2018-06-23
【ゲーム】ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト レビュー
P3はやっぱり重めの曲が多かったですね。そしてついにプラチナ50個達成!
ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト
プラットフォーム | PlayStation®Vita/PlayStation 4 | |
ジャンル | サウンドアクション | |
価格 | 【PS4版】7,480円(税込) 【PSV版】6,980円(税込) |
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公式 | P3D – ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト | 公式サイト | |
プレイ時間 | 1周目:19時間 |
ストーリー
- エリザベスこと自称エリPにより、ベルベットルームに集められた特別課外活動部の面々。エリザベスは、この世界は夢のような世界だといい、妹とのバトルに勝利するため、この「宴」をダンスで盛り上げてほしいと頼んでくるのだが―
- 今作はP4Dと異なり、明確なメインストーリーはありません。一応ベルベットの姉妹喧嘩に付き合わされているという体ではありますが、勝負の行方について詳しく語られることなく、ひたすらフリーモードでダンスを披露する形式になっています。
- 代わりに、各キャラとのコミュイベントが8つずつ用意されています。P3でいうと最終決戦当たりの時間軸をベースにしているらしく、キャラの関係は良好で、P3ではあまり見られなかったキャラクターたちの親しげな掛け合いが見られるところはいいと思います。時間軸の都合上、荒垣さんとコロマルがハブられてしまったのは残念ですが…
システム
- フリーモードは全25曲。やはりやや少なめです(yukkun20は気にならないレベルですが)。もちろんP3で人気のある曲はほぼ含まれています。P3は全体的に重めの曲が多いですが、P4のアレンジ曲なども含めることでバランスが取られていました。本作の新曲”Our Moment””Moonlight Serendipity”もP3らしい雰囲気の曲で良かったです。yukkun20お気に入りの「全ての人の魂の詩」も聞き逃せません。
- フリーモードは難易度をEASY/NORMAL/HARD/ALL NIGHTから選択可能です。個人的にはP4Dより難易度の幅が広がっていました。一応サポート無しに全曲HARDでBRILLIANTを取りましたが、P4Dを先にプレイしていなかったら無理だったかも。
- EASY…初見でもほぼKING CRAZYが取れる
- NORMAL…EASYと大差ないレベルからP4DのHARDに近いレベルまで様々
- HARD…途中で打ち切られることは少ないが、BRILLIANT以上を取るのは結構苦労する
- ALL NIGHT…クリア出来る気がしない
- といっても、難易度を低下させるカスタムが豊富にあり、クリア(そしてトロコン)だけなら初心者や音ゲー苦手でも全く問題ないです。あとはやり込みの域ですので、音ゲーになじみがないと言うだけで敬遠する必要はなさそうです。
- フリーダンスでは、キャラの衣装やアクセサリーを変更することができます。衣装バリエーションもそこそこありますし、DLCも豊富に用意されているので、気に入る衣装は見つかるでしょう。ランダム選択機能もあるので、運任せで決めてもOK。
- COMMUでは、主人公と各キャラとの会話イベントを楽しめます。といっても1対1ばかりではなく、他のキャラが会話に加わることもあり、仲間同士の関係が良好なのがよく分かります。P3では仲間たちの絆が深まるのはかなり終盤で、深まったと想ったら衝撃展開で全員不安定になってしまうので、このような機会は貴重。PQでP3キャラの仲の良さに感動した諸兄はぜひプレイを。若干P5とのコラボもあります。
- あと人間関係が深まると、各キャラの私室を探索することができます。エリザベスが隠したカードを探すのが目的。難易度は低く、おまけ要素という感じが強いですけど、P3ではキャラの私生活はほとんど描かれないので新鮮に感じました。一応PSVRに対応していますが、自分が動いていないのに視界が動き回ると結構視覚への負担がでかいですね。これが3D酔いか。
