2017-12-04
【ゲーム】英雄伝説 零の軌跡 Evolution レビュー
やっぱり王道とは良いものだ。
英雄伝説 零の軌跡 Evolution
プラットフォーム | PlayStation®Vita | |
ジャンル | ストーリーRPG | |
価格 | 【PlayStation®Vitaカード版】6,090円(税込) 【ダウンロード】 5,040円(税込) |
|
公式 | 英雄伝説 零の軌跡 Evolution | |
プレイ時間 | 1周目:66時間(イージー) 2周目:31時間(ハード) 3周目:15時間(ナイトメア) |
ストーリー
- 帝国と共和国に挟まれた、大陸有数の金融都市クロスベル。政治は腐敗し、裏社会ではマフィアが蔓延り、警察もその信頼を失っているこの都市で生まれた青年ロイド・バニングスは、クロスベル市警察の特務支援課に配属されたことをきっかけに帰郷する。警察内部でも疎んじられる彼らは、失われた警察に対する信頼を取り戻すべく日々奔走する。時に壁にぶつかりながらもそれを乗り越えるうちに、彼らはこの都市を裏から脅かす闇に近づいていく―
- ということで、「空の軌跡」シリーズ完結後、新たに始まった軌跡シリーズ最新作です。空の軌跡では、正義の味方である「遊撃士」が主人公でしたが、今度は警察官が主人公になっています。JRPGでは警察というと大抵敵か無能かどちらかですけど、今作ではきちんと、「遊撃士とは異なる正義の味方」としての立ち位置が用意されていて良かったです。
- ストーリーは一本道ですが、市民のために仕事をして喜ばれたり、謎の遺跡を探索したり、仲間たちとの絆を深めたりと色々なイベントがどんどん起こるので、最後まで中だるみすることなく進められました。サブイベントも豊富で、ついつい寄り道もしたくなりますし。
- 前作までの敵役であった「結社」が濃すぎるメンツだったのでどうなるかと思いましたが、今回もまた濃い敵が用意されてましたね。でも前作をプレイしていると割と早い内に怪しい人に目星が付くというか、パターンが同じのような気がしました。逆に「2作続けてこれが犯人ってことはないよな」というミスリードなのかもしれませんけど。
- 中盤までの細かい伏線が、第4章あたりから一気に回収されてラスボスへ収束する流れは相変わらず見事。軌跡シリーズは王道ストーリーを安心して見ていられます。一応前作との繋がりは薄いですが、前作から続投しているキャラも結構いますので、興味のある方はぜひ空の軌跡からプレイしてほしいですね。
- ストーリーは「次回に続く!」ですが、空の軌跡FCとは違って、物語的には一応きりのいいところまで行っています。しかし重要な伏線がいくつかそのまま残ったので次回が楽しみだなぁ。多分また誰か裏切るんでしょうけど。とりあえず次回の黒幕予想。
- アリオス…主人公達が乗り越えるべき壁として立ちはだかりそうな予感。あるいは娘を人質に取られて…みたいな。最終的には味方になってくれると思う。
- マリアベル…黒の協議会に出席するなど若干怪しい。CVが田中理恵さんなのにちょい役だったのももったいない気がするので。
- ガイ…実は死んでなかった的展開。でも土葬っぽかったのでそれはないか?
