2012-03-15

ネギま! 最終回

ネギま!が最終回を迎えましたね。赤松先生ひとまずお疲れさまでした。各キャラの後日談という王道の終わり方でしたね。

なんとなくいくつか大事な伏線を投げっぱなしで終わってしまったのが残念です。マガジンの看板漫画だったんですから、広げた風呂敷をたたむ暇はあったんじゃないかなぁ。前作のラブひながかなりキレイな着地を見せたことから考えると、少し残念です。赤松先生がネギま!はオワコンだと言ってたことを考えると、作者の熱意が薄れてしまったのかもしれません。

赤松先生の描くバトルは面白かったですけど、やっぱり終盤は少年漫画の例に漏れずインフレバトルになってしまったのはちょっと残念でした。個人的にはエヴァ戦とかリョウメンスクナノカミ戦とかが良かったと思うんですよね。ネギはまだ子供だし、最強キャラの一角になってしまうより、それを追いかけている姿の方が似合っていたように思います。それからタイムトラベルについては並行世界説をとっていましたけど、それについてもフォローなかったしなぁ。結局超の来た不幸な世界はそのまま残っているわけで、何のための世界改変だったのかなぁと思わなくもない。

それから個人的にはラテン語担当のアシさんが抜けてしまったのは痛かったなぁ。あれでコミックスのおもしろさが2割は減った。

とはいうものの、これほどの長期間にわたり、これほど面白い漫画を提供して下さった赤松先生の技量には感服するばかりです。大量のヒロインを登場させながらそれぞれに見せ場を作り、萌え漫画の新しい境地を開いた功績も決して軽くはないでしょう。しっかり充電して、次回作も素晴らしい作品にしてもらえればと思います。

だがドラマ版とアニメ版、オメーらはダメだ。

そういえば同じくマガジン掲載中の「さよなら絶望先生」もあと10週とか。やはりライバルがいないとダメか。それにしてもこの2つが終わっちゃったらもうマガジン読むものないなぁ。

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