2012-11-29
Yukkun20's Association Secrète
2012-11-29
閉時曲線のエピグラフ限定版に同梱されているドラマCD「射影曲面のエピキタシー」を聞きました。
こちらはコメディー調なのであらすじを紹介します。小説版と同じく比屋定真帆が登場しますが、完全に別の世界線の話です。真帆がいる比翼恋理だと思ってもらえば。今回は変態成分少なめ、厨二病成分多めでお送りしています。
あらすじ
今日も賑やかな未来ガジェット研究所。岡部達が外出から戻ってくると、そこには見知らぬ女性がいた。彼女の名前は比屋定真帆。紅莉栖の研究室での先輩で、一緒に新型A.I.「Amadeus」の研究をしているという。しかしいつまで経っても帰国しない紅莉栖を心配し、迎えに来たのだ。濃いメンツのラボメンに押されて紅莉栖の説得は失敗したが、紅莉栖がラボの仲間達の前では研究所で見せないような表情を見せることに驚く真帆。
その晩、紅莉栖のホテルに泊まった真帆は、改めて紅莉栖に帰国するよう告げる。しかし「あれで悪い人たちじゃないんだ」と紅莉栖はやんわりとそれを拒絶した。
翌日、真帆は岡部の人となりを知ろうと、ラボメン達に岡部がどういう人間かを聞いて回る。聞けば聞くほど正体が掴めなくなってくるが、不思議なことに傲岸不遜でおかしな事ばかり言っている岡部を悪く言う者はいなかった。
その夜、真帆は未来ガジェット研究所に忍び込み、Dメールで紅莉栖に日本に来ることを思いとどまらせようとする。偶然居合わせた岡部に、「紅莉栖が日本に来ないことが本人のためだ」と言う真帆。岡部はそれに対し、「本当にそれが紅莉栖のためなら止めはしない。だが、Dメールを見てどうするか決めるのは紅莉栖だ」と告げて去ってしまう。結局真帆はDメールを送ることが出来なかった。
翌朝、真帆は紅莉栖に「ごめんね。先に帰る」というメッセージを残して消えてしまった。紅莉栖はあわててラボに向かい、不自然な岡部を問い詰める。その時、ラボの中から「面白そうだからもう少し日本に滞在することにした」と真帆が出てくる。泊まるところがないからしばらく研究所に身を寄せるという真帆に対し、岡部は「今日からお前はラボメンナンバー009だ!」と高らかに宣言するのだった。
感想
こちらもいい出来でしたね。ドラマCDはやっぱり軽いノリの方が好きです。
今回はラボメンの結束が見どころでしたね。なんだかんだでみんながオカリンを信用している姿に胸熱。特にダルとオカリンの友情には泣けました。「いざって時には任せてもいいかなって思うんだよね」とか言われてみたい。
あと比屋定真帆のキャラが小説を読んだ印象とだいぶ違ったのに驚きました。小説版だともっと陰気なキャラでぼそぼそ喋るのかと思っていたら、ものすごいはきはき系だった件について。
オチで、オカリンの行動の理由がギャグで〆られているわけですけど、本当にギャグだったのか、あれがオカリンの素だったのかは結局分からないままにしてました。そういう演出もよかった。
るかのバイトの話や、るかの性別が出てこなかったのは次回への伏線かな。次も楽しみです。
22:50 | レビュー > ドラマCD | STEINS;GATE | (2)
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ラボメンナンバー009とはとうとう禁断のネタを使いましたねオカリン(それとも俺が知らないだけでNo.009はいろんなところで使ってたりするのだろうか)。
2012.11.30 05:16 | by Ivan
ボクも知る限りここが初出のはずで、ついに来たか…と思いましたね。
ただあのラボメンバッジがある以上あくまで裏方ということになるのでしょうけど。
2012.12.01 01:55 | by yukkun20