- あと、キャラクターの着せ替えを堪能出来るCOLLECTIONモードもあります。こっちもPSVRに対応していて、キャラの動きを至近距離で眺めることもできます。アイギスのロボらしからぬ動きも堪能しましょう。
- ただ、P4Dではあった、各曲のライナーノートがなくなったのは非常に残念。
キャラクター
- PCとして選択出来るのは、特別捜査隊の8人+エリザベス+隠しキャラ2人の11人。さらにDLCで6人追加することが可能です。
- 今回もダンスモーションの出来が非常にいいです。各キャラごとの動きのバリエーションが豊富というか、例えばゆかりは手足を柔らかく動かす女の子らしいダンス、風花はパントマイムを取り込んだり手の曲げ伸ばしを意識したりするダンス、明彦だと得意のボクシングを取り込んだスタイルなど、P4の各キャラとも異なるモーションで、見ていて飽きません。
- 今回は菜々子のような異常に可愛いキャラはいませんでしたが、個人的には風花を押しておきたいですね。アイギスも可愛いんですが。のとまみはもっと評価されるべき。
バトル
- 中央から周辺に向けて飛んでくるノートに合わせて、ボタンをリズムよく押すというアクションゲームです。使うボタンは△○×↑←↓の6ボタンにR/Lスティック(またはR1/L1)。
- ノートはシングル、同時押し、長押し、スクラッチの4種類があり、タイミングによってPERFECT、GREAT、GOOD、MISSの4段階で評価されます。GOOD以上で評価が上がり、MISSで評価が低下します。評価が一定以上で曲を終えるとクリア、途中で評価が下がりすぎると中断されて失敗となります。曲を終えても評価が低いと失敗です。
- 「ノートが飛んできていないボタンを押しても減点されない」「GOOD評価が取れるタイミングはかなり広い」というあたりで難易度は抑えられています。
- ただ、長押しの音が鳴るタイミングが打鍵時とずれている曲がある、というけっこうな問題点が未だに改善されていないのは残念。
- 曲には、P4Dと同じようなダンス風、OPムービー風、MV風などいろいろなパターンがあります。個人的にはダンス風が見ていて面白いので、そちらの割合を増やしてほしかったところ。
- ゲームで登場した懐かしい風景が、最新の3Dモデルで見られるのは嬉しかったですね。
総評
- プレイ体験はP4Dと同じなので、すべてプレイするつもりでなければ、好きなキャラが登場する作品をプレイすればいいと思います。とはいえ、P4Dとはキャラクターイベントの毛色がだいぶ違うので、飽きることはありませんでした。このままP5Dもプレイしたいです。
- プレイに慣れたのか、メインストーリーがなかったからなのか、一応P4D同様、全曲HARD以下ですべてBRILLIANT評価を達成しましたが、プレイ時間は20時間ほどでした。フルプライスのゲームでこれはちょっと薄めかも。もっとも、いくらでもプレイ出来ますので音ゲー好きなら問題無いのかもしれません。ALL NIGHTは相当歯ごたえありそうですし。
- 他方、ストーリーや楽曲はあくまでP3あってのものなので、P3を知らない人がこのゲームから入るのはおすすめしません。あくまでペルソナシリーズファン向けのアイテムだと思います。他方、P3のキャライベントの薄さに涙した方には決して後悔させない作品でした。もっと早くプレイすべきだったか。
- PSVRモードはおまけの域は出ませんが、それなりに楽しめました。ただしPSVRでフリーモードをプレイする場合、ゲーム画面を小さめにしておかないと、首をひたすら左右に振ることになり地獄見ますよ。
1 すいません 私はやはり音ゲーには惹かれません
というか早くペルソナQ2の続報がほしいです
ペルソナはRPGがいいです
2 ドットハックGUが終わったらしらばくやるゲームがありません
何かRPGでオススメないですか?
3 逆に自分は今週発売のスイッチ版イース8 おすすめします
2018.06.24 14:05 | by sasa
PQ2、全く続報ないもんなぁ。SQXが出るまで動きはないような気もする。
> 何かRPGでオススメないですか?
僕がプレイしているRPGは、テイルズ、軌跡、ペルソナ、アトリエと完全にかぶっているので、紹介するようなゲームが思い当たらない…ポケモンとか?
2018.06.25 02:09 | by yukkun20