2015-09-13
【ドラマCD】ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 ~ロデオライド・ツアー~ THE FIRST PART レビュー
おなじみ「なんで今頃」シリーズです。今回は10年前(2005年)に発売されたこちらのドラマCD。
ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 ~ロデオライド・ツアー~ THE FIRST PART
Yukkun20's Association Secrète
2015-09-13
おなじみ「なんで今頃」シリーズです。今回は10年前(2005年)に発売されたこちらのドラマCD。
ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 ~ロデオライド・ツアー~ THE FIRST PART
あらすじ
ロイドたちの活躍により、世界が統合されてから1年―ミズホの里の頭領・藤林しいなは、頭領として忙しい日々を送っていた。そんなある日、ゼロスが里を訪れる。神子としての役割も終え、世界を当てもなく気ままに巡るたびに出たい、ついては自分に付いてきて欲しい―相変わらず脳天気なことを言うゼロスを、しいなは怒って里から追い出した。しかししいなはテセアラ王から、ゼロスがテロリストたちに命を狙われていることを聞かされる。無関係な人々を巻き込むことを避けるために旅立ったゼロスの真意に気付いたしいなは、後事を仲間達に託し、単身ゼロスを追いかけるのだった。
ゼロスは相変わらず飄々とした態度を崩さないが、しかし決めるべき時は決める、その姿も健在だった。あるときは、ゼロスは熱に倒れたしいなをかばいながら刺客と命がけで戦う。あるときは、子供達に夢と希望を与えたいというリーガルの願いに応え一肌脱ぐ。こうして旅を続けるうちに、ゼロスとしいなの距離も次第に縮まっていくのだが―
感想
このドラマCDは上下巻構成になっていて、今回は上巻のレビューです。上下巻とも初回特典としてボーナストラックが付いていて、上巻は発売当初に初回分を確保していたのですが、下巻は購入するのを忘れており、気付いたときには初回版はどこにも無い状態に…。当時秋葉原を何時間探し回ったことか(比喩ではなく実話)。
結局見つからず、そのまま10年の月日が流れたわけですが、先日Amazonに初回版が流れているのを見つけて無事購入。10年ぶりに上下巻がそろったので聞くことにしたわけです。
上巻だけは10年前に聞いているはずなんですが、全く覚えていないのである意味新鮮に聴けました。
内容としてはゼロスかっこよすぎというところに尽きますね。本編でもラタトスクでもゼロスはかっこいいんですが、主人公のロイドよりも三枚目の側面が強調されているせいで、かっこよさは影に隠れがちでした。しかし今回は(ほぼ)主人公ということで、シリアスゼロスを十二分に楽しめます。しいなを守るために素手で暗殺者と戦う羽目になって、しいなに心配掛けないよう別れを告げた後、敵の前に出て行くシーンは泣けました。普通こういう展開の場合、ぼろぼろになりながらも辛勝か、仲間が助けに入るかどっちかでしょ。なのに普通に素手で勝ってるのもゼロスらしい。
しいなもいいですね。岡村明美さんも感情の起伏が大きいしいなを上手に演じて下さっていて、物語に没頭出来ました。
そしてボーナストラックは、小野坂氏と岡村さんの対談になっています。下巻の内容についてやたらふわふわした話しか出来ないのは、収録当時に下巻のプロットを知らされていなかったからなのか。10年前とは思えない、今と変わらぬ小野坂氏と岡村さんのやりとりを楽しめます。10年待った甲斐があった…かな。
23:39 | レビュー > ドラマCD | テイルズ オブ シンフォニア | (0)
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