのポケモンが4つの技を覚えて、それを交互に繰り出すターン制バトルです。ポケモンには1つか2つのタイプを持っています。技にもタイプがあり、ポケモンのステータス、タイプ相性、ポケモンが持っている特性などから与えるダメージが決まります。ポケモンは6体まで連れ歩けて、バトル中に交代させることも出来ます。1体で誰にでも勝てるポケモンはいないため、6体でバランスのとれる構成にするのがいいでしょう。ただポケモンのタイプは18種類、複合タイプも入れるとさらに多くなりますから、バランスを取るだけでも結構大変ですが…。ちなみに経験値は控えにも入りますので、冒険中に大きなレベル差が付くことはありませんでした。うちの殿堂入りパーティは「バシャーモ」「ジバコイル」「フライゴン」「エルレイド(捕獲要員)」「サメハダー(秘伝要員)」「トロピウス(秘伝要員)」でした。今作は秘伝技が多く、秘伝要員がパーティ圧迫するのがなぁ。フライゴンは最近好きになったポケモンなので、一緒に旅が出来て良かったです。エルレイドは捕獲要員なのにさいみんじゅつを覚えさせるのを忘れていた(進化後では覚えられない)のですが、でんじはで活躍してくれました。クリア後は前作からサーナイトを連れてきて催眠要員にしてます。
- トレーナーとのイベント戦闘は、お互いが1~6体のポケモンを持ち、どちらかのポケモンが全員戦闘不能になるまで戦います。今作独自のシステムとして、1戦闘に1回、1体のポケモンがメガシンカという変身をすることができ、能力値を上げたり、タイプや特性を買えたりできます。演出もかっこよく、ダイマックスやテラスタルに負けない派手さがあってyukkun20は好きです。
- 本編はやや登場ポケモンのバランスが悪いとオリジナル版から言われていましたが、技マシンや珍しい技による補完などがあり、好きなポケモンを活躍させやすい環境になっています。
総評
- XYよりもコンパクトなストーリーでしたが、いつも通り収集と対戦というポケモンの楽しさが詰まったリメイクでした。
- これで未プレイのポケモンは、BW2とSMを残すのみとなりました。BW2はぼちぼちリメイクが来そうですし、SMはUSUMの方をプレイしているからまあいいかな。次のポケモンはZAになりそうです。
トラックバック URL
コメント & トラックバック
コメントフィード
コメント