2019-02-13
【コミック】放課後さいころ倶楽部13 レビュー
放課後さいころ倶楽部のアニメ化の続報がこない…キービジュアルだけでもいいから早く来てくれー!
放課後さいころ倶楽部13
著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円
レビュー
アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第13巻です。
今巻は久しぶりに、2年生組にスポットを当てた話が多かったですね。しかも遊園地、別荘、海、誕生日と青春を満喫しすぎだろ…。高校生ってこんなにキラキラしてましたっけ?yukkun20もよく友人達とカードゲームに興じていましたけど、こんなにキラキラしてはいなかったような気がする。あと琵琶湖に海水浴場があるというのは初めて知りました。湖は淡水だから泳いだあとにベタベタしなくて良さそうですねぇ。
今回紹介されているゲームは、ルールも簡単でプレイ時間も短いものが多かったですね。行列に並んでいる間でもプレイできる「ブラックストーリーズ」は面白そうです。
今回題材になっているゲームは、
出題者が不可解な状況の説明文とそこに至る経緯を書かれたカードを持ち、他のプレイヤーが状況からそこに至る経緯を推理するというカードゲーム「ブラックストーリーズ」。シチュエーションはかなり意表を突くものが多く、プレイヤーはクローズクエスチョンしかできないため、推理力が試されます。カードを持っていればテーブルがなくてもプレイできるので、行列などの時間つぶしに向いていますね。
狭いフィールドの中でコマをおはじきのようにぶつけ、自チームのコマをビリヤードのように四隅の穴に落としていくボードゲーム「カロム」。発祥不明ながらビリヤードの原点とも言われ、世界では結構有名だそうですが日本ではほとんど知られていない珍しいゲームです。おはじき文化のある日本でももっと流行っていいような気がしますけどねぇ。
出題者がお題を出し、他のプレイヤーが「出題者がお題にかなっていると思ってくれそうな」答えを回答するというコミュニケーションゲーム「ベストフレンドS」。プレイヤー同士の内面を知ることが出来、大人数でも可能で、ルールも簡単なので、自己紹介ゲームに向いていそうですね。
よく似た少年少女が描かれた32枚のカードから、犯人役が1枚をあらかじめ偽物とすり替えておき、他のプレイヤーはその状態を記憶します。1ターンごとに、犯人役は本物のカードを1枚撤去し、そこに偽物のカードをこっそり移動させます。他のプレイヤーは記憶をたどり、偽物のカードを5ターン以内に当てるという記憶力ゲーム「ウェンディゴのこわい話」。シチュエーションがこわいだけでホラー要素はないです。人間の記憶のいい加減さが如実に表れそう。
フィールドの中央を旋回しながら急降下して自分のコインを狙ってくる飛行機を、手元のバーをタイミングよく当てることで妨害するというアクションメインのボードゲーム「くるりんパニック」。単純なタイミングゲーかと思いきや、当てる強さやタイミングである程度飛行機の動きをコントロールでき、他のプレイヤーが防御しにくいように動かすという戦略もあります。ルールが極めて単純で、大人から子供まで楽しめそう。国内では絶版なのは残念。
の5つでした。公式サイトに試し読みもありますので、興味をお持ちの方はぜひ。
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