2021-04-12
【コミック】星界の紋章⑧ レビュー
Web連載も14日に更新予定のようですので、連載派の人はそちらを。あと2話半で完結ですよ。
星界の紋章⑧
著者:米村孝一郎
レーベル:フレックスコミックス
価格:700円
あらすじ
無事星界軍に救出されたジントとラフィールは、現地軍の司令官スポール准提督に歓待?される。そしてそれは、二人の旅の終わりも意味していた。当初の目的地である帝都ラクファカールに送り届けられた二人は、皇帝ラマージュに謁見することになる。ジントは、ラフィールは、旅の終わりと別れに何を思うのだろうか―
感想
今回は原作小説で言うと第3巻の3分の2以降の部分でした。コミックス刊行時には連載が完結していなかったので、もしかするとエピローグは流されるのでは…といらぬ心配をしてしまいましたが(特にエントリュアのエピローグ)、小説のエピソードを余すところなく掲載してくださって感謝しかありません。
今回は前半のスポール准提督の印象が圧倒的ですね。実質半話しか出てないのにこの存在感は何だ(笑)スポールとの会見シーンは殿下の表情もころころ変わって魅力的なんですけど、やはりスポールさんの大人の魅力もいいものです。後半も見所満載でしたが、そちらは連載のレビュー時に触れようと思います。
そういえば「軌道」という誤植も「軌道塔」になおされていましたね。
表紙は軍服姿のジントとラフィール(ジントの階級章が赤なのは設定ミスのような…階級章の色は小説中には出てきませんが、マスターガイドブックに掲載されているからで公式設定のはず。はっ、もしやこれはラフィールの軍衣でコスプレを楽しんでいるジントという設定!?(アーヴの地獄送り))、裏表紙はバースロイル艦長服をまとったラフィールの見返り姿、口絵イラストは宇宙空間を翔ぶラフィールとジントです。そしてカバー裏は…このイラストはもしかするとあのシーンなのか…。ラフィールが皇帝の頭環を戴き、それを満足げに見つめる年老いた…ああああダメだこのイラストめっちゃ素晴らしいんですけど、ハッピーエンド派のyukkun20には直視出来ません…っ!
それはさておき、米村先生、素晴らしいマンガを足かけ9年にわたって連載し、完結まで導いてくださり、ありがとうございました。ビジュアル化してくださったことで、さらに深く星界の世界を堪能出来ました。そして原作の森岡先生、巻頭コメントで「俺にとっては超絶無類に面白いけれども、他人様にはどうなんだだろう?」と自問しながら小説を書いていたとおっしゃってましたが、yukkun20にとっても超絶無類に面白い小説でした。この物語を令和のこの時代にもう一度楽しめたこと、お二人の先生方に感謝したいと思います。ところでエクリュアたんの活躍戦旗はいつ始まるの?
最後の星界ファンサイトとしての、沽券を見せて頂いている、思いです。私もわずかながら、応援していますが。紙版をAmazonで注文してて、明日か明後日に、届きます。
>米村先生、素晴らしいマンガを足かけ9年にわたって連載し、完結まで導いてくださり、ありがとうございました
ラストを読んでないので、私からのお礼は、まだ控えさせて頂きます。
>原作の森岡先生、巻頭コメントで「俺にとっては超絶無類に面白いけれども、他人様にはどうなんだだろう?」と自問しながら小説を書いていたとおっしゃってましたが、yukkun20にとっても超絶無類に面白い小説でした
森岡先生がそう思う意味はわかる。むしろ「こんなにも趣味に走った小説が、思いの外ヒットしたな」と少し驚いているものと思うw。でもyukkun20さんや私みたいな、ツボるファンにとことんツボる、作品なのですよ。
>ところでエクリュアたんの活躍戦旗はいつ始まるの?
ぶっちゃけ赤井先生が、女子キャラをかわいく描いて下さったの、大きかったw。
2021.04.13 08:32 | by Ivan |
yukkun20も紙派ですよ!今回は予約を早めにしたのが良かったのか、発売日には届いていたのです。密林もやればできるじゃん!
届いたらぜひカバー裏のイラストをご覧ください。
> ぶっちゃけ赤井先生が、女子キャラをかわいく描いて下さったの、大きかったw。
うむ。あとエクリュアたんのかわいさは、清水香里女子の演技によるところも大だと思う。
2021.04.14 00:14 | by yukkun20 |