2018-06-04
【ゲーム】ペルソナ4 ダンシング・オールナイト レビュー
人生初の音ゲー。そしてプラチナ50個に王手!50個到達したら、これまでのプラチナを振り返る企画やりたいですね。
ペルソナ4 ダンシング・オールナイト
プラットフォーム | PlayStation®Vita/PlayStation 4(DL版のみ) | |
ジャンル | Pサウンドアクション | |
価格 | 【Vita通常版】6,980円(税込) 【Vita豪華版】9,980円(税込) 【PS4版】ペルソナダンシング オールスター・トリプルパックの特典のみ |
|
公式 | P4D – ペルソナ4 ダンシング・オールナイト – 公式サイト | |
プレイ時間 | 1周目:27時間 |
ストーリー
- PS4から数ヶ月後。都会に戻りアイドル活動を再開していたりせは、復帰イベントとなる「愛meets絆フェス」でのバックダンサー役を悠をはじめとする仲間たちに依頼する。折しも、イベントの公式サイトを真夜中0時に閲覧すると奇妙な動画が流れ、それを見た人は「向こう側」に連れて行ってしまうという噂が流れていた。かつての事件を思い出して訝しむ主人公達だったが、突如りせの後輩アイドルグループのメンバーが失踪していることを知る。悠たちは、失踪事件を解決するため、再び「特別捜査隊」を結成し、向こう側事マヨナカステージの探索を開始する―
- ということで、PS4の正統続編です。詳しいストーリーをここで語るとわかめの呪いを受けてしまうそうなので(誕生すっぞこらぁ!)深くは語らないことにします。
- リズムゲーですが、好きな曲をプレイ出来るフリーモードの他に、ストーリー仕立てのストーリーモードが存在しています。おまけといえばそれまでなのですが、比較的ボリュームもありましたし、何より謎めいた事件あり、友情あり、捜査あり、推理あり、どんでん返しありとP4らしいストーリー立てになっているので、ファンの方なら十分楽しめるのではないでしょうか。特に特定の条件を満たすと見られる「前日談」はP4エンディング時のノリそのままで、P4本編を思い出してしまいました。
- ストーリーモードはEASYとNORMALから難易度を選択出来ます。EASYは初心者にも優しいですし、経験者ならNORMALでも余裕です。総じて難易度は低め。
システム
- フリーモードは全28曲。これは他のリズムアクションゲーと比べるとかなり少ないようですが、個人的には特に不満は感じませんでした。楽曲もP4で人気のある曲はほぼ含まれていますし、P4AやPQなどからも主題歌が採用されています。また本作の新曲”Dance!”も非常にノリの良い曲で感激しました。さすがはペルソナシリーズ。
- フリーモードは難易度をEASY/NORMAL/HARD/ALL NIGHTから選択可能です。僕は今回リズムアクションゲーを初めてプレイしましたが、大体以下のような感じでした。
- EASY…初見でもほぼフルコンボ可能
- NORMAL…初見でもmiss2~3回程度でクリア可能
- HARD…初見でもmiss数回でクリア可能なものから、10数回リトライしてギリギリクリア出来るものまで幅がある
- ALL NIGHT…クリア出来る気がしない
- といっても、難易度を低下させるアイテムが豊富にあり、クリア(そしてトロコン)だけなら初心者や音ゲー苦手でも全く問題ないはずです。あとはやり込みの域ですので、音ゲーになじみがないと言うだけで敬遠する必要はなさそうです。
- フリーダンスでは、キャラの衣装やアクセサリーを変更することができます。衣装バリエーションもそこそこありますし、DLCも豊富に用意されているので、気に入る衣装は見つかるでしょう。ランダム選択機能もあるので、運任せで決めてもOK。
キャラクター
- PCとして選択出来るのは、特別捜査隊の8人+真下かなみ+菜々子+隠しキャラの11人。さらにDLCで2人追加することが可能です。
- 個人的に驚いたのが、各キャラのダンスモーションです。なんというか、人間的に動きがすごく自然というか。ロボットではないので、やっぱり手足がぶれたり反動を殺しきれなかったりするところもあるんですけど、そういうのが自然に再現されています。最近のモーションキャプチャはすごいな。
- そして、キャラごとの動きも、それぞれの性格や背景、特技などをうまく反映されたものになっていて、「ガワが違うだけで中身おんなじじゃん!」という不満は全くありませんでした。
- そしてハッキリ言いますが、菜々子が可愛すぎます。これを見てナナコン(菜々子コンプレックスの略)にならないやつがいるなら連れてこいって話ですよ。
バトル
- 中央から周辺に向けて飛んでくるノートに合わせて、ボタンをリズムよく押すというアクションゲームです。使うボタンは△○×↑←↓の6ボタンにR/Lスティック(またはR1/L1)。
- ノートはシングル、同時押し、長押し、スクラッチの4種類があり、タイミングによってPERFECT、GREAT、GOOD、MISSの4段階で評価されます。最初の2つは評価が上がり、GOODは評価変わらず、MISSの4段階は評価が低下します。評価は5段階で、曲終了時に4以上になっていないと失敗、途中で1より下がっても中断されて失敗となります。
- 「ノートが飛んできていないボタンを押しても減点されない」「GOOD評価が取れるタイミングはかなり広い」というあたりで難易度は抑えられています。
- ただ、長押しの音が鳴るタイミングが打鍵時とずれている曲がある、というけっこうな問題点があります。これは最新のP3Dでも改善されていないようなので仕様かもしれませんが…。このゲームはノートをガン見しながらボタンを押すというより、曲に合わせてリズムよくボタンを押すゲームなので、これは結構残念。
- あとダンスの演出が派手でノート見づらい!という意見もありましたけど、yukkun20は気になりませんでした。まあ他のゲームをプレイしたことがないからですが。
総評
- 音ゲー初めてのyukkun20でしたが、ゲーム部分も十分楽しめました。音ゲー好きな方からはいろいろな評価があるようですが、僕のような初心者でも、曲に合わせてアクションするというリズムゲーの楽しさを教えてくれる良ゲーでした。
- 他方、ストーリーや楽曲はあくまでP4あってのものなので、P4を知らない人がこのゲームから入るのはおすすめしません。あくまでペルソナシリーズファン向けのアイテムだと思います。他方、P4の魅力であるキャラクターの掛け合いはそのままなので、P4ファンなら決して後悔させない作品でした。もっと早くプレイすべきだったか。あえて言えばマリーがDLCなのが残念(前日談を見る限り、P4Gがベースなので、マリーとも友情を深めているはず)
- あと何度でも言いますが、菜々子の可愛さが異常なので、それだけでもプレイする価値がありますよ。
ペルソナダンシングは最初は不安でしたが
世界観にマッチしていて思いのほか楽しめました
ただし アトリエやテイルズには絶対に出すな
2018.06.06 00:49 | by sasa
スタイリッシュなペルソナだから許されている感はありますね。3Dモデルの出来がいいのもすばらしい。これ使ってP3リメイクしてもいいんじゃないだろうか。
2018.06.06 01:13 | by yukkun20