2015-12-21
【コミック】放課後さいころ倶楽部6 レビュー
ボードゲーム仲間の一人がこのたび結婚することに。もちろん喜ばしいので全力で祝福しますが、さらにボードゲームをプレイする機会が少なく…
放課後さいころ倶楽部6
著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円
レビュー
アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第6巻です。全5話でゲームも5つ。ついに連載も4年目に入りました。長期連載と言ってもいいのではないでしょうか。やっぱりみんなボードゲームが好きなんですね!
前巻まではメインストーリー(翠のゲームデザイン)が進行していましたが、今回は作中の舞台が年末年始と言うこともあり、仲間内でゲームを楽しむ短編5つの構成になっています。今回は知っているゲームと知らないゲームが半々でしたが、知っているゲームもルールについてはほとんど無知だったので興味深く読めました。おまけに番外編では作者おすすめのゲームの紹介マンガもあったりしてちょっとお得な気分に。
しかし中道先生の描く女の子はいつ見ても可愛いですね。歯の描き方がポイントだと個人的には思うんだよなぁ。
今回題材になっているゲームは、
マス目上のボードにホテルを建て、ホテルチェーンを拡大し、他のオーナーにそれを買い取らせることでお金持ちになることを目指す、M&Aをテーマに据えた歴史的名作ゲーム「アクワイア」。
モノポリーもそうですけど、アメリカらしいビジネスをモチーフにしたゲームですね。
テトリスのようなブロックを、角が接するように置いていき、もっとも多くのブロックを万丈に置いたプレイヤーが勝ちになる、対戦型パズルゲーム「ブロックス」。
ルールが簡単で、短い時間で視覚的に楽しめるので、ファミリー向きのゲームかもしれませんね。
男性役と女性役のプレイヤー2人が組になり、男性はアクション性の高いゲームでお金を稼ぎ、女性はそのお金を使ってオシャレな衣装を購入し、誰が一番美しく着飾れるかを決めるという、性格が出そうな「レディース&ジェントルメン」。
作中でしていたとおり、カップルでプレイしたいゲームですね。いつかそういう彼女が出来たときのために覚えておこう。
各プレイヤーがそれぞれお題に沿った答えを粘土で作り、それが何なのかをお互いに当て合うというこれまた子供が喜びそうな「バルバロッサ」。他人の作った粘土細工の正体を当てるのはもちろん、自分の作った粘土細工の正体をうまく当ててもらうことで得点が入ります。正体が早く見破られても、全然見破られなくてもダメで、適度に見破られる方が高得点なので、それを考えながら造形をしていくことになります。
逆に大人の方が面白く遊べるような気がします。固定観念とかに流されすぎて。
ボードゲーム好きなら知らない人はいないほどの不朽の名作「カルカソンヌ」。地形の描かれたタイルをつなげて大きなマップを作り、その中に都市や道路などを作り、自分の駒を置いて得点を重ねていくゲームです。
手番で出来ることが非常に限られているわりに戦略性が高く、各地で大会が行われていますね。バリエーションも豊富ですし、これアニメやゲームなんかとのコラボしやすいと思うんですよね。
の5つでした。
あーすごろく屋(このマンガの製作協力をしているボードゲームショップ。高円寺にある)に行きたい。
あと全然関係ない話題で恐縮ですが、「天元突破グレンラガン」に再始動の噂があるみたいですね。
リメイクかな、それとも新章?グレンラガンといえば、ボクの心で選ぶ名作アニメ第2位にランクインしている超名作ですからね。これは期待します。
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