2022-01-29
【ゲーム】ポケットモンスター シャイニングパール レビュー
いい意味でも悪い意味でも昔懐かしい作品。
ポケットモンスター シャイニングパール
プラットフォーム | Nintendo Switch | |
ジャンル | RPG | |
価格 |
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公式 | トップページ|『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』公式サイト | |
プレイ時間 | 1周目:30時間(本編クリアまで) |
ストーリー
- シンオウ地方に住む主人公は、ある日湖の畔でナナカマド博士の落とし物を拾ったことをきっかけに、ポケモンとポケモン図鑑を託され、シンオウ地方にいるポケモンすべてと出会う旅に出るのだった。
- 今回は従来作同様、各地のジムを回ってジムリーダーを倒してチャンピオンを目指すという構成です。相変わらずお飾り程度のストーリーですけど、ポケモンなのでそのあたりはあまり気になりません。敵役のギンガ団が、結構でかいことをしようとしている割りにビジョンが不明確だった気がしますが、まあこれもポケモンの伝統だし別にいいですね。
システム
- 街から街へ移動しながら、イベントをこなしていくオーソドックスなタイプのRPGです。
- フィールドは一応3D描画されていますが、実質的には2Dの…というか、オリジナル版を彷彿とさせるグラフィックになっていますね。剣盾のグラが素晴らしかっただけにちょっと気になるところ。まあグラフィックのことはわかった上で購入しているのでいいのですが、オリジナル版よろしくオブジェクトにガンガン引っかかるのはどうにかしてほしかったところです。昔は時代だから許せたけど、いまはすごくストレスに感じます。
- キャラクターはフィールド画面やイベントでは2頭身のSDキャラで表示され、戦闘シーンのみ4~5頭身のキャラが表示されます。これもオリジナル版と同じ仕様なのに、かなり違和感感じるんだよな…なんでだろ。どちらのモデルもかわいくできていて、ここで見ると不満はないだけに、どちらかに統一してほしかった気がします。といっても戦闘シーンではポケモンの頭身とのバランスがあるので、SDキャラは無理だから、統一するなら頭身の高い方でしょうね。そうすると移動システム自体を見直さないといけませんから、結局無理ってことか…
- ポケモンと言えばやはりポケモン収集ですね。今作のいいところ(オリジナル版と同じですが)として、イベントをこなして野良トレーナーともきちんと勝負をしていけば、ポケモンの捕獲や育成がいい加減でも、シンオウ図鑑の「みつけたポケモン」はコンプできるんですよね。これをコンプすると、今度は過去作に登場したポケモンを集められるようになるので、当時はすごく楽しかったのを覚えています(ハードの過渡期でもあったので、過去作をプレイしたことがない人にも優しい仕様でした)。
- オリジナル版は出現するポケモンのたいぷの偏りが結構ひどくて、バランスのいいパーティを組むのは苦労しました(特に炎タイプが…)ただ今作は地下大洞窟で序盤から多くのタイプのポケモンを捕まえられるようになっているので、攻略の幅は増えていたように思います。
- 今作は過去の伝説のポケモンを捕まえられる「ハマナスパーク」という施設があるのですが…なぜポケモンは過去の伝説ポケモンを捕まえるハードをめちゃくちゃ高くしてくるんですかね…USUMも剣盾もそうだったけど。今回は伝説ポケモンを1体捕まえるのに、「なぞのかけらL」を1つもしくは「なぞのかけらS」を3つ集めないといけないんですけど、収集方法が地下大洞窟で化石掘りするしかないんだよな…。このミニゲームじたいかなり退屈な上に、なぞのかけらの出現率が低すぎてかなりの苦行です。yukkun20も数時間ほど潜りましたけど、未だにS5個しか見つかってない…(コンプにはS42個必要(S3個=L1個))。
- それからポケッチも相変わらず不便なんだよな…。これは元々DSの2画面を生かすためのシステムだったので、今作に引き継ぐ意味はあまりなかったような気がします。ダウジングマシンとマーキングマップくらいしか使わないし。しかもアプリが20あるのに、その切り替えが選択ボタンを押すしかない(アプリ1から20に切り替えるには、ボタンを19回押さなければならない)というのはどうにも…。
