2017-03-16

【Webコミック】星界の紋章 第22話 レビュー

すっかり季刊更新だけど気にしない!

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

今回も巻頭カラーだ!しかしこうやってみると迫力ありますね。帝国駐在大使とか絶対やりたくないわ。でもこれは5巻表紙に皇帝陛下、あると思います!

さて、前回四カ国連合に対して宣戦を布告した皇帝陛下でしたが、話し合いはもう少し続いています。

理念がない帝国に未来などないという大使達に対してこのセリフ。

そして皇帝の言うような恒久平和など実現したためしがないという大使達に向かってこのセリフです。さすが「その性、傲慢にして無謀」と言われるだけのことはあります。

そりゃこうなるわ。

大使達との会見を終えた皇帝は、軍令長官、そして司令長官(皇太子)と今後の対応を協議します。現在の敵の攻撃はあくまで囮、本命は帝都を急襲することにあるのでは…そう考えた皇帝は、帝都防衛を命令します。

一方、こちらは無事浮揚車を強奪したジントとラフィール。ところがその先には軍の検問が待ち構えていました。

とりあえず前回の経験を通して、ラフィールが嘘をつくのに慣れていないことに気づいたジントは、彼女に余計なことをしゃべらないよう釘を刺します。しかし統合体の検問にあまりに無反応なため、逆に怪しまれる始末。そんなジントが付いた起死回生の言い訳は…

というところで以下次号です。

あとこれは原作を読んだ時から理解できなくて、星界事典からも意図的に省いている情報なのですが、

これってどういう意味なんですか?説明によれば、それぞれの環に含まれる門の数はほぼ同じなんですから、通常宇宙側から門を開いた時にどの環に出るかはほぼ等確率になるはずで、中央部(この場合の中央部とは第7環より内側のこと)に出る確率がことさら高いとは思えないのですが…。

あとこれも原作準拠なんですけど、戦旗1の付録では「中心領域」という言葉は、第1環よりも内側にある、平面宇宙の中心部分(別の箇所によれば「中心円ムージュ」。以下「中心円」という)を指しているのですが、紋章2では第7環より内側の領域を指して用いられています。
この絵では7つの門が中心円に繋がっていたかのように描かれているのですが、実際には7つの門は中心円ではなく第2~第7環に通じていたはずなので、ミスかな…。

あと司令長官殿下の耳が1巻の時よりだいぶ小さくなっている件について。

今回の殿下

珍しく自分のミスについて反省する殿下。もちろん反省の対象はちょっとずれてます。


※画像は第22話より引用

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陛下はまさに「アーヴ」でしたねー。四大使との謁見と、その後のファラムンシュさん、ドゥサーニュ殿下との会話をじっくり描いてくれた米村先生に感謝。検問もアニメでは省かれてたのでありがたい。
「門」の説明については、絵面の印象と違って理解しやすいシーンだと思ってましたが、yukkun20さんが指摘する問題点には全く気づかなかった。私、論理的思考力に欠ける人間だと自覚してるので、それほど気にしてませんが。
それより、皇太子の顔が初登場時とだいぶ違ってる印象ありますが、気のせい?

このシーンは帝国やアーヴのものの考え方を端的に示す大事なシーンですからね。検問がアニメでは省かれていたのはIvanさんからのメールで思い出しました。次回も笑える展開になりそうです。
> 皇太子の顔が初登場時とだいぶ違ってる印象ありますが、気のせい?
おっしゃる通りかと。1巻ではもっと端整な顔立ちだったんですが、なんかがっしりしたような。

>1巻ではもっと端整な顔立ちだったんですが、なんかがっしりしたような
赤井さんに則ってましたよね、元々は。

ドゥサーニュの赤井さんイラストってありましたっけ?思い出せない…
追記:断章3の表紙にあったか…

その前にアニメのキャラ原案は赤井さんでしょ!?

あれ、そうでしたっけ?いやラフィールとかのキャラ原案が赤井さんなのは当然存じてますけど、その他のほとんどのキャラは別の方がキャラデザされてたんじゃなかったでしたっけ。

いやいや、「ジントとラフィールだけ描けばいいかと思ったら、結局30人くらい描いた」と「紋章ハンドブック」でおっしゃってますよ。多分戦旗を入れればもっと…。

おお、確かに。

(そうでしたっけ?とツッコまれて、一瞬自信なくしたんだよね…。でもビジュアルファンブックにレクシュさんやトライフさんの赤井デザインあったの、覚えてたし…。でもあれホントに赤井さんだったんだろか…。と悩んでたら、ハンドブックの赤井証言を見つけてホッと一息。これでドヤ顔が出来るw)ドヤァ!

いやはやお見それ致しましたw

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