2017-05-02
【コミック】ケロロ軍曹28 レビュー
ケロロ軍曹の最新巻買ってきました。年に1度しか出ないのに、コミックスをまたがる長編は辛い。
ケロロ軍曹 28
著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
価格:580円
あらすじ
いつも13話くらい収録ですが、今回は4話だけです!(連載時の数話が1話にまとめられているので、量的にはいつも通り)
- ケロロは普通に短編が面白い。相変わらず若者置いてけぼりのオチですが「続!新?征服…最後の…の巻」
- この回で張られた伏線が回収されるのはいつになるのか…「冬樹の世界7不思議 プロローグ…の巻」
- 吉崎先生の趣味が色々な意味であふれてる「冬樹の世界7不思議 ナスカの地上絵編…の巻」
- 最後にかっこよくギロロが登場したけど、なぜかかませの香りしかしない「冬樹の世界7不思議 イースター島の神々編…の巻」
の4本でした。
感想
1年で7不思議のうち1.5不思議しか処理できてない!これいつまで続くんだよ…別に嫌いじゃないけど、日常ギャグの方が面白いのに。特に今回は冬樹が主人公ですけど、彼は非常にアクの少ないキャラなので、やっぱりギャグ成分には欠ける感じがします。
とはいえ、古今東西ナスカの地上絵をモチーフにした話はいっぱいありますけど、いろんな説が入り乱れていて面白いですね。今回の作中で登場した説は初めて見ましたけど、なかなかに興味深かったです。地上絵の研究に生涯を捧げたマリア・ライヘ(ライヒェ)先生の事も初めて知りました。
冬樹「(ナスカは)宇宙人の飛行場だったって説もあるんだ」
タママ「へえ~~ 宇宙人の~」
ケロロ「駅から遠いな…ないな!」
冬樹(宇宙人飛行場説消滅!)
※42ページより引用
これで興味を持って調べたんですが、ナスカの地上絵って「世界の七不思議」(古代版/中世版/現代版)には含まれてなかったんですね…。全然知らなかった。現代ではどうやって描いたのかは概ね答えが出ているようですけど、なんのために描いたのかは永遠の謎なんでしょうね。歴史ってやっぱりロマンだよな-。
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