KH3始めました。グラフィックもきれいだし、2.8に比べると操作性も大分上がっているのでプレイしていて楽しいです。しかし相変わらず指を酷使する仕様なので、ちょっとずつ進めようと思います。
ラングリッサーⅠの体験版もクリアしました。思った以上に難易度高くてびっくりした。結構初見殺しも多く、汎用ユニットもバタバタ死んでいく…ランチェスターの法則(戦力比は兵力の2乗の比に等しい)が働いているので、どんなに強力なユニットでもやがては消耗し数の暴力に押し流される…というのもリアル。指揮官ユニットは戦闘力も高いのですが基本的に支援でやることが多いので、汎用ユニットを戦線に立たせる必要もあり、その辺りのジレンマがうまくできています。しかし1戦が長いのに途中セーブ(中断セーブはある)がないのは痛いな…。
ストーリー
スプラッシュ画面はこんな感じ。
君島コウの事件から半年後の2020年8月。種子島は夏祭りの準備でにぎわっていた。高校卒業後、宇宙飛行士を目指して浪人中の八汐海翔は久しぶりに帰島し、仲間達に温かく迎えられる。その場にいた綯は、同じ船でやってきた「橋田至」という人物を紹介してくれた。
しかしまさに祭りが始まったその晩、かつて島を、そして世界を混乱に陥れた君島港が再び現れ、海翔達に宣戦布告する。果たして海翔達は、君島港の野望を再び打ち砕けるのだろうか―
と言うわけで、ロボノ(以下「無印版」)の正統続編です。全体的には、前半パート、個別ルート(6人分)を挟んで後半ルートという感じです。個別ルートは全てパラレルになっていて、どのストーリーも後半ルートにつなげるようになっていますが、おそらくあき穂ルートが正史ではないかと。
全体としてみると、ファンディスク的な出来ですね。特に前半パートと個別ルートは世界のピンチとは全く関係ないラブコメ(ラブがないコメもあり)が繰り広げられます。後半パートは確かに世界を舞台にした壮大なストーリーが展開しますけど、そっちの方が異物のような感じがする…これロボノだーりんかロボノchuchuでよかったんじゃね?
個人的には、個別ルートは結構よかったです。あき穂ルートは王道のラブコメでしたし、愛理、昴、淳和あたりは無印版で未解決のままになっていた問題をきちんと正面から描ききっていました。ただ綯とフラウルートはなぁ…綯ルートは展開が唐突すぎましたし(あの人出す必要あったか?)、フラウルートはスラップスティックすぎてちょっとついて行けませんでした。
あと、前半パートと後半パートの展開は結構雑で、科学ADVシリーズとしてそれでいいのかという気がします。電磁波照射装置が便利に使われすぎててもう何でもありになってますし…。というかあの装置は人間の知覚をだますもので、物理法則を無視したことは実現できないということを本編で言っているにもかかわらず、それを忘れているセリフの多いこと多いこと。今回も日付のミスがありましたし、その当たりのリアリティがこのシリーズのキモだと思うので、もう少し頑張ってほしかったというのが正直なところ。ラスボス戦も、ラスボスが何をしようとしているかはわかりましたけどどうやってそれをしようとしているのかはわからなかったし、世界中の○○が○○してるのをどうやって外部から把握したのかもよくわからんでござる。
総じてファンディスクとしては全然OKな出来でしたが、無印版の続編と考えると肩すかしかも。
システム
基本的にはオーソドックスなADVです。ロボノは元々ゲーム性が乏しい作品ですけど、今回も基本的には分岐がほとんどなく、前半パートで島の各地を回る際に、どのような順序で回ったかによって個別ルートが分岐する仕組みになっています。
ジオタグは通し番号付いていますけど、これ必要ないと思う
あと主体性を発揮できるのは、ツイぽでいろいろなキャラとのやりとりを眺めてニヤニヤしたり(特にダルのツイぽには例の人たちが登場するので)、町中にちりばめられたジオタグを探したりでしょうか。といっても今回もジオタグはあまり役に立つ情報が掲載されてないのであくまで添え物ですけど。
3Dモデルは前作の正統進化という感じ。
キャラクターは3Dモデルで描かれ、結構ぬるぬる動いてくれるので感情移入はしやすいです。アクションパターンもそれなりに豊富に感じました。時折スチル絵が入るのもお約束…なのですが、今回ちょっとキャラクターのデザインに微妙さを感じる。特に女性陣…おでこが広すぎません?