- ある意味オリジナル版に忠実なのですが、不便な部分をそのまま引き継いでいるので、このゲームに懐かしさを感じる人でないといろいろつらいような気がしました。yukkun20はオリジナル版を結構やりこんでいるのですが、今作は全国図鑑集めまでは頑張れませんでした。
キャラクター
- 2頭身なのでどうこう言っても仕方ないのですが、戦闘画面のキャラはどのキャラもいい感じにモデリングされていたと思います。
- お着替え要素はすくなめ(プリセットされているものから選択するシステム)ですが、2頭身なのでそれもまあ…。
戦闘
- 戦闘は大きく分けると、トレーナーとのイベント戦闘と、野生ポケモンとの戦闘があります。
- ポケモンの戦闘はいつもと同じです。それぞれのポケモンが4つの技を覚えて、それを交互に繰り出すターン制バトルです。ポケモンには1つか2つのタイプを持っています。技にもタイプがあり、ポケモンのステータス、タイプ相性、ポケモンが持っている特性などから与えるダメージが決まります。ポケモンは6体まで連れ歩けて、バトル中に交代させることも出来ます。1体で誰にでも勝てるポケモンはいないため、6体でバランスのとれる構成にするのがいいでしょう。ただポケモンのタイプは18種類、複合タイプも入れるとさらに多くなりますから、バランスを取るだけでも結構大変ですが…。ちなみに経験値は控えにも入りますので、冒険中に大きなレベル差が付くことはありませんでした。レベルの低いポケモンには多めに入るので、途中でパーティ入れ替えるも簡単ですね。ピンポイントで輝くポケモンも連れ歩きやすかったですね。うちの殿堂入りパーティは「ドダイトス」「フローゼル」「エルレイド」「ヘルガー」「レントラー」「ムクホーク」でした。氷と竜と妖精と鋼タイプの技を覚えているポケモンがいないのでかなりバランスが悪いですね…
- トレーナーとのイベント戦闘は、お互いが1~6体のポケモンを持ち、どちらかのポケモンが全員戦闘不能になるまで戦います。Zわざとかダイマックスなどがない時代なので、大逆転は起きにくい感じがします。
- 野生ポケモンとのエンカウントは、ランダムエンカウントです。エンカウント率は相変わらず高いですが、エンカウントを抑制するアイテムもあるのでバランスは取れているかな。ただ1回出会ったら一定歩数の間は出現しないようにした方がいい気はする(戦闘を終えて1歩歩くと次の戦闘が始まったりするし…)。野生ポケモンとの戦闘は一対一で、相手を倒すか捕まえるかすれば終了です。今作も捕獲時にも経験値が入るようになっているので、気軽に捕獲に挑めるようになってます。
総評
- ストーリーは従来作と同じくらいの長さですが、殿堂入り後に新しいポケモンが300以上追加されるので、やり込み要素は多めだと思います。このソフトでないと手に入らないポケモンはあまり多くありませんが、ノスタルジーを感じる演出などはオリジナル版そのままになっていますので、昔DPをプレイした方には改めてプレイしてもらいたいですね。
- 2022年中にポケモンHOMEと連動する予定なので、それからプレイを再開しようと思っています。
等身を統一してほしかったのは同意です このご時世に2等身はどうかなーと思いますが
たぶんこのゲームはアルセウスまでの繋ぎとして作られたのではないでしょうか
本スタッフはフルリメイクを作ってる余裕はないでしょうし 同じ地域を舞台にしているだけで話題性はできていると思います
>>バランスが悪いですね…
そんなことはないと思いますが ほとんど序盤でで手に入るポケモンしかいないような・・
まあ私もですが 最初からいる奴を育てたほうが楽なんですよね
>>今作は全国図鑑集めまでは頑張れませんでした
お疲れ様でした それでも私より多いんだろうなと思います
ポケモンにもしトロフィーがあったら地獄だったかも・・
2022.01.31 19:27 | by sasa (@qzcn82k7xcp8pe3)
> ほとんど序盤でで手に入るポケモンしかいないような
yukkun20は野良トレーナーを全員ぶちのめしていくスタイルなので、どうしても野生のポケモンよりパーティポケモンのレベルが高くなりがちなのです。なので途中でメンツを入れ替えることはほぼないんです。
2022.01.31 23:47 | by yukkun20