システム
- Evolution仕様になってますが、オリジナル版も十分システム的には洗練されていますので、特に問題はないと思います。
- フィールドの美しさは健在。Evolutionシリーズでは初期の作品なのでマップは回転できませんけど、視認性が損なわれないように組み立てられていたのも高評価。また前作のように国中を徒歩で走り回る苦行からも開放され、市内・市外ともにショートカットができるようになったのもありがたい。あとはダンジョンを脱出するアーツかアイテムよろしく。
- 前作でも言いましたが、フィールドでもショートカットキーで、必要なデータベース(モンスター図鑑、捜査手帳、料理レシピ、マップ)にアクセスできるところや、いつでもセーブができる仕様は本当にいいですね。
- あいかわらず会話ログが会話中にも見られないのはどうにかして欲しい…と思いきや、今作はログ機能自体がない!これはやはり残念。
- イベントも、発生させたタイミングなどでかなり細かいセリフ差分があり驚かされました。
キャラクター
- PCキャラは全部で4人+ゲスト6人。ゲストはほんとに短い期間しか加入しないので、基本的にパーティは固定です。防御型前衛のロイド、火力型のランディ、射撃とアーツのエリィ、アーツ特化のティオと役割分担が出来ていますので、それに沿ってクォーツも装備させればいいと思います。
- 主人公達は仲が良く、全員人格者なので安心して見ていられます。ランディとか「女たらし」みたいな紹介だったのでナンパ野郎的なキャラかと思いましたけど、全然そんなことがなくいい兄貴分でした。エリィはお嬢様でありながらそれをは名にかけず、また知識も豊富で正ヒロインっぽいイベントも豊富でした。くぎみーのキーアはものすごい破壊力だし。ロイドは…まあさすがRPG界で攻略王ロイドの名をシンフォニアのロイドと二分するだけのことはある。
- そしてティオ。今回の最高のキャラでしたね。感情に乏しいという設定だったので、きっといつか途中で心を開いて明るい感じになるんだろうなーと思っていたのに、最後まであまり明るくはなりませんでした。だがそれがよかった。時折魅せる笑顔や仲間に心を預けるシーンが本当に光ってましたね。
- またNPCも魅力的なキャラが多かったです。特に軌跡シリーズはオヤジがかっこいい。今回もセルゲイ、ディーター、ダドリーなどロイドたちの活躍を陰に日向に支えてくれたオヤジたちが熱かったです。そのほかのモブたちもセリフがよく練られており、また時間が経つごとにテーマに沿った会話を返すようになっているため、実際に生活しているようなリアルさが有りました。
戦闘
- シンボルエンカウント制。今作は雑魚はやや堅めなので、背後から不意打ちするを基本にした方がいいと思います。割と敵の視界が広いので、意図しない戦闘に巻き込まれイラッとすることもありましたが…とはいえ、レベル差が10を越えると戦闘せずにフィールドアタックで倒せるようになるので、周回プレイではあまり気になりませんでした。
- 戦闘画面はマス目上のフィールドになっていて、行動順が回ってきた順番に、「移動」「攻撃」などのコマンドを選択して戦います。選んだコマンドによって次の行動順が回ってくるまでの時間も変わる、変則的なコマンド制+ターン制です。
- 攻撃には、威力が低く射程も狭いが連発しやすい「通常攻撃」、威力が高く射程もほぼ無制限だが発動まで時間がかかり、回復しにくいEPを消費する「アーツ」(テイルズでいうと術)、威力が高く即時発動するがCPを消費する「クラフト」、CPを全消費するが極めて威力が高く、ターンに関係なく割り込んで使用できる「Sクラフト」を使い分けて戦います。特にアーツは発動までに時間がかかり、その間に敵が動いてしまったり、あるいは詠唱をキャンセルする技を使われたりといいアクセントになっています。クラフトはキャラクター依存ですが、アーツはかなり自由に覚えさせることができるので、育成の自由度はまあまあ。この辺りは前作とほぼ同じですね。
- まだ初期の作品だからか、早送りやオートバトルはありません。トロコン狙うと戦闘勝利1000回を目指すことになるので、これが結構大変でした。次回作にはオートバトルがあるらしいので期待。
- 戦闘バランス的には空の軌跡に比べるとかなりぬるいです。ランディとのコンビクラフト「バーニングレイジⅡ」が強すぎる。あとはティオに上位3属性の最強アーツでも覚えさせておけば大丈夫です。イージー→ハード→ナイトメアでプレイしましたが、全滅したのはナイトメアのラスボス戦だけでした。あとは初見でもどうにかなるレベルでした。
総評
空の軌跡3 進めてますがここでクロスベルの名前が出てきたのに驚きました
このシリーズはもう初期から全体的な構想が出来上がってるのではないでしょうか
ライターの方には脱帽です
yukuさんには早く閃の軌跡をプレイしてもらいたいですね
キャラが2Dから3Dに代わるのでよりイベントも臨場感あふれるものに
なります
恐らく帝国編は軌跡シリーズの中核となる話です
来年の完結編が楽しみですが テイルズの新作と被る予感がする・・
2017.12.07 21:47 | by sasa |
シリーズ完結が予告されているので、yukkun20も安心して閃の軌跡を始められそうです。…来年中にはなんとか。
2017.12.08 01:27 | by yukkun20 |