デコが広いというか、全体的に顔の骨ががっしりしすぎ?
とはいえ、フルボイスですし、ADVとして必要なシステムはきちんと搭載されているので(いつも言いますがバックシーンはいい加減つけてください)特に問題はないと思います。つまりいつものロボノ。
キャラクター
無印版をきちんと引き継いでいて、特に違和感のあるキャラクターはいませんでした。
一番大きく変わったのはやはり海翔でしょうか。キルバラバカだった彼もきちんと成長し、あき穂との関係にもきちんと向き合ったり、なんだかんだ言いながらダルといいコンビを組んだりして、前作よりずいぶん安心してみていることができました。
新規キャラのダルは賛否両論みたいですけど、個人的にはよかったと思います。大人の立ち位置で、基本的には裏方に徹しながら、精神的な支えが必要な時や、ティーンではどうにもならない問題が発生した場合は頼れる大人として接していて、なかなかいい感じの成長が見られました。妻子一筋なのも好感度高い。
ただフラウはなぁ…。yukkun20が忘れているだけなのかも知れませんけど、フラウってこんなに腐った女の子でしたっけ?yukkun20の中では、フラウは確かに腐っているところもあったけど、それはあくまで一面に過ぎず、基本的には普通のオタクだったような気がするんですが…。今回セリフの半分(あくまで主観です)が腐女子関係だったのでちょっと愛が冷めたわ…。あ、でもフラウエンド後にフラウの○○○が見られるんですけど、それを見たら愛情MAXになったので無問題(え
ただオカリンの扱いはちょっと納得いかないものが。最後もうちょっと活躍の場があってもよかったような気がする。あとオカリンをダルがずいぶん頼りにしているのは、この世界線を前提にするとちょっと違和感を感じます。シュタゲ無印のエンドとロボノダッシュの間のオカリンについてもう少し語ってくれた方が、より説得力があったと思います。めっちゃオカリンが頑張ったのは伝わってきましたけどね。
総評
完全に前作に依存している作品なので、前作を楽しめたのなら買いだと思います。ちょっと辛口な評価になりましたが、全体としてみれば別に駄作とかでは全然ありません。ただシュタゲに対するシュタゲゼロみたいなのを期待するとちょっと違うかも…という感じ。
また女の子はどの子も魅力的に描かれていて、特定の子と仲を深めたいのであればその欲望はバッチリ満たしてくれると思います。昴ルートも王道と言えば王道ですけど、きれいにまとまっていて、今後に希望を感じさせる話でしたね。
そしてエンドは続編の存在を感じさせるような展開だったので、この次の作品にも期待しようと思います。その前にアノコ来るかな?
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まあファンディスク的なものでアニメ化とかは期待できないですね・・
それにしてもそろそろ科学ADVは完全新作を出すべきです
さすがにもうラボメンは描くことがないと思うんですよ
2019.03.17 21:59 | by sasa
4作目のカオチャからそろそろ5年か…。確かに。志倉さん、「主人公オールスターVS、300人委員会をやりたい」言うてたような。科アドの主人公は全員超能力持ってて、戦闘力は高い。参謀にも恵まれている。5作目ならいい頃合いかも…?
あ、ここまで書いて、オカンとアノコが科アドシリーズ作だと再定義されてたの思い出したw。志倉さん適当。オカンもいずれ買わねばと思ってる(アニメは観たお。面白くて、科アドそのものだった)。Xbox勢として、箱1版をね!w
2019.03.17 22:58 | by Ivan
アノコは結構陰謀論とかと親和性がありそうなので、そこで多少話が前に進むのではないかと期待してます。
2019.03.19 00:43 | by yukkun20
ツイポ確認して思ったんだけど
もうフェイリス 20代後半か三十路だよね・・・?
まだメイド喫茶やってんの??まだ語尾にニャンとかつけているのか!??
2019.05.16 21:51 | by sasa
そのくらいならまだまだ若い!「女は30過ぎたらBBA」などではない!三十路がかわいいなんて、最高じゃないですか!ヽ(`Д´)ノ
2019.05.16 22:51 | by Ivan
yukkun20も自分が年を取ったせいで「30代…?むしろバッチこい」になってきた。でもレイヴンもそうだけど、男で30代はゲームの世界ではもれなくおっさん呼ばわりだから女性も(検閲
2019.05.17 00:30 | by yukkun20