2012-12-27
Yukkun20's Association Secrète
2012-12-27
なんか随分長いことレビューを書いてなかったような気がするなぁ。というわけで「Steins;Gate 哀心迷図のバベル 1」の感想です。一応本編のネタバレがあるのでたたみます。
世界線変動率0.571046。2010年8月12日。タイムリープマシンはついに完成した。紅莉栖は人体実験を行うか岡部に尋ねるが、岡部は実験はせず、マシンは公表してしかるべき機関に託そうと言う。それが自分の父親との関係を配慮していってくれた言葉であることに気づき、ちょっと嬉しい紅莉栖。しかし、岡部は掛かってきた携帯電話を受けた途端様子が一変、それがタイムリープによるものであることに気づいた紅莉栖と橋田は岡部と協力し、その原因となった最初のDメールを抹消する直前までこぎ着ける。
しかし、岡部はまゆりを救うことが紅莉栖を見殺しにすることに気づいてしまう。そのことを聞かされ、放心状態で街をさまよう紅莉栖。そこで出会ったフェイリスという少女は、若き日の自分の父親と、紅莉栖の父親が会話しているテープを聞かせてくれた。タイムマシンに並々ならぬ情熱を持って取り組んでいた父を否定したことが、父を怒らせた原因だったことを知った紅莉栖はとにかく謝罪しようと父の携帯電話にかけるが、父親からは罵られただけだった。
感想
同名のドラマCDαのコミカライズですね。わりと忠実にコミカライズされています。絵もかわいく、シリアスな場面での繊細なタッチと、コミカルな場面でのデフォルメキャラがうまく使い分けられていて個人的には好みでした。この人コマ割とか絵の構図とか上手だし、これからどんどん評価されるといいなぁ。どんな絵柄なのか気になった人は、ウルジャンを立ち読みするか、作者様のブログを見たらいいんじゃないかな。
ただある程度ゲームを知らないと、ストーリーはチンプンカンプンだと思います。というより本編ゲームのネタバレが満載すぎるので、本編プレイする予定のある人は決して読まないように。
てっきり2巻くらいで完結するのかと思ってましたが、どうも3巻辺りまで続く長編のようです。これからも楽しみにしています。
ちなみに、萌郁とルカ子は巻末おまけ漫画にしか出て来ないのであしからず。鈴羽?出ていると言えば出ている、出てないと言えば出てない。
23:04 | レビュー > コミック | STEINS;GATE | (3)
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この話のフェイリスはガラにもなく優しいなあ。後悔は人を強く、優しくするって格言はあるけど、俺自身は悔やんでもちっとも成長せんのですが(汗)。
2012.12.29 05:23 | by Ivan
フェイリスが本編とはちょっと違う姿を見せてくれるのがバベルのいいところです。
「反省はしろ、後悔はするな」って松岡修造も言ってたし、大丈夫ですよきっと。
2012.12.30 00:10 | by yukkun20
>反省はしろ、後悔はするな
やっぱり私駄目じゃないすか(汗)。
後悔ばかりして反省出来ないのが問題だっちゅうに。
…と書いて思ったけどシュタゲって反省じゃなく後悔の物語に思えます。だからみんなタイムマシンを使うんだし。過ちや愚かさを正すってホント難しい。
2012.12.30 04:08 | by Ivan